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2005年 02月 27日

◎「廃用身」 久坂部羊 幻冬舎 1680円 2003/5

b0037682_16265737.jpg 本書はある意味奇書である。
 
 まずは、最初奇異に思ったのが奥付。評者の場合、いつ出版されたものかとか、著者略歴だとか、書き下ろしか否かとか、そういったものを最初で念頭に入れて読み始める癖がついているので、まずそこをチェックするのだが・・・著者略歴:漆原糾・矢倉俊太郎・・・え?久坂部羊じゃなかったけと見直す。あ、カバーはやっぱりそう・・・久坂部羊(くさかべよう):大阪府生まれ。大阪大学医学部卒業。医師。本書『廃用身』がデビュー作って書いてある。ん?漆原糾って人は、略歴に自死って書いてあって、矢倉俊太郎って人は本書出版のために出版社を替わっている・・・ってことは、この久坂部羊ってのは、矢倉って人が共著のためのペンネームを使ってのことなの???なんて思いながら読み始めた評者。

 次に奇異に思ったのが、まえがきの日付。「2002年 月 日 著者」って、これって何か間違い?なんで日付ないの?だから著者って誰?と思いながらも、やはりほっといて本編に入る評者。

 えっ!これってノンフィクションだったんだ!!!知らんかった!!!っていうか、なんも中身知らずに読み始めてはいるんだけどさ。ふむふむ。例えば、脳溢血とかで倒れて、体のある部分が動かなくなって、医学的にみて恢復の見込みがない場合、その部位を廃用身て呼ぶわけね、ふ~ん。さて、想像してみよう。評者が60歳のとき、いきなり脳溢血。幸いにも一命は取り留めたものの、両脚と左腕は不随になってしまう。いくらリハビリしても、廃用身なのだから何の意味もない。家族の介護がないと動けない。自分で車椅子も乗れない。多分、大震災でも遭遇したら、自分は逃げられないだろう。家族にも俺を置いて逃げろというだろう。というか、もう相当に自分の介護に疲れた家族は、何も言わなくとも逃げ出すかな?で、ここで医者である著者が紹介しているように、その廃用身を手術で切断したらどうだろう?鍛えれば移動できるようになるのか?残った右手と、下肢の残存部分を使って・・・。そういう、これまでは思いつかなかったような、廃用身切断という方法で患者や家族に喜ばれて、しかし世間にはその手法を断罪され続けてきた、医師の遺稿も、全体の半分で終わる。

 そして、この医師の遺稿の出版にあわせ、後半は、なるほど、共著のもう1人矢倉氏の文章が続く。なぜ、医師は自死に至ったのか。マスコミを騒がせた事件の真相とは。ふ~ん、そういう本なんだと思っていると・・・。

 奇書である。奥付に二つの、それも相容れない出版日付が記載されているのに気付かなければ・・・そこから普通の本の構成を想起しなかれば・・・。奇書は大袈裟かな(^.^)問題の書である。

 しかし、本書前半部分に書かれている老人虐待の実情は、満更大袈裟ではないだろう。評者のからだの三肢が不随になって、痴呆で家族を詰り、唾を飛ばし、狙ったように食べ物に糞尿を垂れれば、家族の対応もどうなることかわからない。今はまだ見ぬ孫に、“じいちゃん、早く死
ね!”とか言われ、竹刀みたいので叩かれたりするのかなあ?哀しいなあ。

 老人介護の赤裸々な現実とか、四肢切断の手術の描写とか、そういうのが元々好きじゃないという方にはお薦めしないが、そうでない方は、是非読むべし。知識系としても小説系としても。(20050227)

※今、どこかで取り上げられて流行っている最新作『破裂』はまだ予約待ち(書評No483)

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by kotodomo | 2005-02-27 16:27 | 書評 | Trackback(2) | Comments(8)
2005年 02月 27日

◎◎「袋小路の男」 絲山秋子 講談社 1365円 2004/10

b0037682_10264280.jpg 前回132回の芥川賞を、御贔屓作家の阿部和重が受賞してご満悦の評者なのであるが、本書『袋小路の男』を読んで、早くこの作家にこのようなタイプの作品群で受賞してほしいと痛切に感じてわけで、それが今の評者のあらためての心持なのである。

 最近の芥川賞、受賞作を読んだ作家と作品名のみをあげていくと、阿部和重『グランド・フィナーレ』モブ・ノリオ『介護入門』綿矢りさ姫『蹴りたい背中』金原ひとみ『蛇にピアス』吉村萬一『ハリガネムシ』大道珠貴『しょっぱいドライブ』長嶋有『猛スピードで母は』等々となるが、どの作品も新鮮でパワーがありながら、逆に言えば斬新な設定や題材によっており、読み人の好みにより評価が分かれるという、いわゆる問題作という側面を持っていたりする。ところが、今まで三度も芥川賞候補となったこの作家の今回の作品群には、そういう奇抜さや問題作といった側面が見られない。普通の素敵な小説なのである。こういう素敵なタイプの作品で芥川賞を受賞していただき、是非多くの人に素敵な文芸小説というものを味わってほしい、そういう風に感じている評者なのである。個人的には◎◎『海の仙人』 のほうが物語としては面白いと思うのだが、結局物語が面白かったとか自分には面白くなかったとかに評価の目が行きそうな作品であり、そういう意味で、それとは違ったこういう何気ない小説に多くの人が触れて、小説としての“いい感じ”を味わってほしいと思っている評者なのである。

 本書には表題作「袋小路の男」「小田切孝の言い分」「アーリオ オーリオ」という3つの短編が収められており、先の2編は同じ登場人物の男女の機微を鮮やかに描いた同系の作品であり、巷では「アーリオ オーリオ」に描かれたケレンミのない叔父と姪の往復書簡が、好感を持って受け入れられ、静かな評判となっているようである。

  『袋小路の男』という題名で、評者が思い描いたのはやさぐれた中年男の姿だったのだが、これは大きな間違いであった。表紙を見てほしい。これは袋小路の絵である。道が奥まった先に、そう袋小路の突き当たりに家がある、そういう絵なのである。そして『袋小路の男』という省略されたような題名を長々と表すなら「袋小路の奥まった屋敷に住む素敵で、ちょっと、いや随分と、意地悪な好青年(男)と、私の高校時代、そしてそれからの物語」なのである。文体は散文詩風。実に言葉を丁寧に配置した小説なのである。いいぞ!読むべし!そして一転、二作目の「小田切孝の言い分」では、登場人物は一緒でもその文体の温度差に少し戸惑うのだが、これもこれで素敵な小説。文体としては一作目と比較して粗野な感じも受けるが、そこに描かれている暖かいものは、これはこれで中々よいのである。

 そして巷の静かな話題作「アーリオ オーリオ」。愛もなし、友情もなし、悪意もなし、粗筋もなし、ただそこに描かれているのは叔父と姪っ子の書簡を通じた交換だけなのだけど、これが素朴にしてオシャレで素敵なのである。多くは語らないぞ。読むべし。

 ということで、今この作者が何を書いているのか知らないが、次回の芥川賞は絲山秋子が受賞するのである。予想でもなく予言でもない。断言である。いいものはいいのである。(20050227)

※久々に、小説を目的とした小説を読みました(^.^)(書評No482)

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by kotodomo | 2005-02-27 10:27 | 書評 | Trackback(17) | Comments(10)
2005年 02月 26日

△「ニッポン泥棒」 大沢在昌 文藝春秋 2000円 2005/1

b0037682_23224741.jpg 評者の単身赴任暮らしの住まいは、そんなにも広くないので、よくあるパターンで台所は入口ドアを開けたらすぐのところである。コーヒーをそこで淹れていると、ドアチャイムがピンポーンと鳴ったので、“はい”とそのまま返事すると、ドアの向こうから“ごめんください”と言う。もう一度“はい”と答えると、再度“ごめんください”である。最初の“はい”は“はい、いますよ”の“はい”で、二度目の“はい”は“はい、どなたですか?”の“はい”だと気付かん馬鹿者めが!と思いながらも“はい、どちら様ですか?”と言うと、聞いたことのない名前を名乗り、話がありますと言う。そりゃあ、名前はあって、話があるから来てるんだろうけどと思いながらスコープを覗くと、なんか社会人なんだろうけど学生っぽいオタクみたいな青年が立っている。チェーンをつけたまま、とりあえず話を聞いてみることにした評者。青年は、たどたどしく言う。“風が吹けば桶屋が儲かるということが実証できることがわかったのです。そのために聖月さんに証人になってほしいのです!”アホな話をする。で、一応問う評者“その法則が実証できるのかどうかは別にして、なんで私が証人にならなきゃいけないのですか?”オタク青年“実は、聖月さんは直接に知らないかもしれませんが、聖月さんを応援するブログっていうサイトクラブがあるのです。10人で構成されているんですが、その下にはそれぞれの会員につき1個の、つまり10個の聖月さんを応援するブログを応援するブログっていうのがあって、そこにもそれぞれ10人の会員がいて、そのまた下部組織に聖月さんを応援するブログを応援するブログを応援するブログ・・・”評者“わかった、わかった。なんかネズミ講みたいだな。で、それって何代まで曾々々・・・孫みたいのがあんの?”青年“いや、そんなには。4代です。そこの全会員の過半数の方が、その法則の視認は聖月さんしかいないと言っておられるのです。理屈じゃありません。そういう現象なのです。”???4代組織の過半数・・・10×10×10×10は・・・ひゃくまん!!の過半数は、50万1!!!50万と1人以上の人間が聖月様に頼っておるとは・・・うほほ、全部女子高生だったりしてと、そのまま青年に誘導されるがまま、外に出向いた評者なのである。
 
 そして、青年に導かれるまま、空き地に来た評者。“ここに一緒に座ってください。風が吹くのを待ちましょう”と青年。じっと待つ評者。じっと待つ青年。じっと待つ評者と青年とついでに猫。じっと待っていると、おお!風が吹いてきたぞ!強くなってきたぞ!と意外にとんとん拍子の展開に。風に煽られ、評者の顔に何かがまとわりつく。よく見ると「30人学級の実現を!こんぺい党」・・・。30人学級?評者の頃は40~45人くらいだったが。確かに生徒100人に先生1人じゃ教育上無理があるだろうし、生徒1人に先生1人じゃまたまずかろうし、それにしてもだ、100人じゃまずい、1人でもまずいというときに、なんで30人が妥当なのかい?33人とか、37人とか、どっか統計上本当にいい値があるんじゃないのかい?40人を否定するために30人学級ってのは意味ないんじゃないの?30人学級が実現して、それで事がうまくいかなきゃ、やっぱ35人でしたあ!なんてことになんねえの?などと考えていると・・・。

 風に煽られ、今度はもっと小さな紙っきれが、評者の胸に飛んできて貼り付く。今度は・・・宝くじ。宝くじ?宝くじってのは、例えば1枚100円で一万本のうち一等が一本だけという場合、1枚だけ買えばはずれたときの損失は100円だけど、当たる確立は一万分の一しかないわけで、1万本買うと当たる確立は100%だけど100万円遣うわけで、胴元の取り分が60%あるとすれば40万しか貰えないわけでやはり損するのだなあ。ということは、投資効果もしくは費用対効果って言葉でもいいけど、そういうのを考えると、どっか効率いい投資本数があるんじゃないかなあ・・・。

 というように、本書『ニッポン泥棒』は、読み始めはなんか面白そうな設定なのに、途中からは筆者の妄想哲学思想思索が展開されて、ほとんど何も起こらないという変わった物語なのである。

 主人公のもとに、今まで会ったこともない青年が現れる。彼の話に寄れば、とんでもないプログラムが開発され、そのキーとして、自分ともう1人の人間が必要となっているという訳のわからないことが、この世に起こっているという。おお!面白そう!と思った読者は、そこから延々と筆者の妄想哲学思想思索であるところの、現代の日本のズダボロさ、その日本を作ってきた者たちの責任の所在、それを支えてきた者たちの功罪、そういったものを読まされてしまうのである。評者の結論としては、ああ疲れたである。(20050226)

※題名も今ひとつ名は体を表していない。(書評No481)

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by kotodomo | 2005-02-26 23:23 | 書評 | Trackback(1) | Comments(2)
2005年 02月 26日

手帳の秘密

b0037682_9211389.jpgスーパーサラリーマンたる自分の手帳には、勿論スケジュール等が書き込まれているのですが・・・
後半のメモ予備欄には、本の読了日、名前、出版社等が書かれています。
読み終わる都度にそこにメモします。
たま~に眺めて、今何冊今年になって読んだのかなんて確かめます。
元々は10年日記に書いていたのですが、でかくて持ち運びができないので、手帳から転記するのです。
そうすると、ああ、5年前、10年前の自分はこの時期、こういう本を読んでいたのかと・・・
でも、この2年転記していないのです(^^ゞ
手帳なくす前に早めにしとこうっと!
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by kotodomo | 2005-02-26 09:22 | メモる | Trackback | Comments(2)
2005年 02月 25日

今週末、図書館に取りに行く本!のことども

b0037682_792411.jpg『イニシエーション・ラブ』乾くるみ
図書館が紛失して、全然来なかった本。ようやく新入荷したようで、11/20予約の本。

『遺失物管理所』ジークフリート・レンツ
各新聞書評で取り上げ中。今年静かなブームかな?

『サウスポー・キラー』 水原秀策
このミス大賞、2作品のうちのひとつなり

『グランド・フィナーレ』阿部和重
阿部ちゃん、やっときた!芥川賞作含む4作品が楽しみ。

『白の鳥と黒の鳥』いしいしんじ
f丸さんの超お薦めということで予約入れたら、その後も各所で大評判。


でもですね、借りるためには返す本もあるわけで、今週は未読本がたくさん・・・・
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by kotodomo | 2005-02-25 07:09 | メモる | Trackback | Comments(4)
2005年 02月 24日

『ニッポン泥棒』大沢在昌読み始めました

相変わらずこの作家、つかみが上手い。
もう最初から頁を繰る手が止まらない。
でも、いつもこの後話がでかくなって冗長になるんだよなあ。
今回は???

『グランド・フィナーレ』阿部和重、
図書館で5番待ちだったのが、蔵書が1冊から5冊へ増え待ち順1(^^)v
楽しみが近づいたのでござる。
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by kotodomo | 2005-02-24 07:41 | メモる | Trackback | Comments(0)
2005年 02月 23日

〇「ジャスミン」 辻原登 文藝春秋 1800円 2004/1

b0037682_23302325.jpg 久々に、まったくの前知識なく小説を読んだような気がする。元々は一年前、まだ鹿児島の図書館に通う頃、本書『ジャスミン』が新刊コーナーに置いてあり、面白いのかしらん?と手にとって借りて読まずに返したのが見初めのとき。芥川賞作家の作品なのに、このミス2005年版で票を得てランク外ながら名を載せているのに気付いたのが再見の今回。そんなこんなで、内容も知らず借りたのでした。

 小説である。狭義の意味で小説である。様々なジャンル的色合いを持ちながら、そのどれにも属さない作者の創造から紡ぎだされた物語である。だから、読み進めていっても、ああこういう小説だったんだというカテゴリーへの分類作業を許さない、狭義の意味での小説というジャンルの小説である。

中国と日本という風景小説。
大人の愛を描いた物語。
中国社会の表と裏をうまく重ねた謀略物。
主人公の行方知れずとなった父親捜しの物語。
広義の意味でのミステリー。
中国の天安門事件と日本でのあの大事件を上手く配剤した社会派小説。
純文学と大衆文学の融合・・・・・・・・・・・
とにかく、読み人にとってどういう形にもとれる多面的な小説であることには間違いないのである。

 話は“鼎鼎(テイテ)”というレストランで、大人の兄妹が鯔(ボラ)を使ったフランス料理を味わいながら会話を重ねる場面から始まる。二人の中国への現在のかかわり方、そういうものが徐々に明らかになる中で、兄である主人公は、その昔中国で逮捕されたまま行方の知れない父親が生きているという消息を頼りに、海路上海へ向かうのである。あとは、自分で読みたまえ。

 ところで、評者は新婚旅行も行ったことがなく、元来海外には縁がなかったのだが、結婚後、仕事がらみで行った初の海外が上海8泊9日、次に行った海外が大連~北京3泊4日、そして3回目が日中友好的訪問で南京~上海3泊4日で、日本の四国には1泊もしたことないし足も踏み入れたことがないのに、中国には14泊もしたことがあり足跡だらけという似非中国通なのである。だから本書に描かれる中国の描写も、容易に想像が出来て非常に読みやすかったし、◎◎『ワイルド・スワン』ユン・チアン◎◎『ボビーZの気怠く優雅な人生』ドン・ウィズロウでも書いた様に色々な接点を持っていたので、背景にも意外にすんなり溶け込めたのである。

 しかし気にすることなかれ。四国の高知に行ってもいないのに『竜馬がゆく』司馬遼太郎を面白く読めるように、中国の知識がなくても本書は面白く読めるのである。なんか強引な論法だと思うかもしれないが、それは違う。なぜなら、評者が中国に行ったことあるからすんなり読めたと書いたが、本当に言いたかったのは、中国にはたくさん行った!いいだろう!ということであり、そもそもから論理的でないのだから、ははは。

 もう、無駄話はやめ。一言で本書の魅力を言い切ろう。綺麗な小説である。(20050223)

※題名は、本書内で効果的に使われている香り・・・そうお茶のジャスミンのことである。(書評No480)

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by kotodomo | 2005-02-23 23:30 | 書評 | Trackback(1) | Comments(0)
2005年 02月 23日

久々に海外予約本到着

b0037682_7264814.jpg『遺失物管理所』ジークフリート・レンツが図書館へ到着(^.^)
最近、色んな新聞書評で取り上げられていたので・・・

図書館に予約したらすぐきました(^^)v
これから静かに人気が出そうな本ですね。
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by kotodomo | 2005-02-23 07:28 | メモる | Trackback | Comments(2)
2005年 02月 22日

きっと面白いのだろう

b0037682_7381839.jpg「Mystery ブックナビ on The Web」の“これがイチオシ”のコーナー。
豊崎、大森両氏が同時に一位に推していることはよくあるのだが、香山氏まで2位に。
『笑酔亭梅寿謎解噺』田中啓文(集英社)のことである。

きっと面白いのだろう。
早速予約。待ち順1(^^)v
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by kotodomo | 2005-02-22 07:38 | メモる | Trackback | Comments(0)
2005年 02月 21日

上の娘は頑張りすぎ

b0037682_176791.jpg鹿児島から東京へ舞い戻ってきました。

で、件名・・・
いや、上の娘、自慢じゃないけど、ピアノ、算盤、お勉強できるんです。
理解力もあるのですが、とにかく努力、修練、研鑽・・・
いや、いいんだけど、遊びながら天才といわしめた自分からすると、
なんか努力のし過ぎ!もっと遊べ!こら!

昨日もなんかクイズの本見てるので、ふ~んと捲ってみたら『論理パズル』
で、内容見たら全然大人用。
“パパ、この帰納法を使ったパズル面白いよ♪”って、ふむふむ、
“で、帰納法とか演繹法とかわかってんの?”と問うと、
“わかんないけど、これわかるよ♪”って、ふんふん。

で、その後漫画読んでいたのでそれも見たら、
『アニメ版 いのちの地球 ダイオキシンの夏』岩崎書店(@_@;)

なんか余裕ない子だなあ、何生き急いでんだかと感じた、天才型パパ。
もっと遊べ!勉強じゃないことを吸収しろ!
鹿児島でどんなに勉強しても、県立鶴丸高校しか上はないの!
入ってしまえば、みんな同じスタートラインなの!もっと遊びやがれ!
それか、今しか読めないような世界文学、日本名作をあさりたまえ!

以上、本人の前では言えない優しいパパの王様の耳はロバの耳独り言
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by kotodomo | 2005-02-21 17:07 | メモる | Trackback | Comments(2)