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「本のことども」by聖月

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2009年 09月 05日

2009年8月に読んだ本のことども(リンク:読書メーター)

8月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:2801ページ

身の上話身の上話
▲佐藤正午版『シンプルプラン』スコット・スミス風味。ノワールに軽妙という表現は妥当ではないかもしれないが、軽妙なノワール。ただ、行き当たりばったりの女性の行動様式が中心に据えられているので、あの透明感のある佐藤節は封印(多分、わざと)。そこが、かねてよりの佐藤正午読みには不満。手法は買うんだけどさ。
読了日:08月31日 著者:佐藤正午
螻蛄螻蛄
◎◎待ってましたのシリーズ第4弾。しかし、なんで桑原は二宮を使うのか?もっとユースフルなやつを使いそうなのだが(笑)いつも以上の面白さ痛快度ながら、今回の裏事情は少し込み入っていたような。
読了日:08月31日 著者:黒川 博行
ミステリー通り商店街ミステリー通り商店街
▲小説としてではなく、新喜劇と思って眺めなさいって感じかな。途中、素人書評家に対する批判、警告的な部分があるが、本書自体が評価されるべきレベルにないと、自己矛盾をはらんでしまうのだなあ。
読了日:08月30日 著者:室積 光
新世界より 下新世界より 下
△上巻で気づくべきだったが、よくよく考えてみると、本書はSF少女小説漫画風なわけで・・・なんか読書した、読破したという気がしなかったことども。
読了日:08月19日 著者:貴志 祐介
新世界より 上新世界より 上
〇想像力はあるんだけど、冗長さは否めない。あと、登場人物たちの行動パターン、思考パターンもちょっと理解しずらいなあと思いながら、下巻へ突入。
読了日:08月12日 著者:貴志 祐介
遠い響き遠い響き
△暴風雨の中で出会った男の問わず語りの「冒険譚=愚かな生きざま」を読まされるわけで、単独の小説としては・・・藤谷治版安部公房小説と読めば、新たな文学の抽斗としての評価も可能?
読了日:08月09日 著者:藤谷 治
任天堂 “驚き”を生む方程式任天堂 “驚き”を生む方程式
◎子供のために買ったWiiフィット。凄いコンテンツなのだなあ。最近子供たちもやっていないし、早速やるべ。それにしても、任天堂の方程式のない方程式は凄いとしかいいようがない。無借金経営に、開発費を惜しまない体質・・・蛇足だが、マジックハンドとか、レーザー光線銃とか、子供の時憧れていたあれも任天堂だったことにびっくり。
読了日:08月05日 著者:井上 理

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by kotodomo | 2009-09-05 08:10 | 読書メーター | Trackback | Comments(0)


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