「本のことども」by聖月

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2012年 10月 07日

◎◎「僕らのご飯は明日で待ってる」 瀬尾まいこ 幻冬舎 1365円 2012/4

b0037682_1252951.jpg最高に爽やかな傑作恋愛小説。内に籠った青年の日常からの描きだしに、再生の物語?と思いきや、それ以上の物語。連作短編集のような章立てをとりながら、二人の男女の高校生活描写から、少しずつ物語は未来へと進んでいく。とにかく、読むべし!理屈などいらないお薦め小説。実に中身が健康的なのである。ただなあ、途中で縁があったえみりという名の女の子が可哀そう。可愛くて育ちもよくて素直な彼女が、なぜにフラれてしまうのか。なぜにフラれなければならないのか。ああ、可哀そうで仕方ないというのが中年男性読者からの唯一の欠点かな。
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by kotodomo | 2012-10-07 12:51 | 書評


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