「本のことども」by聖月

kotodomo.exblog.jp
ブログトップ

<   2007年 12月 ( 11 )   > この月の画像一覧


2007年 12月 31日

大晦日のことども

鹿児島にて、小学4年生の下の娘と地図遊び。

どういう遊びかは企業秘密なので書かないが、ふと思った。

佐渡島は日本本土から結構離れていることに。

嫁さんに「佐渡島がもし日本から独立しても、3日間くらい日本政府は気づかないんじゃない?」
と訊いたら、「多分そうだと思うよ」と返してきたのことども。

ということで、皆様、来年もヨロピク。

読書のほうは、本日『夕陽はかえる』霞流一を読了。読めなかったなあ今年。79冊だす。
[PR]

by kotodomo | 2007-12-31 16:24 | メモる | Trackback | Comments(2)
2007年 12月 29日

モバイラーではなくなったのだ!のことども

本日、午前中仕事納め。
午後より新幹線羽田飛行機鹿児島バス自家用車我が家へ。

ところで、これまでは自宅の書斎からブログ更新していたのことどもなのだが、
なんかDoCoMoがもうPHSは扱わんと通知してきたので、
でも、PHS解約したら特典で嫁さんの携帯、ただで交換するぞと書面を送ってきたので、
そういうことにしたら、とにかくもう自分はピッチを使ったモバイラーではなくなってしまったのことども。

まあいいか、お茶の間にうんこみたいに遅い家族用のデスクトップがあるので、
それで更新できないわけじゃない。
どのくらい遅いかというと、ネット立ち上げて5分くらいかかったり、
じゃあ、クリーニングをと思うかもしれないが、クリーニングソフト自体が最後まで行かないみたいな、
そんな末期的状態である。困ったものである。

そんな中、更新できるんだろうかと一抹の不安を抱えながらも、
全国2万人の女子高生ファンを抱えているのことどもだから、今日も明日も来年も頑張るね、うん(^_^)
[PR]

by kotodomo | 2007-12-29 08:56 | メモる | Trackback | Comments(0)
2007年 12月 28日

下の娘(小学4年生)の読書感想文は凄い!のことども

結局、鹿児島県で学年1位になって、新聞載って、全国では、こんなところで、こんなことになったが・・・

まあ、根気のある人は、下の写真クリック拡大して読んでくんなまし。

b0037682_1093952.jpg

b0037682_1095824.jpg


登場人物にパパがいないのが淋しいのことども。
[PR]

by kotodomo | 2007-12-28 10:15 | メモる | Trackback | Comments(0)
2007年 12月 27日

◎◎「誰にも見えない」 藤谷治 小学館 1260円 2007/3


 本書『誰にも見えない』を少女作家が書いたのだとしたら、評者はこういうだろう。あの綿矢りさ姫の『インストール』を凌ぐ感性の作品だと。

 ところが、驚くのは、こういう思春期の女の子の瑞々しい感性を、オヤジが描いているということである。著者藤谷治は1960年生まれだから、評者より2歳上、47歳。描けないよ、普通!である。普通って何?何が普通なの?普通描けないかもしれないってことは、描ける人はいるんじゃないの?って反論されそうだが、描ける人がいる、いたってことが、信じられないくらいの“感性の描写力”なのである。

 体裁は、中学2年の女の子が綴ったダラダラ文章。小学校時代の思い出やら、お受験のお話やら、女子校に入学してからの出来事やら、在り来たりの風景をただダラダラ綴っただけのものなのだが・・・。

 今度の年末年始の帰省時に、今現在、中一の上の娘に読ませてやろう、持って帰ろうと思ったのが、読後の一番の感想。何に悩んでいるか知らないが、悩みがあろうがなかろうが、本書の主人公に共感するのではないかな。それに、評者が標榜している生き方も、本書の中に書いてあるし。人は、誰かを○○○ために、生まれてきたってことがさ。

 とにかく、この思春期の感性を、オヤジが描いた感性を、読むべし、読むべし、べし、べし、べし!!!図書館に走れ!!!藤谷治は知名度低いから、多分棚にあるぞ(笑)。(20071224)

※実は、藤谷治は知名度が低過ぎて、評者の住む町の図書館には置いてない(笑)。ネットでユーズド本を買ったわけだけど、いいねえ藤谷治。手許にはあと『いなかのせんきょ』が・・・楽しみなので、後に回そう。次は・・・そう、バカボン『夕陽はかえる』霞流一で行きまっしょ。(書評No763)

書評一覧
↑↑↑「本のことども」by聖月書評一覧はこちら
[PR]

by kotodomo | 2007-12-27 13:16 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2007年 12月 26日

×「夢見る黄金地球儀」 海堂尊 東京創元社 1575円 2007/10

b0037682_10292627.jpg 評者は、読書する前に、必ず奥付を見るほうである。書き下ろしか連載かの見極めとか、発行年月日の確認のためとか・・・本書は2007/10の発行、しかも宝島社からではない。ということは、今回のこのミスでランクインの可能性もあったはず・・・ということで、このミス2008年版のリストを確認。ちゃんと本書もリストに挙がっている。しかし、圏外にもランクインしてない・・・。

 こんなの書くなよ、というか、読ませるなよ、海堂ちゃんである。プロローグだけは面白く読んだ評者なのだが、あとは全部、惰性で読んじゃったげな(ってどこの方言?)。1億円の黄金地球儀を自治体展示場から盗む話。模造品を代わりに置く話。目的を遂げたら、本物をまた返す話。たった2行で説明つく話を、読まされた方はたまらんげな(って、だからどこの方言?)。

 元々コミカル小説として書かれたものなので、蓋然性とか必然性は問わないが、ギャグが笑えないし、内包したオカシミが可笑しくないし・・・昔、ある作家さんとのやり取りで、一生懸命書いているものに酷評するのはいかがなものかと問われたことがあるが、評者は基本的に甘口。しかしながら、一生懸命でも出されたものが駄目だったら駄目は駄目。お母さんが一生懸命作ったのにぃ、と言っても、塩の入った失敗作のケーキはやはり駄目なわけで、最後まで食べて、そして美味しいと言って♪と言われても、それは無理な話というもの。

 では、どこがいけないのか?『チームバチスタの栄光』を楽しく読んだ読者に、こんなものを読ませてはいけない。自分の読者層を軽んじてはいけない。別名で出版するか、講談社ミステリーランドあたりから、別層に向けて出版すべきであると、そういう風に評者は主張したいわけであるのことども。ご清聴ありがとうございました。(20071224)

※口直しにと思って、次の本は藤谷治をチョイス。これが良かったのだなあ。『誰にも見えない』(書評No762)

書評一覧
↑↑↑「本のことども」by聖月書評一覧はこちら
[PR]

by kotodomo | 2007-12-26 09:15 | 書評 | Trackback(2) | Comments(0)
2007年 12月 25日

◎◎「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎 新潮社 1680円 2007/11

b0037682_10304325.jpg 先日『サニサイドエッグ』荻原浩を読んだときに・・・
 
 最初で大予言。本書『サニーサイドエッグ』荻原浩は、第138回直木賞を受賞するとともに、映画化されます。そのときには、さすが、聖月様と賞賛されるであろうことも予言しておこう。

 ・・・と書いたが訂正しておこう。

 本書『ゴールデンスランバー』伊坂幸太郎と『サニーサイドエッグ』荻原浩は、第138回直木賞を受賞するとともに、映画化されます。そのときには、さすが、聖月様と賞賛されるであろうことも予言しておこう。

 ところで、評者は今現在、整形外科クリニックの事務長みたいな職務を日々執り行っているが、真の姿は「何でも屋」みたいなところがあり、現在のクリニックがオープンする4ヶ月前には、当地駿府に江戸より下り、建設の段階から関わった経緯にある。

 ということで、先日は顔見知りになった患者様(27歳で清楚美人)から、次のようなことを訊かれた。

 清楚美人“殿は、何ゆえにこのような診療所を、こんな片田舎にお建てになったのでしょうか?何ゆえに、この駿府の駿東なるところをお選びになったのでしょうか?”

 聖月様“キミに出逢うためさ。実に大掛かりだったし、金も億以上遣ったけど、この土地にこういう建物を建てれば、キミは何が出来るんだろうと興味を抱くことは計算済みで、看板を付けたときに、ああ整形外科なのね、と気付くこともわかっていたし、先日、あらこんな懸賞出したかしら?と送られてきた宅配便、あれの真の贈り主はこの聖月様だし、キミがその送られてきた懸賞賞品の漬物石で、腰を痛めるのも計算していたし・・・”

 ふと気付くと、清楚美人はどこかに立ち去っていたが(^^ゞ、評者の恋愛事始というのは、かように実に大掛かりなのであり、口の悪い人は、陰謀とか策謀とかいうかもしれない。まあ、金は唸るほどあるんでぇ。

 本書『ゴールデンスランバー』は、主人公青年が大いなる陰謀、もしくは策謀に巻き込まれる物語である。が、その陰謀策謀の相手が、あまりにも大き過ぎるのである。聖月様のようなお茶目な相手ではない。国家なのか政治なのか、とにかく大いなる権力を持つ者によって陥れられる。首相の暗殺。一気に犯人に仕立てられ、追われる身となる。テレビの報道は、主人公青年の過去や周囲を報道するが、どの報道も容疑者という視点で流されるし・・・。

 前半の展開は、いつもの伊坂流伊坂節に較べ、あまり心地良いものではない。この転落的なサスペンス感は、そうご存知ないかもしれないが、ケヴィン・コスナー、ジーン・ハックマンが共演したあの映画「追いつめられて」の転落感、サスペンス感に似ていると感じた評者。実は評者、ドキドキハラハラはあまり好きくない。終わってみれば、ああ面白かったぁ(^O^)/なんてことも多いが、どこか居心地が悪いのも事実。ところが中盤から、色んなピースが心地良く動き出し・・・。

 結局、完璧な小説、物語。伊坂君やったねぇ的完成度。たいへんよくできましたとしか言いようがない。とにかく、伊坂ファンであろうがなかろうが、読むべし、読むべし、べし、べし、べし!!!なのである。(20071223)

※この小説はロックである。(書評No761)

書評一覧
↑↑↑「本のことども」by聖月書評一覧はこちら
[PR]

by kotodomo | 2007-12-25 10:19 | 書評 | Trackback(6) | Comments(4)
2007年 12月 24日

結婚14年目のことども

b0037682_6425354.gif

復活宣言をし、さて、書評でも書いちゃおうかなあなんて思っていたが、
休みの朝、5時には起床、朝から疲れちゃって、読書する気にはなっても、
書評をひねり出す気にはなれず、明日職場で書いちゃえという妖精の囁きも聞こえ、
なんで妖精?それとも天使?マリア?キリスト?降臨?サンタ???
などという連想で、今日はイヴなのだなあということになる。

単身赴任3年半、4回目の家族を離れてのこの日、
一年目は仕事の相棒と焼き鳥を食った記憶があるが、
あとの3回は家で独り晩酌・・・

というのも、12/24は結婚記念日であり、本来的に嫁さんと何か祝うべきであり、
その嫁さんがいないわけで、だったら晩酌しながらメールにて
「結婚してくれてありがとう。今年は○○婚式だね」なんて夜を過ごさねばで、
その○○婚式なのだが、金婚式や銀婚式、ダイヤモンド婚式あたりは有名なところで、
結婚13年目の昨年はやはりマイナーな「レース婚式」、
そして今年14年目もマイナーな「象牙婚式」と相成るわけで、
レースの編み物、象牙の夫婦箸なんぞを贈りなさいと産業界は目論んでいるようだが無視!
帰省した折に、ユニクロという超有名ブランドの上っ張りなどを買ってあげる目論見のことども。

帰省?
はい、12/29~1/8予定で鹿児島に帰ります。
空飛ぶ図書館本は、今のところ
『夕陽はかえる』霞流一
『柳生大戦争』荒山徹
『さよなら、そしてこんにちは』荻原浩
『夢見る黄金地球儀』海堂尊は、空飛ぶことなくこちらにて読了できたらいいなというところ。

ユニクロ?
はい(^^)/聖月様はユニクラーです!
私服はほぼすべてユニクロブランド。
折込広告に載っているユニクロモデルより、ユニクロが似合う、
ダンディでお茶目なユニクラーなのです。

ということで、復活祭にて試しに書いてみた駄文、書き連ねてみた些事、
まだまだいけるじゃないかと思ったのことども。
では、また明日(^^)/~~~

職場で書評を書き上げたらねえ。
[PR]

by kotodomo | 2007-12-24 06:45 | メモる | Trackback | Comments(0)
2007年 12月 23日

聖月様復活宣言!!!


ということで、明日からほぼ毎日更新します。

多分、つまらないことばっかり書きますが、ヨロピク。

理由は二つ。

一つ目、伊坂幸太郎の最新作が、面白かったから。

二つ目、あるサイトで、自分の活動に存在意義を感じたから。

ということで、本日『ゴールデンスランバー』伊坂流伊坂節読了(^.^)
続いて『夢見る黄金地球儀』海堂尊に入りました。

久々の、伊坂流伊坂節にあてられました。

さて、聖月節ダラダラ節はいつ復活・・・?

多分、来年2月かな(^.^)理由は秘密。乞うご期待(^.^)
[PR]

by kotodomo | 2007-12-23 20:29 | メモる | Trackback | Comments(0)
2007年 12月 22日

娘のCM

スプレーアートのCM

↑ここで観ることができます(クリックしてね)。

1番目と3番目のCMの、右側の女の子です。

実際のCMは、日曜日7時からのテレビ朝日系「恐竜キング」の合間に流れます。
2番目が流れたら、そこには娘は出ておりません。

以上、聖月様の親馬鹿情報。
[PR]

by kotodomo | 2007-12-22 23:58 | メモる | Trackback | Comments(2)
2007年 12月 11日

◎「遊戯」 藤原伊織 講談社 1575円 2007/7

b0037682_10314729.jpg 既に亡くなった作家の作品といえば、まあ夏目漱石とか太宰治なんかもそうなんだけど、そうじゃなくって・・・そう、評者の場合、6年ほど前から今ばやりの(?)読書を始めたわけで、そんな中で気に入って読んだ稲見一良なんかが既に亡くなった(1994年)作家だったりしたわけで・・・でもねえ、藤原イオリンなんて、目の前で死なれてしまったような気がして、本当に淋しいのだなあ。『テロリストのパラソル』を読んで感動して、その後出る新作が気になって、講演会なんかも聴きに行って、質問は?と司会者が問うのに積極的に手を挙げて“藤原さんの作品には、酔っ払いのハードボイルド主人公がよく出てきますが、やはり御自分を投射されているんですか?”なんて質問に苦笑されて“いやあ、そういうわけでもないんだけど・・・”なんて、丁寧に回答していただいたのは大切な思い出で、一応、なんか直接お話したことがあります、なんていう貴重な体験で、ああ、それなのにそれなのに、癌なんかにおかされてしまって、手記も立ち読みだったけど読んで、今年に入って訃報・・・(ToT)

 本書『遊戯』は、そんな作者の、完結しなかった連作短編集である。ハードボイルドな男性主人公と、スラリとした女性主人公、その二人の視点が交互に織り交ぜられた連作集である。ただ、未完といいながらも、そのひとつひとつの短編自体はそれなりに短編として完結しているし、その文章の中に、確かに藤原イオリンという作家がいる。遺してくれたものが、そこにあるのだ。未完ながら、重厚ではないながら、本書『遊戯』の中に、文章に、頁を繰れば、やはりそこにイオリンの香りがあるのだなあ。

 何ゆえに未完かといえば、連作シリーズの途中から謎の男が登場し、結局、そいつは誰か?ということが未完であることを示しているし、でもね、そんなのはいいんです。そういう未解決のパズルのピースが残されることもひとつの文芸手法と捉えれば、未完であることは関係ないのです。未完といわれようが、イオリンフリークは読むべし。ここに、イオリンは確かにいるから。イオリンの香り、残り香を懐かしく抱きしめるべし。(20071209)

※『テロリストのパラソル』も、いつかどこかでまた再読したいなあ。(書評No760)

書評一覧
↑↑↑「本のことども」by聖月書評一覧はこちら
[PR]

by kotodomo | 2007-12-11 23:58 | 書評 | Trackback | Comments(0)