「本のことども」by聖月

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2008年 08月 26日

〇「フォトグラフール」 町田康 講談社 1575円 2008/2

b0037682_835389.jpg 評者の高校、鹿児島県立鶴丸高校というところは、鹿児島随一の進学校であって、ものすごい詰め込み教育をするところであったのことども。

 当然に夏休みなんてのはなく、補習、補習、補習の毎日、実に休みのない高校であった。そうなると、最先端トリビュート路線を突っ走っていた評者(左)なんかはトリビュートに学校を抜け出したりしていたわけで、右を歩く水泳部剛家クンなどと行動を共にしていたわけである。

 普通、学校を抜け出して、パチンコとか盛り場とか赤線とか行くものなんだろうが、進学校のトップを走っていた二人は、そんなものには行かなかったのことども。

 写真は、夏休みの補習を抜け出し、400cc献血に行こうと張り切っている当時のミスター鶴丸の二人である。本物のミスターは、当然、左を歩く聖月様である。(20080824)
b0037682_8355176.jpg


※要するに、勝手に一葉の写真を選び出し、それに町田康が勝手な注釈をつけているのが、本書『フォトグラフール』の正体である。(書評No829)

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by kotodomo | 2008-08-26 08:42 | 書評 | Trackback | Comments(2)
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Commented by kotudumi at 2008-09-16 16:14
北海道随一の進学校(?)とは大違いに、感服しました。
はじめまして、私、大崎善生さんと高校が同窓の者です。
評価が低い「タペストリー・ホワイト」は半分ノンフィクションでして
著者が中学生の時の事件として傍観者の目からの記憶でもあります。
そんなわけで、筆の荒さは大目に見てあげてください。

この高校の生徒は、嫌煙時代の先端をいく生徒に様変わりしましたが
文化祭で認可ホストクラブを出店させてしまうのが自慢の親や教師は
当然、同窓生です。
大崎さんの小説のネタにしたら、また不評でしょうね。


Commented by 聖月 at 2008-09-17 11:58 x
kotudumiさん こんにちは(^.^)

同じエキサイトブロガーなのですね。はじめまして。

大崎さんと同窓なのですか。
同じ時代、同じ地域、同じ空間を共有していれば、氏の本の中に色々なものを感じることができますね。

はい、大崎さんの作品は、大好きですから、なんだかんだ感想でゴタク言っても大目にみていますよ(笑)。

でも、沁みる恋愛物、沁みる将棋物が読みたいなあ。
『将棋の子』あそこに大崎さんのすべてがある気がします。

今後とも大崎さんを一緒に応援していきましょう。


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