2006年 10月 03日

何じゃ、このキーワードはと、思ったのことども

ブログにキーワード検索の結果は反映されるが、
上位10位以内しか反映されないので、1個や2個の結果が反映されるのは、毎月1日のみ。
で、結果がこれ↓
b0037682_10175075.jpg

10位の「小林宏明 下手」って何あに?

小林宏明って誰?

結局、いくら考えてもわからなかったので、自分で検索を・・・
おお!これ↓でひっかかったのね。「下手」とまでは、書いていないけれど。
随分と過去の記事であったのことども。
3位の「山田」も、ようわからんが(笑)


◎「罪の段階」上下 リチャード・N・パタースン 新潮文庫 上781円 下743円 1998/11

この著者の実質的なブレイクスルー作品は、本書『罪の段階』の続編に位置する『子供の眼』である。また、本書自体は出た当時、表向きさほど話題にならなかったようだが、読んだ人たちの間ではかなり好評だったようである。本に絡む過去の雑誌をめくると、いろんなところで好なる評を目にする。だからブレイクした作品『子供の眼』を読もうとする読者の多くは、好評だった前作、つまり本書『罪の段階』を読んでから入るという傾向がみられるようなのである。が、しかし、これがシリーズ1作目と2作目かというと、そうではないので話がややこしい。『ラスコの死角』でアメリカ探偵作家クラブ賞最優秀新人賞を受賞したのが第1作にあたり、先の2冊はシリーズ2作目、3作目ということになる。そこまで勉強した評者は、2年前に『ラスコの死角』を買い求めようとして四苦八苦した。結局、このサイトにもリンクがはってあるネット書店bk1で“在庫僅少1冊”というのを発見して取り寄せゲットした次第なのである。そして、読んだ。読み終わった。書評にアップも考えたが、やめた。面倒だった。文章書いて×つける作業をしたくなかった。要するに『ラスコの死角』は面白くないので、シリーズ1作目を無理して追い求める必要はない。しかし、なにゆえに面白く感じなかったのか。多分、評者と訳者の相性だろう。本書『罪の段階』東江一紀訳はスラスラと読み進めたが、『ラスコの死角』小林宏明訳は硬く無味乾燥で、こんなのが初めて読んだ翻訳物なんて読者は、やっぱおら日本語の本のほうがいいだべさ、と思ってしまうだろう。ただ、本書『罪の段階』では、ラスコ事件が下敷きになっているので、もっと深い読み方をしたいという読者は、参考資料小説として手にいれてもいいとは思う。

で、本書『罪の段階』の内容なのだが、書き出しから読者の興味をひきつける。ホテルの一室に女性がいる。その横には拳銃で撃たれた男の死体。女性は色々なことを冷静に考えているようである。そして意を決して警察へ通報するのだが。。。この女性こそ、主人公弁護士バジェットの過去の女であり、バジェットの息子カーロの母親でもあるキャレリなのである。現在では、有名なキャスターであるキャレリが、有名な男性作家を殺害というスキャンダラスな事件が幕を開けるのである。

序盤から、転々と状況が変わっていき、いいぞ!次はどうなるんだ?!と楽しく読み進めていた評者なのだが、中盤レイプ被害者の体験談が語られるくだりは、なんだかなあ。ちょっとしつこく感じながらも、全体としてのリーガルサスペンス度はマル。結局、序盤の書き出しから、読者はふたつの方向性を考えるんじゃないかな。ひとつは、現場に確かにキャレリは居た。そういう書き出しだ。じゃあ、キャレリは本当にレイプされそうになって、正当防衛で殺したのかどうか。もうひとつは、キャレリは現場にいた。そのとき死体はあった。じゃあ、殺したのは別の人間で、キャレリは誰かを庇っているのだろうか。言っとくけど、キャレリは嫌な女である。嫌な女が誰かを庇うわけないので、ふたつめの考えは評者の考えうるパターンのひとつとして挙げただけで、、、本当にキャレリは嫌な女だ。ああ、こんなやつと付き合わなくてよかった。嫌な性格だし、外人だし、評者は英語は喋れないし、評者より背が高そうだし。

題名の『罪の段階』。訳者東江氏の最初の予定は『罪深さの度合い』だったようである。こっちのほうがわかりやすいかな?内容を推測する上では。本書は法廷物。法廷で殺人を認める女性。でも、レイプされそうになっての正当防衛と主張する。殺人という罪はある。しかして、その罪深さや如何に。この女、嘘つきじゃないのか?如何に。(20030615)


※雑学をひとつ。本書の訳者東江氏。これ“あがりえ”と読む。沖縄の出身かなと思う雑学豊富な評者。評者の中学時代の同級生に東江君ていたけど、これ“ひがしえ”君だった。鹿児島は種子島に西之表市があるが、これ“にしのおもて”市という。同じ字を書いて沖縄の西表、これ“いりおもて”と読む。イリオモテヤマネコ、あれだね。何を言いたいかというと、沖縄では東を“アガリ”、西を“イリ”と読んだりする。これ、太陽が東からアガリ、西にイリていくからにほかならない。知ってたら御免。
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by kotodomo | 2006-10-03 10:24 | メモる | Trackback(1) | Comments(0)
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