こてこての博多弁にハードボイルドという評判を仕入、読んでみることに・・・博多弁がなかったら、ハードボイルド度もあまりないわけで(本書の場合、どこがハードボイルドかというと、主人公がなんのために行動を起こすのかが意味不明なところ)、まあ日本ミステリー文学大賞新人賞ということなので、素人にしては合格点なんでしょうか。初っ端で謎の女子高生と出逢うわけで、おじさん読者としてはそこから二人のオモロイ関係が始まるのかと期待したが、さにあらず・・・う~む、面白そうな材料が散見されるが活かしきれなかったのが残念。