「本のことども」by聖月

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2005年 04月 20日

プライバシーを侵害された?ことども

b0037682_1235832.jpg事務所にてお昼一人で食すときは、大抵本を持って近くのファミレスへ。

禁煙席と喫煙席の分煙で、必ず入口で女給さんに“お煙草はお吸いになりますか?”と問わるる・・・
う~んと、これってプラバシーを訊ねてんのと違うの?
“持ってる本の題名はなんですか?”とか
“童貞ですか?処女ですか?”とか
“夕べお風呂に入りましたか?”なんてのと一緒で、なんでお前に教えなあかんの?っていう自己に対する個人的な事実ではないのか?

たとえば禁煙を宣言しながら実は陰で吸っていて、家族にはそのことを黙っている男だったら、ドキリとしてアワワとなって、家族にその個人的な事実がばれてしまうかもしれない。

それがいやだったら、女給に耳打ちして“お煙草は吸うかって?いや僕は本当は吸うんだけど、家族には内緒だよ。でも本当は吸うんだ”と告白せねばならないのか?

“お客様は何をお召し上がりになりますか?”なんていうのは、これはプライバシーを訊ねているわけではない。個人的な事実ではなく、個人の意思の確認である。

だったら、今後は女給どもはこう訊ねるべきであると、私は思う。意思の確認という問い方で。
“お客様、ここで食事するに当たって、煙草を吸う気はあるのですか?ないのですか?”

ということで、脈絡はないが『ギロチン城殺人事件』北山猛邦を断読した。
読み続けるという意思をなくしたことども。
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by kotodomo | 2005-04-20 12:36 | メモる | Trackback | Comments(2)
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Commented by のぽねこ at 2005-04-24 21:18 x
あ…。『「ギロチン城」殺人事件』は、読了なさらないのですね。「断読」という表現ははじめて知りました。私は…カミュの『異邦人』は断読しています。こちらは、文体が読ませなさすぎだからですが…。
正直、『「ギロチン城」殺人事件』を読む時間を他の作品にあてた方が有意義な気はします。北山さんは独特な(変な?)世界を描く方なので、読む人を選ぶだろうと思います。
カミュは、読んだ方がいいと思うのですが…。それこそ、夏休みの暑い日にでも読んでみるのもいいですね。
Commented by 聖月 at 2005-04-25 07:43 x
「断読」という言葉、多分標準的な言葉ではないような気がするのですが、私の心の中では日常的に存在する言葉なのです。
カミュの『異邦人』は高校3年のとき読みましたよ。ちょっと気合を入れて感想文を書いた記憶があり、そのため結構印象に残っている作品ですね。面白かったかと問われれば、まあこんなものか形而上!って感じなのですが。
『ギロチン城~』は、やはり本格はダメみたい。


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