2004年 12月 03日
◎◎『ハサミ男』 △『美濃牛』 〇『黒い仏』 ◎◎『鏡の中は日曜日』 〇『樒/榁』 〇『キマイラの新しい城』 殊能将之公式ホームページ『mercy snow official homepage』 書評一覧 ↑↑↑「本のことども」by聖月書評一覧はこちら
by kotodomo
| 2004-12-03 12:50
| メモる
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Comments(2)
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from Breezy days
at 2005-02-27 21:54
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from 読んだモノの感想をわりと..
at 2005-05-07 10:09
タイトル : 美濃牛 (殊能将之)
殊能氏の二作目にして石動戯作シリーズ第一弾。 わたしは横溝正史氏の長編をほとんど読んでいるのですが、推理の部分より雰囲気作りとか盛り上げ方が好きだったりします。特に地方を舞台にした作品群。一線を超えてしまったコテコテさと時代性があいまって、ほとんどファンタジーです。推理部分の満足度に関わりなくトリップできるのが何より! 『美濃牛』はそんな横溝作品のへオマージュ(賛辞)的な作品。おなじみの舞台装置が数多く登場します。僻村、洞窟、わらべ唄、芝居がかった地名、猟奇的殺人などなど。心地良い懐かし...... more
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from 読んだモノの感想をわりと..
at 2005-05-08 09:50
タイトル : 黒い仏 (殊能将之)
ネタバレです。 石動戯作シリーズ第二弾。 本格ミステリーとサイキック・ホラー(なのか?)の抱き合わせなんですけど、中盤までは本格ミステリーと見せかけておいて、後半でサイキック・ホラーに変貌させて本格ミステリーの構図をひっくり返してしまう、という一種の“ちゃぶ台ひっくり返し”小説(参照『巨人の星』)です。 前作『美濃牛』より贅肉が削ぎ落とされていて、最後まで一気に読ませてくれました。特に後半は予断を許さない展開。面白かったです。 ただし後味は物足りなかったかな。 このタイプの作...... more
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from 読んだモノの感想をわりと..
at 2005-05-15 12:14
タイトル : 鏡の中は日曜日 (殊能将之)
石動戯作シリーズ第三弾。 『鏡の中は日曜日』は前作『黒い仏』(別掲)と同じく“ちゃぶ台ひっくり返し”小説(参照『巨人の星』)です。『黒い仏』ではちゃぶ台のひっくり返し方が手ぬるく感じられて辛く当たってしまいましたが、こちらの方は楽しませてもらいました。どんでん返しの構図は滅茶苦茶ベタなのですが、周到な仕掛けで大きな効果を引き出しています。一本取られました。 驚きの大きさもさることながら、推理小説の虚構性を揶揄するような仕立てもなかなか毒があって楽しめました。 実際に起こった事件に基づく推...... more
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from spoon::blog
at 2005-08-04 18:27
「黒い仏」ではムキーッ(●`ε´●)でしたけど、
「キマイラ~」は笑って受け入れられました。 あの作風に慣れてきたんでしょうか? 最近では次作が気になって仕方ありません。 不思議とクセになるシリーズです。
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おほん、実は私クロフツはわりといけたんですよ~(^.^)
ただ、途中で出てきた白鳥嬢?はどこいったんだ~ってのはありましたけど。 でもキマイラの落ちもあまりクロフツと変わらないような(笑)でも、途中の描写が面白いですね。私の場合、途中が面白きゃ結構評価よくなりますので(^^ゞ 一番駄目だったのは美濃牛でした。な~んか、昔の小説を読んでいるようで。 |
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