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2008年 05月 30日

◎◎「大剣豪」 清水義範 講談社文庫 540円 2000/5


 なんだか、最近清水義範ばっかり読んでいる評者なのだが、元々はそういう心積もりではないのである。図書館に行って、お目当ての本を借り、まだあと2冊借りることが出来るなんていう場合に、とりあえず未読の清水義範本を借りてきてしまうところから、こういう現象が始まっているわけで、お目当ての本を先に読み出しても、これから外出、でも若干時間の余裕があるなんてときに、お手軽短編集の清水本に手を出してしまい、結局、外出先から帰ってきてもそのまま最後まで読んでしまい、お目当ての本より先に消化してしまっての結果なのである。あまりにお手軽で面白く、やめられないのである。

 実は、本書『大剣豪』、表題作だけ読もうと思って借りた本である。なぜかといえば、「大剣豪」以外の作品のほとんどが他の本に収録されていて(例えば「大江戸花見侍」「どえりゃあ婿さ」は、前日読んだ『私は作中の人物である』で評者は既読である)、またいずれどこかで出会う作品群だと思ったからである。要するに本書は、作者が書き溜めてきた時代劇作品をひとまとめにし、文庫書き下ろしの表題作「大剣豪」を加えた作品集なのである。

 しかし、結局、すべての作品(先の2作品は、さすがに前日読んだので飛ばしたが)を読んでしまったわけで、結果、読んで正解だったことを報告しておこう。例えば「笠地蔵峠」と「ザ・チャンバラ」という作品は、少しだけ通ずる部分があり、その関連性がわからないと笑うところなのに笑えなかったりするからであり、それはまことにもって勿体無い話だからである。

 一応、評者のイチオシ◎◎作品を挙げておくと「大剣豪」「笠地蔵峠」「ザ・チャンバラ」の3作品であり、「山から都に来た将軍」や「山内一豊の隣人」あたりの作品も捨てがたいし、「三劫無勝負」や「天正鉄化面」も元々が笑いの作品ではないのだけど、短編としてはしっかりした作品であり、全体にイチオシの、面白時代物短編集なのである。

 一番可笑しかったのが、「笠地蔵峠」である。実は評者、あとがきを読むまで『大菩薩峠』のパスティーシュ(模倣)作品だとは知らなかったのだが(知っていたとしても、『大菩薩峠』の内容は知らないし、それが未完であることは先ほどネットで知った(^^ゞ)、知っていようがいまいが、出鱈目さが可笑しいのである。色んな因縁やプロットが散りばめられ、話がどうなっていくのかと思いきや、いきなり背負い投げを食らわされた読後感、それは『大菩薩峠』のパスティーシュだからなんだろうけど、あまりの強引さに笑わずにおれないのである。なんて書いても、これを読んでいるあなたは意味がわからないだろうから、是非、立ち読みでもいいから読むべし!

 表題作「大剣豪」は、剣豪を凌ぐ剣豪の登場、その上をいく剣豪、そのまた上をいく剣豪の登場と、趣向自体が読者を飽きさせない。

 「ザ・チャンバラ」に至っては、作者の好き放題といえるだろう。古今東西の活劇有名人モドキを、面白おかしく登場させ、その全員集合状態自体を笑い飛ばしてしまう。座頭市とおぼしき人物、木枯紋次郎とおぼしき人物、桃太郎侍、眠狂四郎・・・とにかくオールスターなんだから面白いのである。

 読むべし、読むべし、べし、べし、べし!!!のパロディ時代劇短編集。騙されたと思って読むべし!!!時代劇に疎い評者でさえ、大笑いさせてくれる傑作集なのである。(20080524)

※カバー絵から、中身の気軽さについて、推して知るべし。(書評No803)

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by kotodomo | 2008-05-30 08:37 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2008年 05月 29日

▲「私は作中の人物である」 清水義範 講談社文庫 460円 1993/7


 結局、清水義範の本っていうのは、ほとんどが短編集であり、すべてがいい意味で思いつきの駄文であり、そこが評者は大好きなのだが、だからと言ってすべての作品が評者好みというわけにはいかない。だから、これっておもろい!噴飯物!よく、こんなこと思いつくなあ!そんな作品が3つも収められていれば、この本は面白いという評価をくだしたくなるわけで、記号◎◎をつけるわけである。

 本書『私は作中の人物である』の場合、表題作はイマイチ、ただ「船が州を上に行く」だけが評者の好みであり、好み作品が一つということで評価▲である。しかし、人の好みはそれぞれなので、この作者の文章自体はどれも丁寧に書かれていることからしても、「全国まずいものマップ」や「文字化けの悦楽」などは、もしかしたら多くの人に支持される作品かもしれない。

 本文とは関係ないが、小説の中の人称って、深く考えれば考えるほど不思議である。“そのとき私は・・・”なんて、一人称の文章の場合、その私は誰に語っているの?っていうのは、小説作法の永遠の疑念だし、古川日出男の『ベルカ、吠えないのか』みたいに犬に語りかけっぱなしで物語が進んでいくのは実際にはありえない設定だし、式田ティエン『沈むさかな』の二人称文体なんかも、なんでそういう風にしたのか読者はわからないし、あの直木賞受賞作の船戸与一『虹の谷の五月』で主人公少年が時々語りかけ口調になったりするのも、読者は誰に語りかけてんの?とわからなかったりするのである。

 かく言う評者も、ブログの中で文章を書いているが、その“評者”という人物も架空の人物であり、じゃあ誰に書いているの?というと、架空の友人たちに書いているのである。だから“聖月様って、20代の女性らしいよ”という噂があれば、それもブログという世界においては間違いではないのである。架空の人物なのだから。本当の世界では、めちゃんこ間違いだけど(笑)(20080524)

※しかし、この作家、着目が面白いなあ。発想が自由だなあ。(書評No802)

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by kotodomo | 2008-05-29 09:14 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2008年 05月 28日

◎◎「心に龍をちりばめて」 白石一文 新潮社 1575円 2007/10


 多分、本書『心に龍をちりばめて』は、著者の代表作になると言っていいんじゃないだろうか・・・と言おうと思ったが、いずれこの作家、直木賞を受賞するはずなので、その作品が代表作になるんだろうな。あながち冗談でもなく、また論拠としては希薄に過ぎない事実として、父親は直木賞作家の白石一郎(『海狼伝』で受賞)、双子の弟はやはり小説家白石文郎という小説家一家であり、少なくとも直木賞作家の息子という烙印は既に押されての今の知名度及び実力があるわけで、まあ、そう遠くない未来のことだと評者は思っているのだが。ちなみに『どれくらいの愛情』で、第136回の直木賞候補にはあがっている。

 第一作『一瞬の光』で鮮烈なデビューを飾り、多くの批評家から大絶賛を浴びたのは、ある程度客観的な事実である。お蔭で、評者も何かの拍子にその作品の評判が気になり、付き添いで行った地方の葬儀会場の近所の書店で、暇ついでに(評者はその葬儀には無関係だった)新刊で買った記憶がある。素晴らしい小説なのだが、救いようのない話の展開に、ううむと唸ってしまった記憶もある。そう、この作者の作品の特徴に、救いようのない哲学みたいなものがある。『僕のなかの壊れていない部分』にも、その哲学は顕著に顕れ、それを打破したのが、あの名作『草にすわる』である。

 『草にすわる』が何ゆえに打破したのかというと、作品の中に光明があるのである。光明が見えるのである。救いようのない話の展開ながら、最後に爽快感という灯火が点るのである。

 本書『心に龍をちりばめて』も、同様の光明を内包する。恋愛に倦んだ主人公女性。誰もが羨む美貌を持ちながら、もう30も半ば。彼女の暗い記憶と、自立した今、そこにドロドロとした人間関係を注入しながら物語は展開していく。果たして彼女の行く末に灯火は?光明を内包する、と書いたので、灯火は点るのだが、そこの展開が巧いのだなあ、白石一文。

 あと、本書はミステリーではないのだが、多くの小説がミステリー性を持つように、本書にも程よくサプライズが仕込まれており、そのサプライズが光明、灯火、爽快感を、絶妙に味付けしているのである。

 白石一文ファンも、そうでない方も、読むべし、読むべし、べし、べし、べし!!!これが小説である!!!(20080522)

※最新作『この世の全部を敵に回して』も既に図書館でゲットして、ご満悦の評者(^^)vって、早く未読の『すぐそばの彼方』を読みなさいって、自分。(書評No801)

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by kotodomo | 2008-05-28 09:55 | 書評 | Trackback(1) | Comments(0)
2008年 05月 27日

◎「柳生百合剣」 荒山徹 朝日新聞社 1785円 2007/9

祝 800冊

 もう、書評も800冊まで来ちゃうと、記念すべきなのかどうかさえ、なんかどうでもいいような気がしてきている評者なのである。多分2年以内には1000冊いくので、そのときには、どこかのホテルの一室で、一人記念オフ会でもしましょうかねえ。まあ、とりあえず節目の800冊目なのです。

 荒山徹に関して言えば、デビューからの3冊『高麗秘帖』『魔風海峡』『魔岩伝説』は文句なしの傑作◎◎読むべし印である。冒険あり、妖術ありの破天荒な時代物語に、その厚さも気にならない。ところが、その後の作品群は・・・むむむ。小説がどうも安易なのである。史実のほうが強調されたり、冒険譚が弱かったり。結果、4作目以降の◎◎評価は、シリーズ的に本書『柳生百合剣』の前譚にあたる『柳生薔薇剣』のみなのである。

 何がいいって、このシリーズの主人公柳生十兵衛が、溌剌と暢気で可愛げがある反面、やはり剣豪には違いなく、読者としても楽しく安心して読める点にある。この著者による柳生十兵衛というのが、実は作品毎にその描写がマチマチで、大きくわけてイヤな十兵衛とイイ十兵衛に分かれるわけであり、やはりイイ十兵衛のほうが、読者としては親しみやすいのである。

 冒頭、十兵衛が夢から覚める場面から始まるが、いきなり夢精をしちゃうのである。前述したように溌剌と暢気で可愛げがあるのである(笑)。それを、柳生の庄の子供たちが縁から眺め、“や~い、夢漏らししてる”なんて・・・

 しかし、その後、陰謀や妖術やらわんさわんさで、やはりこの柳生○○剣シリーズは、中々にエンターテイメントなのである。また、作者の洒落も各所に散りばめられ、物語の終盤、串刺し団子三兄弟的な剣捌きとその処理には思わずニンマリなのである(是非、読んで意味をわかってほしいのだが)。

 荒山徹、未読の方は、是非デビュー作3作と、柳生○○剣シリーズをお試しあれ。ただし、デビュー1作目『高麗秘帖』から入る方は、朝鮮語読みの多さに、少し抵抗感があるかも知れない。しかし、50ページ我慢できたら、あなたはもう荒山ファンへの道を歩み始めるだろう。是非に読むべし!(20080521)

※結局、同じ作家の作品でも評価が分かれてしまうのは、そこに物語が紡がれているかどうかの結果である。(書評No800)

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by kotodomo | 2008-05-27 15:48 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2008年 05月 26日

▲「永遠のジャック&ベティ」 清水義範 講談社文庫 490円 1988/10


 本書を読む前に、この表題作「永遠のジャック&ベティ」には、何か原作があるんじゃなかろうか?だったら、そちらを先に読んだほうがいいんじゃないだろうか?そういえば、以前読んだ「猿蟹の賦」も猿蟹合戦がベースにあったし・・・そんなことを思った評者。しかし、いきなり読んでみたら、それはまっこともって杞憂であった。

 確かに、この表題作にはベースがあるが、それは“ジャックとベティの物語”的な粗筋物ではなく・・・ジャックやベティが出てくる中学教科書にあったのである。評者の中学教科書の場合、それはジョンとメアリーであったが。

 物語は、ジャックとベティの30数年振りの再会から始まる。“私の名前はジャックです。あなたはベティですか?”“はい、私はベティです。”“あなたは元気ですか?”“はい、私は元気です、あなたは?”そんなギコチナイ会話から始まる二人の再会物語なのである。最初はギコチナクも、段々と二人の会話は発展していくのだが、どうも妙なところで、話がギコチナクなってしまうのが可笑しいのである。“~するやいなや”とか、“ベティは私が今まで見た中で一番美しい女性の一人です”みたいな言い回しが、二人の自由な会話をどうしても邪魔してしまうのである。

 要するに、表題作「永遠のジャック&ベティ」とは、英語の教科書に対するパスティーシュというより、風刺なのである。

 確かに・・・“これはペンですか?”“いいえ、それはペンではありません。それは帽子です!”みたいな会話は実際しないわなあ(笑)。綺麗な景色を見て“まあ、美しい♪”とは言っても、“これは、私が今まで見てきた中で最も美しい景色の一つです”なんて言わんわなあ(笑)。

 あと「インパクトの瞬間」が、非常に面白い。一体、何の話をしているのかわからないのだが、なんだか共感してたまらないのである。例えば“塩化リゾチウム配合”なんて単語はたまらんというのである。同じ風邪薬でも、何も書いてないのより、“塩化リゾチウム配合”なんて書いてあると、参りました、買わせていただきますm(__)mそんな気分に人はなるのだなあ。わかるなあ。

 ただ、その他の作品がイマイチ。特に「四畳半料理の拘泥」なんてお話は、延々と架空の料理について語られ、そこまで想像して書く作者は凄いにしても、読んでいるほうは飽き飽きしてくるのである。

 結果、評価は▲。ただし、「永遠のジャック&ベティ」と「インパクトの瞬間」は、立ち読みお見逃しなく。(20080521)

※鹿児島市立図書館にて、清水義範の初期の作品を書庫から取り出してもらうと、これが新品同様なのであるのが不思議。永久保存版として、閉架用に購入したものなのかも知れない。(書評No799)

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by kotodomo | 2008-05-26 08:36 | 書評 | Trackback(1) | Comments(2)
2008年 05月 23日

◎◎「ダルジールの死」 レジナルド・ヒル ハヤカワポケミス 1890円 2008/03


 今年のこのミス2009年版の1位は本書『ダルジールの死』で決定!!!でいいんじゃないの。だって、こんなに面白く読みやすいんだもの。

 実は、評者が初めてヒルのダルジール警視シリーズを読んだのが、シリーズ17作目の『死者との対話』。そいでもって、誰が元々の主要人物なのか知りも調べも確認もせず読み始めたので、この犯人当て小説を読みながら、“このパスコーって刑事も怪しいなあ”なんて思ったわけで・・・恥ずかしい。だって、パスコーは昔からのダルジール警視の懐刀だったのだもの。ああ、恥ずかしい。そして今回は、そのパスコーを中心に物語は進む。なんせ、冒頭でダルジールが瀕死の重傷を負うからである。初読の方、決してこの主人公のパスコーっていうのも怪しい!なんて思うなかれ(笑)。

 冒頭で、面白く読みやすいと書いたが、未読の方は是非、書店でしばらく立ち読みの試し読みをお薦めする。頓馬な刑事ヘクターと、パスコー、ダルジールのユーモアたっぷりの会話の妙にグフフとくるのが請合いだぜ。

 そのダルジールが、その軽妙な会話の後、すぐに爆死。だから題名も『ダルジールの死』。勿論、主人公が死ぬわけはないのだが・・・でも、いつまで不在かというと、この物語の最後まで不在なので、今回は最初から最後までパスコー君の活躍譚なのである。

 しかしなあ、このレジナルド・ヒルって旦那は凄いなあ。もう70歳を過ぎているというのに、ポケミス2段組で450ページの大長編。それも、過不足なくの大長編なので、国内のただ長いだけの大長編とは、一味も二味も違うのだよ。

 まあ、このミス1位は大袈裟かも知れないが、騙されたと思って読みなさい。そして気に入ってもらえたならば、是非『死者との対話』へ。いや、実際このミス1位を飾った『骨と沈黙』も捨てがたいなあ。(20080520)

※頓馬な刑事ヘクターが、ダルジールと一緒に軽症を負ったパスコーの病室に、お見舞いを持ってくるのだが・・・笑えるぞ。逆にパスコーは、そこで涙するのだが。(書評No798)

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by kotodomo | 2008-05-23 08:26 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2008年 05月 22日

〇「日本語の乱れ」 清水義範 集英社文庫 580円 2000/11


 表題作「日本語の乱れ」も、想像通りに面白いのだが、「宮事記」という文章は噴飯物である。ということで、本書もいつもの清水義範、11編からなる駄文集、思いつき小説集である。

 まずは「宮事記」。古事記へのパスティーシュ(作風の模倣、広い意味でのパロディ)に位置すると思うのだが、古事記の作風の模倣なんて面白くなくて出来ないわけで、そういう意味でパロディになるのかと思う。

 須佐之男命(スサノオノミコト)みたいな造語の羅列で構成され、最初のうちは何が書いてあるのかわからないのだが、よくよく読み進めていくと、パフィーの歌詞が出てきたり、都はるみのことが書いてあったり、スターウォーズに対する疑問が書いてあったり、とにかく何を言いたいのかわからないのだけど飯が噴出してしまうようなことが書いてあるのである。一度、皆さんも是非、腰を落ち着けて立ち読みしてみたらいい、っていう表現自体が日本語的に乱れているのであって、腰を落ち着けて本を読める書店も多くなってきているが、立ち読みというのは適切ではないなあ。

 で、表題作の「日本語の乱れ」。ラジオ番組に寄せられた、日本語の乱れに対するお便り紹介という小説の形式をとっているが、色んな乱れが紹介されていて、うんうん、なるほどのオンパレードである。ひとつ考えさせられたのが“繋ぐ”という言葉の活用。よく「次の試合に“繋げる”には、このへんでヒット1本でも」なんて使われ方をするが、それがおかしいという投書の紹介。“繋ぐ”の活用は“繋がる”であり、「今のヒットは、次の打席に“繋がる”・・・」そんな使い方をすべし!というものである。詳細は省く。読むべし。

 それにしても、今の世の中、日本語が乱れているよなあ。上の娘は、スクールバスを勝手にスクバって縮めて言うし・・・この前は、会社の青年が“ホワボは?”っていうし。“?”って訊きなおしたら、“だからホワボがですねえ・・・”って言うので、また“?”って訊きなおしたら“あのホワイトボードのことなんですが、あれが・・・”オジサンも怒るよ!最初に訊きなおしたときに、略語は元に戻せっちゅーの!略語がわかないだらさあ!それとさあ、最近は目上、目下に関係なく“ご苦労様でしたあ”なんて、どこでも使っているしぃ。

 まあ、なんだかんだ言って、自分がTKになった証拠なんだろうなあ。TK・・・年寄り臭く。(20080518)

※というふうに、文章なのに口語体を使う評者も評者であるし、使うと遣うの違いがわかっていないのも確かである。(書評No797)

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by kotodomo | 2008-05-22 16:15 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2008年 05月 18日

パチンコ 冬ソナ2 攻略 ことども

b0037682_21252940.jpg冬ソナのあの秘密、大公開なんだけどさあ・・・

なんか、このタイトルだと、結構アクセスが増えるのかな・・・っと。

この記事については、気付いたことプラス情報満載ですのでお見逃しなく。

しかし・・・・

本日初めてタマちゃんに出会いました

確率変動中だったんだけど
ユジンが“思い出した”って訊いたら、右側にタマちゃんが・・・言葉は“一等賞”
そのまま、再度確率変動へ突入(^^)v

箇条書き
①ミニョンモード中に、ミニョンモード終わりみたいな樹氷ギミック、白画面、の後にミニョンモードがそのまま継続したのが、4回。4回とも大当たりへ(^^)v

②緑、紫、赤、黒のアルバムがあるが、アルバムの色以外に、アルバム右のマークに注目。雪の結晶、雪だるま○個、ポラリス色々あるけど、可能性の問題でしか、ないでしょう。

③会話モード。赤色に変わるやつより、いきなり日本語モードが熱い・・・っていうか、今まで全部当りだったなあ。

④雪だるま群は50%以上というが、今のところ4回のうち、大当たりしたのは1回だけ。自転車群は一度も当っていないし、キム次長群(あるんですよ)も2回きて2回ともはずれで、やはりミニョン群が一番信頼性高いなあ。まあ、確率1/2くらいですが。要するに、雪だるま、自転車、キム次長なんて出現頻度と大当たりのバランスが取れていないのかな、が実感。

⑤キュイキュイキュイーンと来たときに、ハンドルが光る場合と、光らない場合と二つのパターンあり。勘違いでなければ、この前、光らずに音のみ・・・確変が確定と思いきや、確変にいたらずemoticon-0101-sadsmile.gif。光らない場合は、単発の可能性があるのか?勘違いか?

⑥アニメリーチから発展の話。スキー場のリーチはマフラーの色。これは間違いない。壁越えではハンマーの色。これも間違いない。バス通学では、排気ガスの色。ところで、未だにわからないのが、材木が倒れてくるやつ。かまくら作りに1人参加、2人参加、スキー片手に1人登場、2人登場・・・こういう違いはわかっているのだが、色による明確な違いは???実は、聖月様は何の攻略法も見ないたち・・・誰か教せ~て!!!

⑦経験談・・・スベリリーチ4回、3回目からサンヒョクがゼブラマフラー、雪はピンクの大雪、でもハズレ(ToT)

⑧経験談・・・スベリリーチ4回目、3回目までは右に流れてヨン様登場、4回目はヨン様の実写登場、、、当然大当たり(^^)v

結局・・・

「冬ソナ2のHP」と、「冬ソナ2掲示板」を見るのが、一番良い!というのが、最近の結論!

というわけで、この記事はどんどん追加更新していくかな。
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by kotodomo | 2008-05-18 21:26 | メモる | Trackback | Comments(0)
2008年 05月 16日

占いに凝る小学校5年生のことども


朝、7時前。

下の娘が、テレビの前に陣取って、色んな局の“きょうの占い”を見ている。

“パパァ♪今日のラッキーアイテムは鰹節だって♪”

・・・鰹節を鞄に忍ばせて・・・っていうか、お昼に鰹節をかけたおむすびでいいのか(^^ゞ

まあ、そんな話に乗ってあげてるパパとママなのだが・・・

emoticon-0125-mmm.gif占いで、学校を休むのはやめたほうがいいと思うよ

・・・外出先でよくないことが・・・なんてやつでさ。
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by kotodomo | 2008-05-16 09:47 | メモる | Trackback | Comments(0)
2008年 05月 15日

〇「蛍」 デイヴィッド・マレル 早川書房 1600円 1992/2

b0037682_8453425.jpg マレルという作家を知らないという方も多いだろうが、ある時期にブームになったあの映画作品を知っている方は滅茶苦茶多いのではないだろうか。原作はマレルの『一人だけの軍隊』。そして、その映画作品名は・・・答えは最後に。まずは、連想してみてくださいませ。

 実は、このミスには時々ランクインする作家ではあるので、このミス寄りの本好きの方は、ご存知の向きも多いと思う。最近では『廃墟ホテル』や『苦悩のオレンジ、狂気のブルー』などが、ランクインしている。

 本書『蛍』もこのミス1993年版で20位にランクインしているが、ミステリーとかエンタメとかいうジャンルではない。実話をもとにした、悲しいファンタジーである。マレルが15歳の息子を病魔に奪われたのは事実であり、それをノンフィクションではなく、タイムトラベル的なファンタジー手法で表現したのが本書なのである。

 実は評者、北上次郎氏の『新刊めったくたガイド大全』という文庫本をトイレに常備し、1979年から1994年までの、もはや新刊とは言えない本の紹介を飽かず眺めているのである。これまでの一番の収穫は『青い湖水に黄色い筏』マイケル・ドリス。もう絶版で、amazonでは中古しか買えないが、これぞ小説!といった深みがあり、図書館に蔵書のある地区にお住まいの方は、是非是非是非に読むべし、読むべし、べし、べし、べし!!!の超ウルトラお薦め小説なのである。まあ、それはいいとして、本書もその『新刊めったくたガイド大全』でのお薦め本。北上氏が“最後の5行には泣いた”と書いていたので、ある意味、涙覚悟で読んだのだが、結果的に泣けなかったのが残念なのである。まあ、個人的な感じ方は人それぞれだしなあ。

 死に行く老人の視点。15歳で亡くなった息子の回想。時空の歪みか、想念の飛翔かわからないが、彼の肉体と精神は、当時へと飛ぶ。

 多分、泣ける人は泣けるし、感じ入る人は感じ入るのだろう。悪くはないと思いながらも、結局入り込めなかった評者。面白いとか面白くなかったというより、入り込めなくて残念だったというのが読後の感想である。(20080510)

※小説『一人だけの軍隊』の映像化作品とは・・・はい、『ランボー』です。スタローンのね。(書評No796)

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by kotodomo | 2008-05-15 08:46 | 書評 | Trackback | Comments(0)