2015年 08月 02日
7月の鑑賞メーター 観たビデオの数:8本 観た鑑賞時間:820分 ずっとあなたを愛してる [DVD] いい映画でした。英国映画で、中々の助演をみせたクリスティン・スコット・トーマスがフランス映画で主演を張っているという理由で鑑賞。英語も仏蘭西語もペラペラなんですね。最初は、重いテーマの映画を観始めたと思ったが、プチハートウォーミング。多くの人のちょっとした良心が描かれた映画。監督名に見覚えがあるなあと思い調べてみると、この人の小説「灰色の魂」は既読でした。面白くない、難しい小説でしたが、映画はわかりやすい。主人公にだんだんと化粧っ気が出てくるあたりも、いい演出かもです。1カ所だけ意味のわからないシーン? 鑑賞日:07月26日 監督:フィリップ・クローデル それでも夜は明ける コレクターズ・エディション(初回限定生産)アウターケース付き [DVD] たとえ事実だとしても、最初から最後まで救いのない場面の連続で、心も疲弊し、娯楽のためにDVDを借りる身としては、娯楽とは程遠いものだった。奴隷にしても、例えば監獄の話にしても、そして戦争の話にしても、酷い話は、映像で観たくない。というか、「観る」という文字すら不適切に感じる。今後は自省し、やはり共感しながら観ることのできる、ラブコメ、ロマコメ、爽快ストーリー、そのくらいのジャンルの確認だけはしてから借りなきゃ。今回の視聴で寿命が少しすり減ったような倦怠感。いい映画、大事な映画かもしれないが、私にはヘビー。 鑑賞日:07月20日 監督:スティーヴ・マックィーン 25年目のキス [DVD] 25歳の女性記者が高校に潜入したら?それだけの映画。ひとつだけ、たったひとつだけ、いかしていることがあって、それはエンドロールで、監督、出演者その他の高校アルバムからの切り抜きが流れるところ。 鑑賞日:07月20日 監督:ラジャ・ゴズネル メリーに首ったけ [DVD] マット・ディロンを名画座で観ていたのが学生時代。1985年ごろ。あれから30年。当時の野性味が抜けて、インチキ臭い役で再会。調べてみると、ずっと映画俳優やってんですね。この映画自体は、ちょっと下ネタがしつこいのと、そのシーンがちょっと長め。一か所だけ、笑いました。ワンちゃん蘇生シーン。あと、エンディングのビデオクリップみたいのもナイスでした。ちょっとドタバタし過ぎで、感情移入はできない映画だが、高校生時代のキャメロン・ディアスもナイス。 鑑賞日:07月19日 監督:ボビー・ファレリー,ピーター・ファレリー 銀河ヒッチハイク・ガイド [DVD] 原作は、翻訳家、大森望の言葉を借りれば「バカSFの歴史に燦然と光り輝く超弩級の大傑作」らしいのだけど、映画はスプラスティックで、ドタバタで、とにかく粗筋なんてあったものじゃない。ジョークなシーンも多いのだけど、イマイチ。これまで、SFなんて観てこなかったのだけど、たまにはと思ったのが大間違いでした。チープな感じの映像なんだけど、きっと金をかけた映画なんだろうな。イギリス的といえばそうなんだけど、ハリウッドに持っていったらB級な感じは否めない。DVDにはメイキングや未公開映像まで収録されているけどイマイチ。 鑑賞日:07月19日 監督:ガース・ジェニングス About Time [DVD] [Import] 「バタフライイフェクト」を観た時もそうだったが、私はこの手の話の小説を、多分普通の人より多く読んでいるので、この手の話だとわかった瞬間、少しがっかりする。最終的には、巧く構成されているんだけど、共感ができるようなリアルさが個人的に物足りないのである。まあ、この映画で共感できた部分は、そういえば幼い子供と過ごした時期があったよなあ、あのときはヤングで今よりエネルギーのあるパパだったよなあという懐古くらいである。しかし、英国映画を観るといつも思うのだが、ハリウッド映画と比べて、家の居住面積が日本くらい狭いな。 鑑賞日:07月12日 監督: そんな彼なら捨てちゃえば? [DVD] アメリカ版「ラブ・アクチュアリー」。英国版と明らかに違うのは、その他大勢が美男美女、っていうか、英国映画はなんで主役級以外、普通なんだろう(笑)この映画の特徴は、主役級がみんな脇役ってところかな。とにかく豪華。クレジットで誰をトップに持ってくればいいのだろうって感じ。多分、ドリュー・バリモアをもう一本くらい観ようと思って借りたはずなんだけど、ベン・アフレックにジェニファー・コネリーにと、いつか行きつく映画だったんだろう。ラブ・アクチュアリーには敵わないけど、ベン・アフレックのあのシーンにはジーンときたなあ 鑑賞日:07月12日 監督:ケン・クワピス ラブソングができるまで 特別版 [DVD] 予想以上にというか、たいして面白くない、水戸黄門的な面白さ、なんて思って観始めたけど、これは面白かったでした。水戸黄門という比喩が、正しいのかどうかわからないけど、いつものヒュー・グラント主演映画って意味で。邦題は、そのままですな。決して比喩ではなく、ラブソングが出来るまでのお話。昔のポップ歌手と、素人作詞家の物語。ビデオクリップからのスタートシーン、ブッダでセクシーな音楽、静かなデュエットと、音楽の挟まれ方がポップな映画。ラブコメというよりは、ロマンティックコメディかな。最後はマジソンスクエアガーデン。 鑑賞日:07月04日 監督:マーク・ローレンス 鑑賞メーター
by kotodomo
| 2015-08-02 06:53
| 鑑賞メーター
|
Trackback
|
Comments(0)
|
アバウト
カテゴリ
ことどもカテゴリ
意外と書評が揃っているかもしれない「作家のことども」
ポール・アルテのことども アゴタ・クリストフのことども ジェフリー・ディーヴァーのことども ロバート・B・パーカーのことども アントニイ・バークリーのことども レジナルド・ヒルのことども ジョー・R・ランズデールのことども デニス・レヘインのことども パーシヴァル・ワイルドのことども 阿部和重のことども 荒山徹のことども 飯嶋和一のことども 五十嵐貴久のことども 伊坂幸太郎のことども 伊集院静『海峡』三部作のことども 絲山秋子のことども 稲見一良のことども 逢坂剛のことども 大崎善生のことども 小川洋子のことども 荻原浩のことども 奥泉光のことども 奥田英朗のことども 香納諒一のことども 北森鴻:冬狐堂シリーズのことども 京極夏彦のことども 桐野夏生のことども 久坂部羊のことども 黒川博行・疫病神シリーズのことども 古処誠二(大戦末期物)のことども 朔立木のことども さくら剛のことども 佐藤正午のことども 沢井鯨のことども 柴田よしきのことども 島田荘司のことども 清水義範のことども 殊能将之のことども 翔田寛のことども 白石一文のことども 真保裕一のことども 瀬尾まいこのことども 高村薫のことども 嶽本野ばらのことども 恒川光太郎のことども 長嶋有のことども 西加奈子のことども 野沢尚:龍時のことども ハセベバクシンオー様のことども 初野晴のことども 花村萬月のことども 原りょうのことども 東野圭吾のことども 樋口有介のことども 深町秋生のことども 『深町秋生の新人日記』リンク 藤谷治のことども 藤原伊織のことども 古川日出男のことども 舞城王太郎のことども 町田康のことども 道田泰司大先生のクリシンなことども 三羽省吾のことども 村上春樹のことども 室積光のことども 森絵都:DIVEのことなど 森巣博のことども 森雅裕のことども 横山秀夫のことども 米村圭伍のことども 綿矢りさ姫のことども このミス大賞のことども ノンフィクションのことども その他全書評一覧 最新のコメント
最新のトラックバック
|
ファン申請 |
||