2009年 02月 06日

〇「おっさんは世界の奴隷か-テースト・オブ・苦虫6」 町田康 中央公論新社 1680円 2008/11

b0037682_8445443.jpg 町田康がいうところには、彼が作家業以外にやっているパンク歌手というのは因果な商売らしい。なんだ、コンサート会場で歌うだけじゃん、そんな風に思いがちだが、作詞作曲もしなけらばならんというのが、因果な理由らしい。

 これは、例えば作家でいうところの、さあ書こうと思ったとき、原稿用紙に書かねばならん、では原稿用紙を作らねば、木を切って製紙工場にて紙漉なんどをして拵えて・・・そうことと同一なぐらい因果だということである。

 酒飲みが、まぐろで一杯やりたいなあ、なんて思ったときに、遠洋まぐろ漁船に乗り込み、長い長い航海を経て、やっと食卓でまぐろで一杯にありつける、それと同じくらい因果なことだという。

 そういう馬鹿話にお付き合いしたい人にお薦めの一冊、っていうか、もうシリーズ6作目。評者は、全部お付き合いしてきたのことども。おっさんで世界の奴隷なので、そのくらいの息抜きがなきゃ、人生は因果かも、うくく。(20090131)

※ちなみに、題名と中身は一切関係ないよ(笑)。(書評No858)

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by kotodomo | 2009-02-06 08:45 | 書評 | Trackback | Comments(0)
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