「本のことども」by聖月

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2007年 03月 30日

AXEを身に纏うのことども

b0037682_1052411.jpg今、CMで話題のAXE・・・

無人島で男が体にふるかけると、金髪美女が海から何百人も這い上がってきたり、
男と女がテーブル挟んで、小さな兵隊たちがテーブルの上で香り戦争したり、
コンビニみたいなとこで、男が女にもみくちゃにされたり、マネキンに抱きついたり・・・

というミーハーなCMに影響を受けて、今週に入ってつけている聖月様。

職場の看護婦が、いちいち匂いを嗅ぎにきたり、肩を揉ませてください♪と言ってきたり、
夕方、走っているとうら若き女性トレーナーが近づいてきたり・・・

もう大変な毎日である。

勿論、AXEをつけていることは公言している。

やはり、元々ダンディな男がフレグランスになるということは、凄い効果があるらしい。
こりゃあ、うだつの上がらなかった人生が、テイタラクだった人生が、
今ここに変化の兆しを見せているということに他ならん!

たった570円で人生が変わった!!!ってことのほどもないが、受けはいいのだよ(^^)v
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by kotodomo | 2007-03-30 10:06 | メモる | Trackback | Comments(4)
2007年 03月 29日

◎「風の日にララバイ」 樋口有介 徳間書店 1262円 1990/10

b0037682_11271726.jpg 可笑しかったのが、読んでいる途中、何故にこの題名になったのかが皆目わからず、最後の最後になって、物語の終りの日が風が強かった、結末がちょっと切ない、そんな感じで終幕・・・なんか題名がいい加減だったことである。ははは。

 樋口流ハードボイルド会話全開の本書『風の日にララバイ』。中学生の娘と二人暮らしの主人公中年男性。もう、この設定だけでハードボイルドの香り漂う。5年前に別れた妻が刺殺されたところから物語は始まる。絡んでくる女性陣は全員美人・・・これも樋口流。探偵の真似事を始めた主人公に、いつのまにか探偵助手の若い女性ができてしまい・・・これも樋口流。いたるところでなされる会話も、軽妙なワイズクラックが小気味よく・・・これも樋口流。

 そして、ミステリーとしての真相部分は、結局、ああそうですか、そうだったんですかとしか言いようのないどうでもいい結果・・・これも樋口流、ははは。この人、ミステリーにこだわっているけど、ミステリーを書かなきゃいいのにと思わせる、ちょっと風変わりな逸品ですなあ。(20070325)

※次は、ちょっと樋口有介は休んで、正統派ハードボイルドの誉れ高い『冬の砦』香納諒一に行きましょうかな。(書評No707)

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by kotodomo | 2007-03-29 11:27 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2007年 03月 27日

聖月様が「ほんぶろ」で紹介されたことども

やぎっちょさんが運営、四季さんがサポートの「ほんぶろ」

そこで聖月様が紹介された記事はこちら(^_^)


なんというか・・・
俺って目立ちたがり屋さん?
ほんぶろ
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by kotodomo | 2007-03-27 09:24 | 聖月(みづき)様のことども | Trackback | Comments(4)
2007年 03月 25日

中学生の心得を伝授す、のことども


今、鹿児島の書斎から・・・

上の娘ももう卒業、4月から中学である。

であるからにして、晩酌しながら、娘に中学生の心得を伝授す。

・パパが初めて女の子とお付き合いしたのは・・・
・パパが始めて相合傘をしたのは、確か中学二年の・・・
・パパが学校で一番いい成績をおさめたのは、確か三年の二学期の・・・
・パパがバスケ部でもてていたのは・・・

娘は“もういい。全部、パパの思い出と自慢話じゃん”と笑うのだよ。

しばらくして、また茶の間で一緒になって
それでは、中学生の心得の続きをとパパが言うと、笑って、もういいよと言う。

一つだけ、本気に伝授したけどね。
「部屋と、体と、服装は、いつも綺麗に」ってね。
オシャレに頓着がない分、なんかだらしなくなりそうで心配で(^^ゞ

貧乏で汚い女にだけはなってほしくない・・・なんと消極的な親の希望であるのことども。
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by kotodomo | 2007-03-25 08:25 | メモる | Trackback | Comments(0)
2007年 03月 23日

〇「エスケイプ/アブセント」 絲山秋子 新潮社 1260円 2006/12


 「エスケイプ」という短編と、「アブセント」という短編で構成された、ひとつの中編と言ったところだろう。なぜなら、後半の「アブセント」のほうは「エスケイプ」の存在なしに単独で読ませる力を持った作品ではないし、それぞれの話が“同じ時”を書いたものではないところからして、「アブセント」は「エスケイプ」を補完した物語と言ってよく、思い切って言わせてもらえば、「エスケイプ」だけで完結したほうがよく、「アブセント」は要らなかったような気もすると、後半表現が弱気になったが、主張して止まない聖月様なのである。

 といいながらも、絲山秋子は上手い。町田康の一人称アホ的主人公を中心に据えながら、アホのまま思弁的に読ませるだけでなく、その他登場人物たちの多彩さ、奥深さで、短い物語ながら、物語世界を膨らませている。エセ神父が登場する。面倒見のいいお婆ちゃんが登場する。それぞれの人物に対して多くの筆を割いていないにもかかわらず、それぞれの人物に対して多くの想像を喚起させる筆は大したものだし、結局一度も登場することなく語られるだけの、主人公の妹やその娘=姪っ子も、その存在感は割かれた筆以上の膨らみがある。

 これだけの作家ならば、いつしか壮大なる長編物語にも挑戦してほしいなあ。町田康『告白』のような。『逃亡くそたわけ』を大河にクロニクルに仕上げたような。(20070322)

※樋口有介を読んでいる間に1時間半で読めてしまった。(書評No706)

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by kotodomo | 2007-03-23 08:19 | 書評 | Trackback(3) | Comments(0)
2007年 03月 22日

〇「木野塚探偵事務所だ」 樋口有介 実業之日本社 1600円 1995/5


 コミカルハードボイルドモドキ連作短編集である。まあ、よくあるパターンでもある。これまでに読んだ中で、一番雰囲気が近いのが『ハードボイルド・エッグ』荻原浩だろうか。設定で言えば『螺旋階段のアリス』加納朋子にも似ているなあ。でも作品自体はその二作品よりも前のものだから、樋口流オリジナルではあるんだろうなあ。

 本当に、よくあるパターンである。定年を迎えた警察官が主人公・・・っていうか、警察内部での仕事はずっと経理畑。ただハードボイルドに憧れて探偵事務所を開設。まずは、ハードボイルドに生きるためにはハードボイルドに似合った探偵秘書が必要と募集、そこへ若い女性が転がり込んで、仕事は来ないし、来る仕事と言えば犬や猫や鯉や菊に関するものばかり。いかにもといった感じの設定である。あとは、この設定の中でどう読ませるかが作者の腕の見せ所で、そういう意味では樋口流に成功しているのだけど、難を言えばミステリー部分がご都合主義なところかな。まあ、元々この作家はミステリー部分で成功させることより、軽妙な会話や展開で読ませることを主にしているので、それはそれで構わないのだが、連作短編集ともなると一編一編はいいのだけれど、続けて読んでいくと少し飽きもくるというもの。

 ハードボイルドをはき間違えた主人公の可笑しみ、主人公探偵より洞察力の深い探偵助手の女の子、そんな設定が毎回楽しいのだが、続けて読ませるには事件性、ミステリー性ももう少しあったほうがいいかもね。水戸黄門が大好きな人も、よっぽど事件が面白くないとさあ、5本も続けて観たくないのと一緒でさあ。

 しかしながら、毎日一編ずつ短編を読むのが好き♪というような読者には、素敵に面白い本じゃないかな。評者はそんな読者ではないので、シリーズ二作目の『木野塚佐平の挑戦』は、少し時間を空けてから読もうと思っているのことども(^_^)(20070322)

※まだまだ、樋口有介を行きまっせ。『風の日にララバイ』などを。その次くらいに香納諒一『冬の砦』を挟みましょうかね。(書評No705)

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by kotodomo | 2007-03-22 14:14 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2007年 03月 20日

マスタードを使う


生まれて初めてタマネギを買う。
スライサーでスライス。
水にさらす。

フランスパンもどきを焼いて、マーガリン、そこにハムとマスタード、その上にタマネギスライス、
そしてマヨネーズをかけたら・・・美味いじゃないか!!!

それにしても、マスタードひとつで、こうも味が変わるとは。

コロッケパン買っても、マスタードつけたら味がワンランクUPしそう(^^)v
ソーセージボイルして・・・マスタードは偉い。
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by kotodomo | 2007-03-20 14:07 | メモる | Trackback | Comments(2)
2007年 03月 19日

▲「風少女」 樋口有介 文藝春秋 1325円 1900/1

b0037682_995379.gif 樋口有介『ぼくと、ぼくらの夏』で青春軽妙ハードボイルドを引っさげてのデビュー、そこからの二作目の作品であり、第103回の直木賞候補作品である。当時はどうか知らないが、やはり昨今の直木賞候補と比べると少し骨がなく、骨粗鬆である。当時の直木賞選考委員の意見が面白いので引用しよう。

陳舜臣
「ミステリーとしては破綻がありすぎる。」「登場人物のやりとりは軽快で、とくに主人公と妹とのそれはおもしろい。」「作者はおそらくこのようなリズムを、からだに内蔵しているのであろう。それは貴重な資質であり、多作によって伸びるような気がする。」

平岩弓枝
「好感度からいえば、ナンバーワンの作品。」「登場人物がきびきびと描けていて、ほどほどにクールで、適当に甘いのもいい。」「弱味といえば、事件のしめくくり方と、風少女のイメージにパターンを感じさせることだろうか。」

藤沢周平
「軽妙な(絶妙と言ってもよい)会話が魅力といった作品で、殺人事件を扱った小説なのにさわやかな青春小説の趣きがあり、後味はわるくない。」「しかしこの作品の問題となる点もまたこの軽妙さにある、という感じがするのも事実で、殺人事件があまりさわやかでも困るわけである。」

黒岩重吾
「青春小説を爽やかに描く文章力を持っている。ただこの作品を推理小説として読むと、独善的で社会に通用しない現代青年の行動を見せつけられたような気がする。」「主人公が懸命に解いている謎は、警察がとっくに調べている筈である。」「警察は、この程度の犯人なら簡単に逮捕してしまう。となると、この推理小説の謎解きは根底から成立しないことになる。」

五木寛之
「『風少女』のような作風は、とかくこの国の文壇では軽視されがちな傾向がある。(引用者中略)しかし、私は『風少女』の文体が好きだった。これと『北緯50度に消ゆ』の二作が受賞作に選ばれてもいいと思っていた。」「樋口さんはミステリーにこだわるのをやめたらどうだろう。そうすればもっと自由な、あたらしい小説が書けるのではあるまいか。」

田辺聖子
「氏のお得意とされる青春ものの軽いノリが、ここでは一篇を支え切れないように思われた。ミステリー仕立てでありながら、ミステリーとしての緊迫感に欠けるからだろうか。」「けだるい青春彷徨ロマンとして読めば、それなりに匂いも情緒もあったが、やっぱり、人が殺されているんだし……。ちょっとどっちつかずになった感じ。」

井上ひさし
「今回、もっとも堪能した」「風俗の活写、青春群像の彫琢、みんなうまく行っている。」「だが、この作品はじつは推理小説のスタイルで書かれており、そうなると、たとえば睡眠薬の錠数といったことが問題にならざるを得ない。どう勘定しても数が合わぬのである。そこで推薦の辞も自然弱くなる。この作品と心中してもいいと思っていただけにとても残念である。」

 以上、いかがかな。これ以上付け加えることもないかもなあ(笑)。黒岩重吾の意見、面白いなあ。でも、的を射ていないような。『半落ち』横山秀夫のときの論争もそうだが、“ありえない”ことは重要ではなく、物語の中に溶け込んでいれば、それはひとつの物語世界で収束される、無視できる些事だと思うのだがなあ。(20070317)

※単行本、文庫本とも絶版状態だが、どうやら東京創元社から近日発売のようである。(書評No704)

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by kotodomo | 2007-03-19 09:10 | 書評 | Trackback(1) | Comments(0)
2007年 03月 18日

半身浴で読書に挑戦したのことども


何も難しいことはない。

お風呂をためる。
半身じゃ寒そうなので、普通に湯を張る。
38度くらいが適温というが寒そうなので45度で入れる(入るときは43度くらい?)。

で、風呂場に蓋して、蓋にタオル敷いて、本と飲み物。
肩もつからず、読書開始『風少女』樋口有介。

目標30分・・・肩が寒いなと思っていたけど、10分経ったら汗ダラダラ・・・
結局30分入りながら、随分と水分補給。

いやあ、よかった。

瘠せるためじゃないよ。新陳代謝を高めるためだよ。

風呂から上がってもずっとぬくい温い。

布団の中では暑いくらい。またまた水分補給、読書、zzz・・・。

1時に寝て、6時に起床。さて、本日も頑張りましょう(^O^)/・・・今職場。
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by kotodomo | 2007-03-18 08:42 | メモる | Trackback(1) | Comments(0)
2007年 03月 17日

ネームカード刷新しました・・・新機能つき♪


欄外右側のネームカードに新機能つきました。

「本のことども」by聖月へのアクセスキーワードランキングが表示されます♪

日ごとではなく、月間通算の上位5つが・・・

●にポインターを乗せると、表示されまっせ。

1位は常に“本のことども”なのだなあ。
あと“聖月(みづき)”も必ず上位5つに食い込んでいるので、
純粋な検索ワードが3つしか表示されないというのは、少し淋しいかな。
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by kotodomo | 2007-03-17 11:09 | メモる | Trackback | Comments(0)