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2006年 04月 30日

気になるのだなあ、しぶしぶしぶしぶ

b0037682_915947.jpg

南日本新聞さん、無断転載m(__)mなさい
でも、記事や写真が目的じゃないので、許してください。

で、この記事のどこが気になるのかというと、
地方行事のよくある風景に外人も混じってなんてとこは問題ないわけで・・・

いや、目にとまったのは左の住所。
志布志市志布志町志布志(しぶしししぶしちょうしぶし)

元々は確か曽於郡志布志町志布志だったんじゃないかな。
多分、市町村合併で志布志市誕生。

しかし、この字面の羅列、なんか気になる。
ここに住んでおるひとは、郵便物差出人住所にイチイチ
志布志市志布志町志布志・・・ギャッ!舌噛んだ!!!

でも書かないといけないわけで、面倒かもしれないが、
渋々志布志市志布志町志布志と書いて、おまけに自分の名前が澁氏澁尾(しぶししぶお)だったりして、
しぶしししぶしちょうしぶし○丁目しぶししぶお・・・ギャッ!ギャギャッ!パチンコに行ってきます。
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by kotodomo | 2006-04-30 09:03 | メモる | Trackback | Comments(2)
2006年 04月 29日

▲「重金属青年団」 花村萬月 角川文庫 504円 1993/6

b0037682_1041270.jpg 結婚を機に、鹿児島に帰ってきた評者。直前まで居住していたのは長野。そこでお世話になった奥様にこういうことを言われたのを覚えている。“向こうへ行かれても元気で。やはり向こうへ行かれたら、消防団とか青年団に入るんでしょう?”・・・

 確かに、長野のその地区には消防団があった。なんというか、若者が集まり和と輪を育むコミュみたいなもんで、ある意味、サークルでもある。ある程度年齢がいくと入団必至通過儀礼・・・まあ、誰しもどこかで童貞を失うような・・・そんなもんじゃないけど、そんなもんである。

 で、先の奥様の発言に戻るが、鹿児島に帰って、たとえそんなのに入ろうと思ったとしても、そんな消防団とか青年団とかいう地域コミュは存在しない。入れない。東京新宿に(多分)消防団や青年団がないのと一緒で、都会の鹿児島市(人口約60万)には、そんな限られた地域コミュなど存在しないのである。そんなのは行政が担っているわけで、あるのは鹿児島県や鹿児島市全体の商工会青年部みたいなそんな団体であり、それらもビジネスコミュなので、誰しもどこかで童貞を失うような感じで入会できるような地域コミュなど存在しないのである。

 かといって、何もないのかというと多分そんなことはなく、でも想像するにネット、ブログ世界のコミュみたいなもんが実在点在はしているのだろうとは思う。なんか同じ目的や夢なんかを持ってさ。“メダカを観る会”だとか“イナゴの一生を撮影する会”だとか“聖月様に会いたい会”だとか“聖月様に会いたい会を応援する会”だとか“聖月様に会いたい会を応援する会のドキュメンタリーを撮る会になりたいかもしれない会”とかね。

 正直言って、評者自身はそういうのに所属して同じ時間を過ごすのは好きくない。ネット世界でなんらかのコミュに所属するのは厭わないが、現実世界では御免なさいなのである。定期読書会なんてマッピラごめん。仲間数人とドライブも無意味でイヤだし、一緒にメシ食おうなんて、一人で食ったほうが味わかるし・・・と、そういうタイプなので、ちっとも集ったり仲間ったりしたことがないのである。集ったり仲間ったりは、家族という単位だけで必要充分な評者なのである。

 本書『重金属青年団』は、仲間の物語である。ヘヴィ・メタル・カフェに集う、バイク(カタナ)ライダーのお仲間の物語である。そして、そのお仲間が、梅雨のない北海道を目指して走る道行物語である。萬月作品らしく、性愛も暴力も哲学を内在する物語である・・・が、どこか中途半端な感は否めない。『笑う山崎』や『二進法の犬』と同様のものが内在するのだが、圧倒してくる世界観が不在だからなのかもしれない。初期作品としての粗削りの良さはあるのだとは思うのだけど、背骨が通っていない作品である。背骨なんか必要ない小説もたくさんあるけど、本書の構成からすれば、背骨の欠落が意識されるので、要するに、もっと簡単に言ってしまえば・・・物足らないのである。

 ところで、自分が参加したことのあるコミュについて考えてみよう。学校とか仕事とか強制で必須なものは別にして任意なものを挙げていくと・・・小学校5年のとき婆ちゃんに無理に行かされ半年でやめた剣道の道場、中学2年から高校1年1学期まで続けた部活のバスケット、あ、そうそう、小学校5年6年と流行った自転車屋主催のサイクリング同好会はしっかり自主的に参加していた、あと大学の鹿児島県人会かあ・・・それだけである。塾も予備校も習い事もカルチャーなんとかも行ったことなく好きくない評者の過去は、こんなものだとは自分でもビックリ\(◎o◎)/!

 例えばさあ、高級中華行って、大皿回して、等分取って、あんなに気を遣う喰い方なら、永谷園の焼きラーメン二人前を一人で喰らうのが好きな、クールな評者なのである。家族の場合は別。家族と一緒にドライブ、メシ、野宿、野糞、楽しいじゃないか、とハートウォームなパパ評者なのである。(20060428)

※古書店100円で買ったまま、積んであった本。単行本は1990年。表紙カバーの写真が見つからず、自分の携帯のカメラで撮ってみたのことども。(書評No646)

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by kotodomo | 2006-04-29 10:04 | 書評 | Trackback(2) | Comments(0)
2006年 04月 29日

花村萬月のことども


  ▲ 『重金属青年団』
  〇 『ブルース』
◎◎ 『笑う山崎』
◎◎ 『二進法の犬』

※番外
  ◎ 『孤愁』 稲見一良・真保裕一・高村薫・花村萬月他

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by kotodomo | 2006-04-29 09:09 | メモる | Trackback | Comments(0)
2006年 04月 28日

名刺ができました

エキサイトブログの新機能で、名刺を作ってみたど→

何ができるのかって?

よくわからない(^^ゞ

なんか、名刺交換もできるらしいが・・・アクセス解析ができることが判明!


実は、昨日のアクセス数は、イレギュラーに伸びたのである。
多分、名刺を貼ったせいで、なんだかプログラムがエラーを起こしたんだろう・・・
そんな思って寝たのだが・・・

今朝、アクセス解析の検索キーワードで、本当の理由が判明!

はい、確かに昨晩のテレビで“ペンシルベニア”の“ピザ配達人”が“爆弾”を
首にくくりつけられるという過去の事件が特集されていたのです。

この記事が↓ヒットしたのだなあ(^^ゞ

◎◎「バトル・ロワイアル」 高見広春 太田出版 1554円 1999/4

b0037682_22214983.jpg 言わずと知れた、6年前の話題本、映画になってもっと話題をとった作品である。実は評者、この本、発売から一年以内に古書店で200円で買ったのだが、買った!買った!買いましたあ(^O^)/と喜んだきり、積読にしてしまっていたのである。そんな本が300冊くらい鹿児島の書斎には眠っているのである。なぜ?と思われるかもしれないが、今にしてみれば取り立てて理由はない。ただ、ある時期に“面白そうな本を古書店で買いまくる症候群”に罹患していただけの話である。

 最近になって、図書館本で闇雲に売れ筋本を予約して、当たったり、外れたり、外れたり、外れたりする負け越しの読書に嫌気がさしてきて、これと思うものしか予約しなくなった評者。お蔭で、少し未消化本にも手をつける余裕が出てきて、先般鹿児島に帰ったときに、そろそろ読んでみようと思って、東京へ携えてきた一冊が本書『バトル・ロワイアル』である。う~ん、こりゃ面白い(^.^)さすが、目利きの評者。面白いかもと思って買った本はやはり面白かったのである。多少の粗や、文章の癖はある。しかしながら、そんなのには目を瞑ってもお薦めしたい面白さを内包したエンタメ小説である。

 内容を先にあまり吸収しないようにしている評者でも、あれだけ本が映画が話題になれば、大まかな設定は6年前の作品といえども覚えているわけで、その内容はご存知の通り中学生一クラスの中での殺し合いのお話。大東亜共和国というパラレル日本の中学のあるクラスがプログラムに選出される。そのプログラムとは・・・ある限定された場所で、最後の一人が生き残るまで続けられるバトル・ロワイアル。武器を持たされ放たれる中学生、男女42人。殺したくないと思っても、24時間以内に誰かが死なない状況が続けば、全員に付けられた首輪が爆発する。一箇所に隠れ続けようと思っても、時間とともに立ち入り禁止区域(そこに入ればここでも首輪爆発)が増設され、最後には一箇所に集められてしまうような仕組も。そんな設定なら、誰かが生き残りのために殺意を持ち始め、殺し合い、不信、裏切りが繰り広げられ・・・そういう世界にあなたも、あなたの選んだ袋を持ってゴーだ。袋の中の武器はそれぞれ違う。何が入っているかはお楽しみ。

 序盤、仲間がどんどん死んでいく地獄に痛みを感じる主人公と読み人評者。心に痛みを覚えながら、ふと評者はネットで検索を開始する。キーワードは“首 爆弾 銀行強盗 ピザ”・・・うろ覚えのニュースながら、やはり検索に237件もヒット。その、評者が今一度確認したかった事件とは・・・★銀行強盗が爆死の怪事件、爆弾の写真を公開 FBI ・ペンシルベニア州イーリーで銀行を襲ったピザ配達人が首にはめられた爆弾で爆死した事件で、米連邦捜査局(FBI)は2日、首にはめられていた爆弾と首輪、ロックなどの写真を公開した。この事件では、ピザ配達人ブライアン・ウェルズ容疑者(46)が8月28日午後、銀行を襲い現金を奪った後、近くの駐車場で警官に取り抑えられた。すると同容疑者は、首に 爆弾がはめられていると訴え、何者かに銀行を襲うよう脅されたと主張。警官らが爆発物処理班の到着を待ちながら同容疑者を遠巻きにしたところ、同容疑者は 「タイマーの音がする」「どうして外してくれない」などと訴え続けた。しかし爆弾は数秒後に爆発し、同容疑者は死亡した。ウェルズ容疑者の上司によると、同容疑者はピザを配達に出かけた1時間後、首に爆弾をはめて銀行に現れたという。銀行員らへの指示を書いた手書きのメモと、容疑者自身への指示を書いたメモを所持していた。

 要するに、あなたがピザの配達人で、配達した先で爆弾を首につけられ、銀行強盗を命じられ、最後には警官に追い詰められ、首がバーンというような事件なのだ。評者だって、首に爆弾つけられたら、生き残るためには何でもするのかなあ、そういうことを考えながら思い出した事件なのである。実際にあった事件。そう、極限の状態になれば、実際に人は生き残りをかけて行動してしまうのである。

 という序盤の悲壮感も、筆が進むにつれゲーム性が増していき、殺せ!とか、そんな卑怯なやつ早く死んでしまえと評者も思ってしまうほどに、作者の話の運びが見事な中盤。そのひとつの要素としては、作者の無駄とも思える、ふざけた、くだけた表現が、各所に埋め込まれている効果かもしれない。今、自分を殺そうとした男子生徒を逆にやっつけた女子生徒が喉の渇きを癒すために、そいつの水筒に口をつけようとして“なんで、あたしがあいつと間接キッス?イヤン、バカン、イワンのバカン♪”みたいなアホ臭い遊びの表現が散見され、それが粗にもなるのだが、逆にそれがあることで物語の切実性が排除され、ゲーム性、エンタメ性が増していくのである。

 とにかくこれは理屈抜きに面白い。読まなかった、観なかったって方は、是非に読むべし。新作で負け越しのあなたこそ、是非に。しかし・・・作者の遊びの部分は、お楽しみ袋の中身にまで反映されている。評者は嫌である。ゲームに参加すること自体が嫌だが、否応もなく参加させられた殺人ゲームで選んだお楽しみ袋の中の武器が、ナイフやマシンガンではなく・・・フォークとか、ダーツゲーム(盤付き)とか、三味線の糸だったら(笑)。(20050622)
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by kotodomo | 2006-04-28 07:18 | メモる | Trackback | Comments(0)
2006年 04月 27日

帰るだすだす、鹿児島へ(^^)v


明日から鹿児島だす(^.^)

午後の便で飛ぶのです。
嫁さんが毎回空港まで迎えにくるのですが、明日は1時間程遅れるとか。
いいのです。私には読書という、どこでもできる趣味がありますから。
これが、詩吟が趣味なんていうと、周りに迷惑だと思うのですが。

旅のお供の本は、花村萬月、古川日出男、室積光あたり・・・

向こうの書斎には、いくらでも本は積んでありますので心配なし(^^)v

しかし、嫁さんのメールによると、上の娘がパパと遊べるのは、
塾の関係で3日と4日の二日間だけとのこと・・・
暇かも自分・・・詩吟でも始めようかしら。

5月7日、44歳のバースデイ聖月法師様。
その一大イベントを終えて、8日の日には駿河の國へ。
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by kotodomo | 2006-04-27 08:10 | メモる | Trackback(1) | Comments(2)
2006年 04月 25日

どうでもいいけど我が家には私が作った家訓があるのことども


結婚したときに、嫁さんに家訓を伝えた。
代々伝わる家訓ではなく、私の代から下のために作った家訓である。

嫁さんに“早寝早起き!!!”と伝えたら、笑っていた。

実際には、早寝だったり、遅寝だったり、早起きだったり、寝坊だったり・・・
そんな家族なのだが・・・

素敵な家訓だとは今でも思っているのだが、いかんせん浸透はしていない・・・
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by kotodomo | 2006-04-25 22:53 | メモる | Trackback(1) | Comments(0)
2006年 04月 23日

◎◎「夏への扉」 ロバート・A・ハインライン ハヤカワ文庫 672円 1979/5


 なんというか、評者のこの「本のことども」というライフワークは、一応書評サイトというジャンルを謳っているつもりなのだが、実際には純然たる書評を書くことは少なくて、大抵の場合、本を読んで考えたこと、思い出したこと、夢想したこと、そんなことを書き連ねることで駄文を水増ししている場合が多い。特に、家族についてのことは、色んな書評モドキの中で何度も書いてきたし、嫁さんとのことは、繰り返しを懼れることなくもう何度も書いてきた。で、繰り返しになっても、またしても書くのである。性懲りもなくまた書くのである。ヘビーユーザーには読み飽きた話でも、駄文を水増しするために、もしくは日の浅い「本のことども」ユーザーのために書くのである。

 評者と嫁さんは、高校2年、3年と同級である。朝から夕方まで、教室という同じ空間に座って、同じ空気を吸い、同じ教師の話を2年間聴いていたのである。かといって、在学中はお付き合いをしていたわけでなく、もう正規の授業もなくなった卒業間際になって接近して、鹿児島の大学に進学が決まっていた嫁さんに“4年間待っていてくれ”と東京の大学に進学が決まっていた評者が言い残し、遠距離恋愛が始まったのが恋の馴初めの端緒であり概略でありすべてである。なぜ、すべてなのかといえば、嫁さんは嫁さんの都合で、4年間待たずに、最初の夏休みを前に、お付き合いの扉を閉めてしまったからである。評者から見れば、夏の前に、扉は閉まってしまったのである。

 それからの評者は、なんかコンパみたいのに出てもみたし、なんだか向こうのほうでは結婚を考えている恋愛もあったし、30歳を越した頃は、もう結婚なんかしないのかもと考えていたり、とにかくそこからドタバタとした、わけのわからない時期を、まあ評価記号でいえば、▲や△や×の日々を過ごしていたのである。次に扉が開く13年後まで・・・

 本書『夏への扉』は、SFでありタイムトラベル物の傑作であり、ついでに言えば猫好きにはタマラナイような物語である。表紙カバーからも推して知るべしなのだが・・・評者の場合、読む前に少しだけ勘違いしていた部分があって、表紙カバーの雰囲気、それと題名の『夏への扉』から、一貫して静謐で静寂な物語を読むことになるのだろうと思っていたのである。ところが、やはりSFはSFであって、30年間の冷凍睡眠だとか、未来的描写を読まされると、やはりやっぱりSFを読んでいるのだなあ自分はという読書中であり、色んな出来事がドタバタと読みやすく展開したりすると、本当にこれは傑作なのか?なんて少し不安にも感じたりもしたわけである。ところが終盤に差し掛かると・・・

 この感触はなんなんだろう?『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』村上春樹を読んだときの終盤の切なさ感にも似たような、同じ時空転移物の『タイムトラベラーズ・ワイフ』オードリー・ニッフェネガーを読んだときの儚い幸福感にも似たような・・・物語は、少し静謐感を高めながら、タイムトラベルのピースを埋めていくのである。

 読むべし、読むべし、べし、べし、べし!!!タイムスリップもしくはタイムトラベルを扱った作品としては、趣は違うかもしれないが『リプレイ』ケン・グリムウッドと双璧をなす傑作である。

 ところで、評者は、ドタバタしながら13年間を過ごし、そしたら扉をトントンと叩く者があり、開いてみるとそこには嫁さんが立っており、その先の扉には娘たちが立っており・・・多分、あのとき嫁さんが扉を閉めなかったら、扉などなくそのまま二人の付き合いが続いていたら・・・今の評者の幸せはなかったような気がする。扉から扉まで13年もかかって辿り着いた評者と嫁さんなのだが、その13年間が▲や△や×だったかもしれないが、開いた扉の先が◎◎だったら物語は◎◎なのである。13年経ったとき、嫁さんが扉を開いた鍵は“元気にしていますか?”という突然の手紙と、同封された写真と、裏に書かれた姓の変わっていない差出人の名前であった。(20060423)

※ミステリー、パズラーとしても秀逸な一冊である。(書評No645)

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by kotodomo | 2006-04-23 17:35 | 書評 | Trackback(5) | Comments(12)
2006年 04月 23日

amazonへ注文したのことども

中々、本屋にも行けないし、ネット注文(^.^)


まずは、室積光『スパイ大作戦―MISSION IMPOSSIBLE』



そいでもって、古川日出男『ルート350』



ついでに聖月っちと、室積光っちの関係を転載。



※特別付録「聖月オフ会in鹿児島のことども」2004/1/24
嫁さんが問う“明日、飲み会でしょう?”評者は答える“オフ会だよ、俺の”。嫁さんが首を傾げる“オフ会って何?”ヤフーBBが結局ひけず、相変わらず自宅ではオフラインな我が家の嫁さんは、何がオンで何がオフなのかチプンカンプン???

ということで、1月24日がやってきた。全国津々浦々から、聖月ファンがぞくぞくと集結する日である。“聖月さんにひと目会いたい♪”“聖月さんの声が聴きたい♪”“聖月っちと同じ空気が吸いたい!”そんなOLやら主婦やら女子高生が何人来るのであろう?ホテルの会場を借りたほうがいいのか?いや、長渕剛がライブをやった鴨池球場で屋外特設ステージ&特大スクリーン付きが必要か?ということは、この初めてのオフ会、やはり電通とかイベントに強い業者に委託したほうがいいのだろうか?チケット制にすべきか?警備員は?

結局、参加者は6名(笑)。電通も警備員もいらなかったべ。でも東京からリンク先の八方美人男さん来る!『都立水商!』『ドスコイ警備保障』の著者室積光氏来る!あと、どうでもいい、old_roseさん、松太郎さん、ヤムヤムジローさん来やがった!という大イベントだったのである。

まずは、当日鹿児島空港で八方美人男さんを出迎え。ドキドキしたぜ!普段ネットの世界では会話してお知り合い状態なのだが、いざ現実世界で会うとなると。まあ、評者の場合はネット書評では珍しく顔もオープンにしているから、先方はわかるにしても、こちらはお顔の想像もつかない。八方美人男さん、どんな人だろう?どんな本でも八方美人に誉めるから付けたHNだという話だが、美人という言葉が付いているということは、美人な男なのかな?いや、待てよ。女かも♪評者のHNだって聖月(みづき)なんて女性的だけど、実際には魅力的でダンディな男。もしかして女かも♪ああ、八方美人男さんに早く会いたい!!!そして、待ち合わせの場所に現れたのは…(つづく)

(つづき)初めて会うということで、八方美人男さんは青いバンダナを目印にしてほしいとのこと。ゲートから人が出てくるのを注視する評者。見逃すまい、見逃すまい、青いバンダナ、月が蒼い晩だな今夜は、青いバンダナと思って注視。どうもいけない。青いジャンバー、青いスカート、とにかく青い物を着用している人が視界に入るたびに緊張マット、蚊取り線香なのである。早く出て来い、八方美人男さんやーい!そして、待ち合わせの場所に現れたのは…(つづく)

(つづき)省略。

鹿児島市内へ向かう評者のコンチキ号の中で、本談義、読書談義に花が咲く…えっ?コンチキ号?キミたちは、自分の愛車に名前をつけていないのか。ああ、そう、普通つけない?ふ~ん。じゃあ、言い直そう。鹿児島市内へ向かう評者の車スズキアルト業務用4ナンバー税込み価格75万ポッキリ、オプション一切なし、助手席のところにカーブでつかまる取っ手もない、の中で、本談義、読書談義に花が咲く。舞城王太郎、清涼院流水その他諸々。城山展望台到着。桜島を見ながら市内一望。評者が八方美人男さんに観光案内をしていると、折りよくバスガイドさんがお客さん連れてガイドを始める。ウンウン、聞き耳を立てるアイドルネット書評子二人の図。そして本談義、読書談義に花が咲く。阿部和重、池永永一その他諸々。これ以上男二人の道行きを紹介しても、色がねえな。以下省略。そう男二人。八方美人男さんは男だったのである。

メインイベント会場「もつ鍋万十屋」に予定通り6人が集合。“ねえねえ聖月さん~”“そう言えば聖月さん~”という風に、主人公である評者が話題の中心に…ならず、そこは有名作家であり元々は役者である室積光氏を中心に場が盛り上がる。「翔ぶが如く」「3年B組金八」先生にも出演した有名俳優福田勝洋こと馬鹿売れ作家室積光氏の話の面白いこと。作家として脚本家としてアイディアがあり、役者としてそれを表現する能力に長けているわけだから、もう盛り上がって盛り上がって。一切アルコールを口にしないのに喋り捲る室積光氏。でも、主人公は一応私なのに…。まあ、いいか。かようにして盛り上がった「室積光氏を囲む会in鹿児島」。メニューは黒豚しゃぶしゃぶ食い放題、飲み放題、室積光氏喋り放題の3,800円税別。3,800円で作家さんの話が聞けて、質問してお答えいただいて、持ち寄った本に「○○さんへ」のサインまで戴いて、その上美味しい物が食い放題、ついでに飲み放題。スッゲーお得じゃないかい?主人公は一応私なのだが…。以下省略。

翌日は、八方美人男さんと約束して、霧島温泉へ行ってお互いのものをくらべながら温泉につかろうという計画を立てていたのだが…朝、起きると外は雪。評者の住む高台の団地は雪まみれ。リンク先、八方美人男さんの八方美人なイベントのところに、既に鹿児島オフ会レポートがあがっているのだが(是非、ご覧あれ)、その中に少し誤解がある。朝私が電話してきて“雪で車が出せない”と言ったような記述がある。少し違う。朝、6時に起床。外の雪に驚いた評者は、寝坊が行けない原因じゃないよ、との意味も込め、朝6時半には八方美人男さんに電話。今日は会えない旨を伝えたのだが…車を出せないのではなく、評者の住む高台、坂が険しく車を出せないどころか、公共交通機関もストップしてしまって、区域から脱出できない状況だったのである。ところで、八方美人男さんのレポートを読むと、翌日評者に会えず残念、もっと話がしたかったと書いている。評者も同感、霧島温泉につかりながら、お互いのモノをくらべられなくて残念だったのである。
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by kotodomo | 2006-04-23 09:09 | メモる | Trackback(1) | Comments(2)
2006年 04月 22日

△「七回死んだ男」 西澤保彦 講談社文庫 620円 1998/10


 題名から持っていた印象と大いに相違した読書中、読後感。勿論、西澤保彦はSF的本格パズラーの作家という印象は持っていたのだが、この題名から受ける印象では、かなりシリアスな文体の物語だろうと、勝手に思っていた評者なのである。ところが・・・大いにライトなノベル。『七回死んだ男』というより、『祖父ちゃんが七回も死んじゃった、困った困った、なんとかせにゃならん、主人公悪戦苦闘のリピート物語』という感じの物語なのである。

 主人公は、特異な体質を持つ。幼いときからの能力で、いつ自分でも気付いたのかわからないのだが、“反復落とし穴”に嵌まってしまうのである。この“反復落とし穴”に嵌まってしまうと、同じ日をプラス七回繰り返してしまうのである。そのプラス七回の中で、オリジナルな日を修正していくことができ、最終日のプラス七日目の出来事が事実として残り、その後の人生を歩んでいく・・・なんていう特異体質なのである。

 例えば、うまいこと高校受験の際にその“反復落とし穴”に嵌まってしまえば、プラス七日間で問題に対する解答をみつけることで、落ちるはずだった高校に合格することができるし、何か大きな失態を演じた日ならば、それを修正することも可能なのである。

 勿論、オリジナルな日が問題なければ、退屈かもしれないけれども、プラス七日間を同じように過ごしてしまえばいいわけである。オリジナルな日に、手を加えなければ、オリジナルな日はそのままなのである。

 ところが、“反復落とし穴”に嵌まった初日、オリジナルな日では起こらなかった、お祖父ちゃん殺人事件が起こってしまうのである。お祖父ちゃんが死なないように、“反復落とし穴”の二日目、三日目と孤軍奮闘の主人公青年。しかし・・・要するにお祖父ちゃんは七回死んでしまうのである。うまくいかないのである。

 なんか、面白そうでしょう。ちなみに、本書の巷での評価はパズラーとして高い。

 だけどさあ・・・だけど、主人公が同じ日をオリジナルも含め八回繰り返すということは、読者も同じ日を八回読まされるわけで、それがライトなノベルだと、評者の場合、極めて退屈なのである。

 『リプレイ』ケン・グリムウッドに対するオマージュ的推理作品と捉える読者も多いようだが、深さの面ではまったく違う位置に存する作品であると評者は感じる。『リプレイ』の場合も、同じ人生を三回過ごすわけなのだが、そこには推理はないが文学があり、哲学があり、深い面白さが存在する。本書にも、少しそんなことを期待して読んだ評者なのだったが・・・肩透かしな読書であった。(20060420)

※なんだか読みたくて読みたくて、最近やっと古書店で見つけ350円で買ったのだったが、350円は高かった。(書評No644)

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by kotodomo | 2006-04-22 11:25 | 書評 | Trackback | Comments(2)
2006年 04月 21日

とりあえず読了して


『七回死んだ男』西澤保彦を読了。

最近は、積読本の中から、次の本を捜すのが楽しい(^.^)

基本的に、国内物、国外物を交互に読もうかと・・・

『リプレイ』モドキの本を読んだ後は・・・

やっぱこれだよなあと、『夏への扉』をチョイス。

その次は国内物かあ。このへんで花村萬月でカッチシ行こうかなあ・・・いや、宮崎学か・・・
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by kotodomo | 2006-04-21 07:54 | メモる | Trackback | Comments(0)