<   2012年 03月 ( 12 )   > この月の画像一覧


2012年 03月 30日

◎「感じる科学」 さくら剛 サンクチュアリ出版 1365円 2011/12

b0037682_21185264.jpgさくら剛という著者は、脱力ブログ系というか、とにかくどうでもいいことをどうでもいいことに喩えて笑かせてくれたり、ちょっとしたことを随分にデフォルメしてくれて大袈裟的に脱力させてくれたり、まあこれまでは、読んだ!波長があった!凄っげえ笑った!・・・でも、読後、何も残らなかった・・・。そんな作品を書いてきたわけで、ただ今回はスタイルは変わらずも、科学(相対性、量子、宇宙、進化等々)というテーマで書いたわけで、これが中々(^.^)昔なんとなく表面的にわかっていたようなことが、なんとなく頭の中で整理できました。


内容紹介(amazonより)
科学を勉強することに抵抗があるのは、科学の教科書や専門書がまったく「バカバカしくないから」。パンチラ、ドラえもん、マツコデラックスなど身近すぎるたとえ話を駆使した天才・さくら剛の“超訳”により、いまだかつてない「不真面目」で「わかりやすく」て「なんじゃそりゃー!」と叫びたくなる科学の教科書が生まれました。光とか宇宙とか相対性理論とかまったく興味がない。数式とか物理なんて言葉を聞くだけでもイヤ!そんないわゆる“文系人間”のあなたに強くおすすめしたい一冊。
[PR]

by kotodomo | 2012-03-30 21:19 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 30日

さくら剛のことども

b0037682_10422287.jpg  ◎ 『インドなんて二度と行くか!ボケ!!―…でもまた行きたいかも』
  〇 『中国初恋』
◎◎ 『三国志男』
  ◎ 『インドなんてもう絶対に行くか!!なますてっ!』
  ◎ 『南米でオーパーツ探してる場合かよ!!』
  ◎ 『感じる科学』

書評一覧
↑↑↑「本のことども」by聖月書評一覧はこちら
[PR]

by kotodomo | 2012-03-30 01:10 | メモる | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 29日

◎「ねじれた文字、ねじれた路」 トム・フランクリン 早川ポケミス 1785円 2011/9

b0037682_2127664.jpg風景描写までしっかりと描かれた丁寧な物語。行方不明少女の事件が2件、その容疑者としての疑いをかけられた男と、その男と昔友達だったはずの治安官の、過去と現在をタペストリー的に描く世界は、少し暗雲漂うな描写ながら、静謐に誘うわけで、作者も巧ければ訳者も巧い、そんなハヤカワポケミスの1冊。最近ポケミスの評判が良く、何冊か読んできた評者なのだが、この1年の中ではピカイチの物語ではないかな。ただ題名が“なんか面白くなさそう”そんな風に受け止められてしまうのが残念なところか。2012年このミスランクインに納得。
[PR]

by kotodomo | 2012-03-29 21:27 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 26日

〇「エンプティスター」 大崎善生 角川書店 1785円 2012/2

b0037682_17351684.jpg著者大崎善生が「パイロットフィッシュ」「アジアンタムブルー」の続編を連載開始したわけで、連載開始時はそれなりに中々の続編だったんだけど、途中から著者自身操縦不能になって自爆させたような後半の展開と結末。それが一冊の本になったっていう感じ。読書としては「冬ソナ」を観ていたら、いつのまにか「新宿鮫」になっていた、そんなトリッキーな、嘘でしょ的な展開に賛否が分かれるところでしょう。登場人物やエピソードは、前2作からオンパレードなので、本書を読む前にパラパラでも読み返すべし。結果的に、こんな落ちなら続編は不可能。
[PR]

by kotodomo | 2012-03-26 17:35 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 25日

▲「煙が目にしみる」 石川渓月 光文社 1785円 2011/2

b0037682_1526213.jpgこてこての博多弁にハードボイルドという評判を仕入、読んでみることに・・・博多弁がなかったら、ハードボイルド度もあまりないわけで(本書の場合、どこがハードボイルドかというと、主人公がなんのために行動を起こすのかが意味不明なところ)、まあ日本ミステリー文学大賞新人賞ということなので、素人にしては合格点なんでしょうか。初っ端で謎の女子高生と出逢うわけで、おじさん読者としてはそこから二人のオモロイ関係が始まるのかと期待したが、さにあらず・・・う~む、面白そうな材料が散見されるが活かしきれなかったのが残念。
[PR]

by kotodomo | 2012-03-25 15:26 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 20日

◎「盤上のアルファ」 塩田武士 講談社 1575円 2011/1 

b0037682_11592681.jpg斜に構えた記者を描く第一章は素人でも書ける物語。将棋バカの幼い頃のエピソードが語られる第二章は、ちょっと興味深い。第三章以降、二人の生活が絡み合い、そこに美人女将との三人の共同生活が始まる・・・なんて展開だったら、その共同生活のエピソードで盛り上がらんかい!ボケ!と中年読者の評者は思っていたわけで、このまま終わったら、まあ普通の将棋バカ物語やんけと思っていたら・・・最後の最後でハートウォーミングな落ちがきて、評価記号はご機嫌な◎印進呈のことども。デビュー作らしく作者の独りよがりな描写も散見されるが佳作。
[PR]

by kotodomo | 2012-03-20 11:59 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 19日

▲「犬の力」 ドン・ウィンズロウ 角川文庫 上下各1000円 2009/8

b0037682_19173511.jpgb0037682_19171697.jpgう~む、う~む、ドン・ウィンズロウは好きだし、このミスでミレニアムより票を集めたという評判は凄いし・・・でも、上巻読んだ時点で、う~む、このミス1位的面白さがちっともわからない。人物も浮き出てこないし、ハラハラドキドキもないし、なんざんしょ?まあ、折角のことだから、このままの低調でいいから、下巻まで読み切りましょう。

はっきり言って、本書のこのミス1位には疑問。ウィンズロウは私好きです。でも、この手の作品を著者には期待していないわけで、なんというか、頁を繰る手が進まないわけで、終わってみても、ああそうでしたか、としかいいようがなく、例えてみるならウィンズロウ版ゴッドファーザー活劇って感じで、例えたからっていって面白かったわけじゃない。映画のゴッドファーザーは面白かったけど、あれを文章で読まされたらかなわんなあ、そんな感じ。多分、このミス投票者は達成感で投票しちまったんじゃあないだろうか。でも今後も読むよウィンズロウ。
[PR]

by kotodomo | 2012-03-19 19:17 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 18日

〇「解錠師」 スティーヴ・ハミルトン ハヤカワポケミス 1890円 2011/12

b0037682_10374538.jpg〇可もなく不可もなくなんだけど、読みやすいエンタメ系のポケミスなので、多分今年のこのミスにはランクインだろうな。言葉を発しなくなった主人公の過去、解錠師となった今、解錠師になるに至った少し前の過去、そんなタイムラインタペストリー構造の物語。ミステリー性は皆無だが、そこそこ展開性はあるので多くの支持は得るだろうが、どこかイマイチ乗りこめなかった評者なのである。しかし・・・主人公の伯父さんは偉いし、結局どうなったのかなあなんて、思うのことども。
[PR]

by kotodomo | 2012-03-18 10:37 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 18日

◎「ミスター・クラリネット」 ニック・ストーン ランダムハウス 上945円 下966円  2011/11

b0037682_10321475.jpgb0037682_10315414.jpg一応、ハードボイルド。誘拐されて随分と経つ男の子捜索依頼に、ハイチという貧国で、自分の行動動機もわからないまま探索を続ける主人公。中々、本筋に入らずに、ゆっくりとした展開に、イマイチかなと思って読んでいると、上巻後半で少しリーダビリィティが上昇(^.^)いざ下巻へ。カバー表紙が最初は人の影かと思っていたら、どうやらある組織のマークらしい。

もう少しハイチという国の実情がわかるかと思っていたが、意外と想像の範囲内だったのが残念。ハードボイルドミステリーとしては、そこそこの出来。ただなあ、上巻でシャンタールという魅惑的な女性とのやり取りが気になり下巻に入ったのだが、下巻ではほとんど不在。素敵な女性と同棲することになったが、相手は24時間不在・・・そんな感じ(笑)あと、表紙カバーの登場人物がシャンテールになっているのがミステリーのことども。年末のこのミス15位候補というところでしょうか。
[PR]

by kotodomo | 2012-03-18 10:33 | 書評 | Trackback | Comments(0)
2012年 03月 04日

▲「我が社は、なぜ顧客に選ばれているのか」 小野和己 かんぽう 1500円 2008/12

b0037682_6485618.jpgamazonの評価が随分と良かったので、図書館から借りて読んでみたのだが、目新しい情報には乏しい気がしたのことども。顧客ニーズから、バランススコアカード(BSC)を語った本書なのだが、BSCについては深くない。以下、メモ。不平や不満は他部門で話す(ゴルフ場の食事のまずさは、キャディに話す)。経営者は、社員の感性を磨く場を創出すべき(確かに、多くの会社は日々の業務に終われ、感度はあがっていないなあ)。失敗例(不適合例)を集めて、失敗大賞を授与する→ISOにも活かせるかな?そんな学びはありましたのことども。
[PR]

by kotodomo | 2012-03-04 06:49 | 書評 | Trackback | Comments(0)