2016年 03月 01日

2016年2月に読んだ本のことども

2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1424ページ
ナイス数:83ナイス

スキン・コレクタースキン・コレクター感想
リンカーンライムシリーズ11作目。第1作のボーンコレクターから面白かったが、シリーズの中盤から俄然面白さが増すというのは、流石ディーヴァー。鳥瞰図的な世界の構築、ディープな構造、どれをとっても一級品。そして、最後には、大どんでん返しではなく、どんでんどんでんどんでんの波状攻撃。思わず唸りますなあ。読者を騙すというか、これは手品ではなく、超魔術。ライムの予測を、予測する犯人。その犯人の予測を、予測するライム。ハラハラドキドキ、そしてエエッ!と驚く読者。今回は、タトゥーに毒をつけて施す犯罪者と謎のメッセージ。
読了日:2月26日 著者:ジェフリーディーヴァー
ジャイロスコープ (新潮文庫)ジャイロスコープ (新潮文庫)感想
普通、新幹線が出てくると、東海道新幹線を想像するんだけど、やはり伊坂の場合は、東北新幹線になるのでした。どの作品も、可もなく不可もなく。表紙にもあるように、プレゼント感覚の作品群。まあ、総括りするならユーモア小説短編集ってことでしょう。好きな作品も、嫌いな作品もないのだけど、元々星新一の読者の私は、やっぱガツンと最後に落としてくれるか、妙なカタルシスがないと、どこか消化不良に感じてしましますね。って、いうか、そろそろ伊坂から卒業かという気がしないでもない。次の伊坂が出たら果たして読むかどうか?わからない。
読了日:2月7日 著者:伊坂幸太郎
ヘブンメイカー スタープレイヤー (2)ヘブンメイカー スタープレイヤー (2)感想
いやあ、久しぶりに壮大なクロニクルを読んだなあ。風太郎以来かな。それにしても、恒川光太郎、大化けしてきたなあ。夜市やそれに続くしばらくは、現実の隣の世界を小さく巧く描いていたけど、金色機械以来、紡いで紡いで世界を築き上げるようになったなあ。スタープレイヤーは映像に出来る紡ぎ物語だったけど、本作は小説だから出来る紡ぎ方。最後にはすべてが収斂していく。でっかく広げた風呂敷を、丁寧に畳んでいく。早く、この作家に直木賞をあげてください。初期の作品群もいいし、最近の作品群もいい。現実的なSFチックな作品群は凄いぞ。
読了日:2月7日 著者:恒川光太郎
マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ (角川SSC新書)マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ (角川SSC新書)感想
多分、ベテランランナーならば、つまらないかもしれない。私のように、何気にジョグして、何気に大会に出て、元々遅いから、小学校の時も得意じゃなかったし、まあ自分はこの程度と思っている人には、いい気付きの本でしょう。はっきり言って、やる気になりました。ある程度追い込んでみて、果たして自分の伸びしろはどれだけあるのか、実験してみたくなりました。ただし、もう50歳は過ぎています。故障をしない程度に、頑張ってみます。年々マイペースが遅くなっている10キロ大会も、もう少し、マイペースを速くできるのかも知れません。
読了日:2月5日 著者:小出義雄

読書メーター

[PR]

by kotodomo | 2016-03-01 13:04 | 読書メーター | Trackback | Comments(0)
トラックバックURL : http://kotodomo.exblog.jp/tb/25430354
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。


<< 2016年2月に観た映画のことども      2016年1月に観た映画のことども >>