「本のことども」by聖月

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2012年 06月 17日

◎◎「バイ貝」 町田康 双葉社 1260円 2012/3

b0037682_11036.jpgようやっと「きれぎれ」「夫婦茶碗」の町田康が帰ってきた感じで、日本語の操りも町田らしくキレがあり、最近の短編集のような手抜き感がない。じゃあ、どんだけ面白いのかというと、基本的には思弁的な男が家の中で野菜炒め作って写真を撮るだけ、要するにいつもの作品と同様、色々述べたけど結局は何もないよ、みたいな作品なので、まあ町田康初心者は、先述の二作あたりを読んで好悪を判断してから読みましょう。文章や言葉を舐めるように読んだが、それに耐えられる新しい日本語の表現のオンパレード。結局、題名の意味はわからなかったが。
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by kotodomo | 2012-06-17 11:00 | 書評 | Trackback | Comments(0)
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