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2009年 09月 11日
◎◎「螻蛄」 黒川博行 新潮社 1995円 2009/7
 いやあ、二宮(建設コンサルタント:一応主人公)と桑原(イケイケ経済ヤクザ)のコンビのこのシリーズ、相変わらずの面白さ。それと、毎回パターン化してきているのが、この二人が北朝鮮や沖縄を舞台になんて、都度場所を変えてのお話なのだが、今回は・・・東京(二人は大阪在住)。で、可笑しいことに、あのイケイケの桑原が、これまで東京に行ったことがない!というわけで、誰でも知っている東京で、二人の未知の冒険が繰り広げられた・・・かなあ?(笑)。なんか、場所はどこでもよかったような気がするなあ(笑)。・・・まあ、大阪や、京都や東京でドタバタするお話なのです。

 しかし、毎回思うのだが、桑原ともあろう場馴れしたヤクザのお方が、なんで二宮のようなヘタレ男とつるもうとするのかがわからない。もっと、役に立つユースフルなヤツが居そうな気もするのだが・・・まあ、二宮がヘタレだから、このシリーズ面白いんだけどさ。

 今回は、お寺さん、坊主、宗教紛争、お寺さんのお宝さん、そんなのを題材にしながら物語が進んでいくのだが、いつもに比べて謎が少しだけディフィカルトなので、そこが少し難点かな。(20090831)

※『疫病神』『国境』『暗礁』そして本書『螻蛄』へと続くこのシリーズ、読むべし、読むべし、べし、べし、べし!!!(書評No907)

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by kotodomo | 2009-09-11 10:14 | 書評 | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from 本読みの記録 at 2009-12-02 22:56
タイトル : 坊主丸儲け:螻蛄
螻蛄作者: 黒川 博行出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/07メディア: 単行本 黒川博行の二宮・桑原シリーズ。 「暗礁」では沖縄が、「国境」では北朝鮮が舞台だったが、本書の舞台は東京だ。 ...more
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