「本のことども」by聖月

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2011年 07月 02日

2011年6月に読んだ本のことども(リンク:読書メーター)

6月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:3449ページ

レバレッジ・リーディングレバレッジ・リーディング
〇今更ながら読んでみました。先人の知恵や経験を多読して、自分の中に資本として貯め込もうというのが、大きな主旨。ビジネス書というと、最初から最後の頁まで全部読まないといけない!そういう先入観を捨てて、拾い読み→多読→但しメモは取るべし、そんなことが書いてありますのことども。なるほど、人が“これいいよ、読んでみな”なんて言ってきたら拾い読み、気になるビジネス書があったら、とりあえず拾い読み、そんなところから始めますかな。
読了日:06月29日 著者:本田 直之
風にもまけず粗茶一服風にもまけず粗茶一服
◎【注意】必ず前作『雨にも負けず粗茶一服』から読むべし!・・・とにかく、前作の内容を忘れていた評者は、7年ぶりに前作を堪能し、そして本書へ・・・続編というより、1巻、2巻という感じで、まったくの続き物であることに気づく。良かった(^.^)読んでから読んで。前半は主人公遊馬の、山ん中での修行と、弓の大会が読ませる・・・が、ところどころに出てくる、茶席のはんなりとした描写が今回は少し邪魔っけ。後半に出てくるお見合いの席の描写なんかも作者が描きたかったもので、読むほうとしては少しかったるいかも。でも面白いでした
読了日:06月29日 著者:松村 栄子
雨にもまけず粗茶一服雨にもまけず粗茶一服
◎◎『風にも負けず粗茶一服』を図書館から借りてきたので、7年ぶりの再読。お茶の家元の長男が、大学受験を失敗し投げやり的に京都へ。そこでの色んな人々との出会い、そして最後に「雨にも負けず」へのオマージュの迷文が・・・それしか覚えていなかったので、白紙の状態から楽しめたのことども。青春小説+茶道小説の傑作ですなあ。さて、「風にも負けず」読みますかな(^.^)いけず。
読了日:06月26日 著者:松村 栄子
日本人のためのスマートフォン入門~今さら聞けない! スマートフォンの基礎からビジネス活用術まで~ (Forest2545Shinsyo 38)日本人のためのスマートフォン入門~今さら聞けない! スマートフォンの基礎からビジネス活用術まで~ (Forest2545Shinsyo 38)
◎ビジネススタイルでスマホをゲットしたばかりの方の基本書。評者も4日前にアイフォン4をゲット(さっき速報で5が9月発売かもと(+o+)・・・如何にクラウド的に使いこなすか、何をすべきかの理念書ですな、これは。今からゲットする人には、いまいちピンと来ないのでご注意。なるほど、アイフォン屋でお姉ちゃんに「PC持っていますか?ご自宅はLAN環境ですか?」に「うん、そうだ」と威張って答えたが、もしそうじゃなかったら、アイフォンの威力は充分使いこなせなかったかもなのですね。早速、evernoteとdropboxを↓
読了日:06月23日 著者:松宮義仁
人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方 (講談社プラスアルファ新書)人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方 (講談社プラスアルファ新書)
◎行政の中でのNPO所属イベンターの女性著者ながら、地域に属した民間会社がイベントを企画するなら、大いに参考になる。知らない講師、なじみのない内容で、それでも集客をはかることができる、できないなら、そこには理由があるというわけで・・・ありきたりと言うなかれ。ありきたりも知らずに勘で失敗するよりは、ありきたりで失敗してちゃんと失敗原因の追及をしていくことが大事のことども。基本書ながら、構成と説得力あり。
読了日:06月21日 著者:牟田 静香
二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)二流小説家 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
◎終盤の展開、収斂が、少々物足りないのだけど、多分次回のこのミスにはランクインするのかな。一番の魅力は、ポケミスらしからぬ軽いテーストの読みやすさ。二流小説家というよりは、ゴーストライター・・・というよりは、ちょぼちょぼファンを持つ覆面作家が主人公。女性名義で吸血鬼ものを書いたり、そんな主人公が殺人鬼自身から告白本の執筆を依頼されるところから物語は始まる。それなりに面白いのだが、女性たちとの人間関係がもう少しひとひねり描けていればなあ。特にクレアとの楽しい関係が。
読了日:06月19日 著者:デイヴィッド・ゴードン
「ワタクシハ」「ワタクシハ」
◎就活小説と及び聞き、ドタバタしたものを想像していたが、意外や意外、シリアスな就職活動物語。羽田圭介作品も初めて。『黒冷水』で18歳デビューしたときには、勝手に色もの的に感じていたのだが、あらためて略歴を眺めると、本物ですなあ。本書も本物。一本芯が通ったような、それでいて何かが欠けているような20歳過ぎの青年の就活を少し乾いたような文体で紡ぎだす。25年前に就職活動をした評者なのだが、シュウカツという言葉も、WEBエントリーも、いやネットさえなかった、電話がなくてもなんとかなった、そんな時代は遠い昔。
読了日:06月11日 著者:羽田 圭介
マリアビートルマリアビートル
◎『グラスホッパー』以来の、殺し屋大集結物語in東北新幹線。『陽気なギャング・・・』や『ラッシュライフ』などのテイストを全部詰め込んだような伊坂ワールド。まるごと面白いんだけど・・・実は今回の伏線、読みながら気づいてしまって、やっぱりみたいな感じで、嬉しい驚きがなかったのが残念。だんだん、伊坂のやり方に読み手として慣れてきたのか自分。繰り返し登場する小道具が気になるようになってきたのことども。
読了日:06月08日 著者:伊坂 幸太郎
擬態擬態
◎ハードボイルド文体小説としては、評価は「◎◎」。ただ、後半のまとめ方がやはり気になり最終評価は「◎」。ストイックな会社勤め人が主人公。仕事も、ジム通いも、恋愛も何もかもすべてにハードボイルドな生き様に、男性読者としては頁を繰る手が止まらない。ただ、普通のハードボイルド小説であれば、何も語らなくてもその生き様に哲学を感じるのだが、本書の場合、主人公の哲学が最後までわからない。誰にもわからない羅針盤を秘めた男の物語に心は痺れながらも、なぜそちらに行ってしまうの?というのが素直な感想。だけど、痺れる面白い小説
読了日:06月06日 著者:北方 謙三
砂の王国(下)砂の王国(下)
▲連載小説だったものが、単行本化・・・大抵駄目なものが多い。この物語もそのひとつ。朝の連続ドラマと一緒で、次々とイベントフラグを立てて、何とか最終回まで持ちこたえる・・・面白い場合もあるんだけど、本書では不発。ホームレスが宗教を興し、内紛、裏切り、コントロール不能、そんな、さもありそうな展開ではなあ・・・書き出しがユーモア小説だったのも、下巻では作者が忘れてしまっているし。
読了日:06月03日 著者:荻原 浩

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by kotodomo | 2011-07-02 15:41 | 読書メーター | Trackback | Comments(0)