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「本のことども」by聖月

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2011年 03月 05日

室積光のことども

室積光のことども_b0037682_17484758.jpg  ◎ 『都立水商(おみずしょう)』
◎◎ 『ドスコイ警備保障』
  ◎ 『小森課長の優雅な日々』
  〇 『ハダシのカッちゃん』 ※児童書
  〇 『スパイ大作戦』
◎◎ 『記念試合』
  ▲ 『ミステリー通り商店街』
  〇 『史上最強の内閣』

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※特別付録「聖月オフ会in鹿児島のことども」2004/1/24
嫁さんが問う“明日、飲み会でしょう?”評者は答える“オフ会だよ、俺の”。嫁さんが首を傾げる“オフ会って何?”ヤフーBBが結局ひけず、相変わらず自宅ではオフラインな我が家の嫁さんは、何がオンで何がオフなのかチプンカンプン???

ということで、1月24日がやってきた。全国津々浦々から、聖月ファンがぞくぞくと集結する日である。“聖月さんにひと目会いたい♪”“聖月さんの声が聴きたい♪”“聖月っちと同じ空気が吸いたい!”そんなOLやら主婦やら女子高生が何人来るのであろう?ホテルの会場を借りたほうがいいのか?いや、長渕剛がライブをやった鴨池球場で屋外特設ステージ&特大スクリーン付きが必要か?ということは、この初めてのオフ会、やはり電通とかイベントに強い業者に委託したほうがいいのだろうか?チケット制にすべきか?警備員は?

結局、参加者は6名(笑)。電通も警備員もいらなかったべ。でも東京からリンク先の八方美人男さん来る!『都立水商!』『ドスコイ警備保障』の著者室積光氏来る!あと、どうでもいい、old_roseさん、松太郎さん、ヤムヤムジローさん来やがった!という大イベントだったのである。

まずは、当日鹿児島空港で八方美人男さんを出迎え。ドキドキしたぜ!普段ネットの世界では会話してお知り合い状態なのだが、いざ現実世界で会うとなると。まあ、評者の場合はネット書評では珍しく顔もオープンにしているから、先方はわかるにしても、こちらはお顔の想像もつかない。八方美人男さん、どんな人だろう?どんな本でも八方美人に誉めるから付けたHNだという話だが、美人という言葉が付いているということは、美人な男なのかな?いや、待てよ。女かも♪評者のHNだって聖月(みづき)なんて女性的だけど、実際には魅力的でダンディな男。もしかして女かも♪ああ、八方美人男さんに早く会いたい!!!そして、待ち合わせの場所に現れたのは…(つづく)

(つづき)初めて会うということで、八方美人男さんは青いバンダナを目印にしてほしいとのこと。ゲートから人が出てくるのを注視する評者。見逃すまい、見逃すまい、青いバンダナ、月が蒼い晩だな今夜は、青いバンダナと思って注視。どうもいけない。青いジャンバー、青いスカート、とにかく青い物を着用している人が視界に入るたびに緊張マット、蚊取り線香なのである。早く出て来い、八方美人男さんやーい!そして、待ち合わせの場所に現れたのは…(つづく)

(つづき)省略。

鹿児島市内へ向かう評者のコンチキ号の中で、本談義、読書談義に花が咲く…えっ?コンチキ号?キミたちは、自分の愛車に名前をつけていないのか。ああ、そう、普通つけない?ふ~ん。じゃあ、言い直そう。鹿児島市内へ向かう評者の車スズキアルト業務用4ナンバー税込み価格75万ポッキリ、オプション一切なし、助手席のところにカーブでつかまる取っ手もない、の中で、本談義、読書談義に花が咲く。舞城王太郎、清涼院流水その他諸々。城山展望台到着。桜島を見ながら市内一望。評者が八方美人男さんに観光案内をしていると、折りよくバスガイドさんがお客さん連れてガイドを始める。ウンウン、聞き耳を立てるアイドルネット書評子二人の図。そして本談義、読書談義に花が咲く。阿部和重、池永永一その他諸々。これ以上男二人の道行きを紹介しても、色がねえな。以下省略。そう男二人。八方美人男さんは男だったのである。

メインイベント会場「もつ鍋万十屋」に予定通り6人が集合。“ねえねえ聖月さん~”“そう言えば聖月さん~”という風に、主人公である評者が話題の中心に…ならず、そこは有名作家であり元々は役者である室積光氏を中心に場が盛り上がる。「翔ぶが如く」「3年B組金八」先生にも出演した有名俳優福田勝洋こと馬鹿売れ作家室積光氏の話の面白いこと。作家として脚本家としてアイディアがあり、役者としてそれを表現する能力に長けているわけだから、もう盛り上がって盛り上がって。一切アルコールを口にしないのに喋り捲る室積光氏。でも、主人公は一応私なのに…。まあ、いいか。かようにして盛り上がった「室積光氏を囲む会in鹿児島」。メニューは黒豚しゃぶしゃぶ食い放題、飲み放題、室積光氏喋り放題の3,800円税別。3,800円で作家さんの話が聞けて、質問してお答えいただいて、持ち寄った本に「○○さんへ」のサインまで戴いて、その上美味しい物が食い放題、ついでに飲み放題。スッゲーお得じゃないかい?主人公は一応私なのだが…。以下省略。

翌日は、八方美人男さんと約束して、霧島温泉へ行ってお互いのものをくらべながら温泉につかろうという計画を立てていたのだが…朝、起きると外は雪。評者の住む高台の団地は雪まみれ。リンク先、八方美人男さんの八方美人なイベントのところに、既に鹿児島オフ会レポートがあがっているのだが(是非、ご覧あれ)、その中に少し誤解がある。朝私が電話してきて“雪で車が出せない”と言ったような記述がある。少し違う。朝、6時に起床。外の雪に驚いた評者は、寝坊が行けない原因じゃないよ、との意味も込め、朝6時半には八方美人男さんに電話。今日は会えない旨を伝えたのだが…車を出せないのではなく、評者の住む高台、坂が険しく車を出せないどころか、公共交通機関もストップしてしまって、区域から脱出できない状況だったのである。ところで、八方美人男さんのレポートを読むと、翌日評者に会えず残念、もっと話がしたかったと書いている。評者も同感、霧島温泉につかりながら、お互いのモノをくらべられなくて残念だったのである。

さてと、次のオフ会を計画しなきゃ。次は東京で…。

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by kotodomo | 2011-03-05 14:30 | メモる | Trackback(1) | Comments(4)
Tracked from ついてる日記 at 2005-05-10 22:13
タイトル : 小森課長の優雅な日々
小森課長の優雅な日々 室積光 双葉社 このアイテムの詳細を見る  小さな幸せを周りの人に与えてくれる人がいる。1つ1つの幸せは小さなものでも、それを積み重ねれば大きな幸せになる。  逆に、小さな不幸を周りの人に与える人がいる。それを積み重ねれば大きな不幸になる。そんな人間に相応しい罰を与えなくちゃと小森課長は考えた。そして、実行に移した。その日から彼の人生は変わってしまった。  室積さんのこれまでの作品「都立水商」「ドスコイ警備保障」はかなりお笑い度が高くて楽しい作品だったけど、...... more
Commented by Roko at 2005-05-10 22:16 x
聖月さん☆コメント&TBありがとうございます。

室積光さんの作品ってあんなに面白いのに、知っている人が少ないのって残念ですよね。
応援販促部長殿、是非とも広報活動に励んでくださいませ。
Commented by 聖月 at 2005-05-10 23:38 x
なんかですねえ、今書いている作品は戦争を題材にしたものだと、ご本人と3月にお会いしたとき言ってましたよ。
『都立水商』で10万部くらいと言ってましたねえ。
本当にもっと売れてもよさそうな。あ!漫画都立水商は結構売れてますって。原作料がって(^.^)
Commented by 浅谷 at 2008-03-31 09:51 x
コメントではご無沙汰してましたが、「本のことども」は読んでます。
東京でオフ会されるときはぜひ私めも馳せ参じさせていただきたく思います。日程決まり次第国技館或いは東京ドームあたり、押さえましょう。
Commented by 聖月 at 2008-03-31 11:10 x
おお浅谷さん お久し振りです(^.^)

この2年間、オフ会からは、なんだか遠ざかってしまいました。
でも、東京でやる際には是非お声かけしますよ。
2月から、家族の住む鹿児島に蟄居していますが、毎月のように東京へは出ております、はい。

先週は、銀座と広尾と向島で遊んだのことども。


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