2006年 04月 28日

名刺ができました

エキサイトブログの新機能で、名刺を作ってみたど→

何ができるのかって?

よくわからない(^^ゞ

なんか、名刺交換もできるらしいが・・・アクセス解析ができることが判明!


実は、昨日のアクセス数は、イレギュラーに伸びたのである。
多分、名刺を貼ったせいで、なんだかプログラムがエラーを起こしたんだろう・・・
そんな思って寝たのだが・・・

今朝、アクセス解析の検索キーワードで、本当の理由が判明!

はい、確かに昨晩のテレビで“ペンシルベニア”の“ピザ配達人”が“爆弾”を
首にくくりつけられるという過去の事件が特集されていたのです。

この記事が↓ヒットしたのだなあ(^^ゞ

◎◎「バトル・ロワイアル」 高見広春 太田出版 1554円 1999/4

b0037682_22214983.jpg 言わずと知れた、6年前の話題本、映画になってもっと話題をとった作品である。実は評者、この本、発売から一年以内に古書店で200円で買ったのだが、買った!買った!買いましたあ(^O^)/と喜んだきり、積読にしてしまっていたのである。そんな本が300冊くらい鹿児島の書斎には眠っているのである。なぜ?と思われるかもしれないが、今にしてみれば取り立てて理由はない。ただ、ある時期に“面白そうな本を古書店で買いまくる症候群”に罹患していただけの話である。

 最近になって、図書館本で闇雲に売れ筋本を予約して、当たったり、外れたり、外れたり、外れたりする負け越しの読書に嫌気がさしてきて、これと思うものしか予約しなくなった評者。お蔭で、少し未消化本にも手をつける余裕が出てきて、先般鹿児島に帰ったときに、そろそろ読んでみようと思って、東京へ携えてきた一冊が本書『バトル・ロワイアル』である。う~ん、こりゃ面白い(^.^)さすが、目利きの評者。面白いかもと思って買った本はやはり面白かったのである。多少の粗や、文章の癖はある。しかしながら、そんなのには目を瞑ってもお薦めしたい面白さを内包したエンタメ小説である。

 内容を先にあまり吸収しないようにしている評者でも、あれだけ本が映画が話題になれば、大まかな設定は6年前の作品といえども覚えているわけで、その内容はご存知の通り中学生一クラスの中での殺し合いのお話。大東亜共和国というパラレル日本の中学のあるクラスがプログラムに選出される。そのプログラムとは・・・ある限定された場所で、最後の一人が生き残るまで続けられるバトル・ロワイアル。武器を持たされ放たれる中学生、男女42人。殺したくないと思っても、24時間以内に誰かが死なない状況が続けば、全員に付けられた首輪が爆発する。一箇所に隠れ続けようと思っても、時間とともに立ち入り禁止区域(そこに入ればここでも首輪爆発)が増設され、最後には一箇所に集められてしまうような仕組も。そんな設定なら、誰かが生き残りのために殺意を持ち始め、殺し合い、不信、裏切りが繰り広げられ・・・そういう世界にあなたも、あなたの選んだ袋を持ってゴーだ。袋の中の武器はそれぞれ違う。何が入っているかはお楽しみ。

 序盤、仲間がどんどん死んでいく地獄に痛みを感じる主人公と読み人評者。心に痛みを覚えながら、ふと評者はネットで検索を開始する。キーワードは“首 爆弾 銀行強盗 ピザ”・・・うろ覚えのニュースながら、やはり検索に237件もヒット。その、評者が今一度確認したかった事件とは・・・★銀行強盗が爆死の怪事件、爆弾の写真を公開 FBI ・ペンシルベニア州イーリーで銀行を襲ったピザ配達人が首にはめられた爆弾で爆死した事件で、米連邦捜査局(FBI)は2日、首にはめられていた爆弾と首輪、ロックなどの写真を公開した。この事件では、ピザ配達人ブライアン・ウェルズ容疑者(46)が8月28日午後、銀行を襲い現金を奪った後、近くの駐車場で警官に取り抑えられた。すると同容疑者は、首に 爆弾がはめられていると訴え、何者かに銀行を襲うよう脅されたと主張。警官らが爆発物処理班の到着を待ちながら同容疑者を遠巻きにしたところ、同容疑者は 「タイマーの音がする」「どうして外してくれない」などと訴え続けた。しかし爆弾は数秒後に爆発し、同容疑者は死亡した。ウェルズ容疑者の上司によると、同容疑者はピザを配達に出かけた1時間後、首に爆弾をはめて銀行に現れたという。銀行員らへの指示を書いた手書きのメモと、容疑者自身への指示を書いたメモを所持していた。

 要するに、あなたがピザの配達人で、配達した先で爆弾を首につけられ、銀行強盗を命じられ、最後には警官に追い詰められ、首がバーンというような事件なのだ。評者だって、首に爆弾つけられたら、生き残るためには何でもするのかなあ、そういうことを考えながら思い出した事件なのである。実際にあった事件。そう、極限の状態になれば、実際に人は生き残りをかけて行動してしまうのである。

 という序盤の悲壮感も、筆が進むにつれゲーム性が増していき、殺せ!とか、そんな卑怯なやつ早く死んでしまえと評者も思ってしまうほどに、作者の話の運びが見事な中盤。そのひとつの要素としては、作者の無駄とも思える、ふざけた、くだけた表現が、各所に埋め込まれている効果かもしれない。今、自分を殺そうとした男子生徒を逆にやっつけた女子生徒が喉の渇きを癒すために、そいつの水筒に口をつけようとして“なんで、あたしがあいつと間接キッス?イヤン、バカン、イワンのバカン♪”みたいなアホ臭い遊びの表現が散見され、それが粗にもなるのだが、逆にそれがあることで物語の切実性が排除され、ゲーム性、エンタメ性が増していくのである。

 とにかくこれは理屈抜きに面白い。読まなかった、観なかったって方は、是非に読むべし。新作で負け越しのあなたこそ、是非に。しかし・・・作者の遊びの部分は、お楽しみ袋の中身にまで反映されている。評者は嫌である。ゲームに参加すること自体が嫌だが、否応もなく参加させられた殺人ゲームで選んだお楽しみ袋の中の武器が、ナイフやマシンガンではなく・・・フォークとか、ダーツゲーム(盤付き)とか、三味線の糸だったら(笑)。(20050622)
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by kotodomo | 2006-04-28 07:18 | メモる | Trackback | Comments(0)
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