「本のことども」by聖月

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2016年 05月 02日

2016年4月に観た映画のことども

4月の鑑賞メーター
観たビデオの数:18本
観た鑑賞時間:1964分

シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~[初回版] [DVD]シェフ! ~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~[初回版] [DVD]
非情に単純なコメディ映画。まあ、2時間ドラマ的な構成。映画と言うより娯楽として楽しむ作品かと。三ツ星陥落か?そこへ無名の救世主が!そして二人のギスギスしたやり取りが。想像通りの映画でした。途中、日本をモチーフにしたシーンがあるのですが、そこが笑える。最初は、日本を小馬鹿にした印象を受けますが、日本語が理解できる日本人だからこそ笑えます。ジャンレノと娘の関係、無名の救世主とその妻になる予定の女性との関係、そういったものが背景に。いかにもの2時間ドラマ構成、しかし、試験官を使ったような化学の料理。未来食だな。
鑑賞日:04月30日 監督:ダニエル・コーエン
宇宙人ポール [DVD]宇宙人ポール [DVD]
こんなに面白い映画があったとは。愉快、痛快、冒険コメディ。未知なるものが大好きなSFオタクコンビと、それに加わって冒険する宇宙人ポール、クリスチャンオタクの女性、そして冒頭シーンの女性。1時間40分の中に、これでもかと詰め込まれたエンタメエッセンス。観終ってハッピーなのもいい。最近見た映画の中で、最高の気分。最後にシガニーウィーバーが出てくるのは、エイリアンへの単純なオマージュだろう。個人的に残念なのは、汚い言葉、Fワードに対して全然ネイティブではないので、汚い言葉を無理して使う部分で笑えないとこかな。
鑑賞日:04月30日 監督:グレッグ・モットーラ
ボルベール<帰郷> コレクターズ・エディション [DVD]ボルベール<帰郷> コレクターズ・エディション [DVD]
スペイン映画。最初に印象的なのは、日常の挨拶としてのキスの作法。へえ、スペインてこんな感じなのね。日本人のお辞儀、一般的な握手、抱擁とキス、人間も動物として見れば、奇妙な風習を持ってますな。カバーの写真と違い、非常に地味な映画。最初に事件が起こるので、クライム映画かと思ったがそんなことはなく、レストランを始めたので、それが発展する映画かと思いきや、それも違う。何気ない伏線が、ペラリと剥がれていく、家族とその周辺の地味な映画。ベネロペクルスが出ていなきゃ、日本で観れる機会なんてないような、そんな普通の映画。
鑑賞日:04月30日 監督:ペドロ・アルモドバル
007/スカイフォール [DVD]007/スカイフォール [DVD]
スパイアクション映画の王道。ゴージャスな破壊力。中身が濃いので、2時間20分は、ロングジャーニー。観終えたときには、まるで一日が経過したような、序盤と終盤の感覚の違い。007を観たのは、30年ぶりくらい?最初にダニエルクレイグを見た時、ドイツの敵役?と思ったら、ボンド役でした、っていうくらい情報皆無で観始める。いやあ、濃いなあ。イスタンブール、上海、マカオ、そしてロンドン。スペクタクルで映像も音響も、例のテーマ曲も素晴らしい。不死身なので、安心して鑑賞できるし。しかし、ボンドガール、こんなに幸薄いなんて。
鑑賞日:04月24日 監督:サム・メンデス
ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~ [DVD]ホット・ファズ~俺たちスーパーポリスメン!~ [DVD]
英国映画で、時々馬鹿な映画に出くわすけど、この映画は大馬鹿である。最初は、その馬鹿さ加減に呆れていたけど、すべてのバカが伏線で、最後には大きな物語になるところが凄い!何が言いたいかと言えば、結局大いに面白いのである。すべての伏線が、伏線と思わせず、でもだんだんと回収されていくあたりが痛快。刑事映画に憧れる田舎の刑事と、都会でやり過ぎた刑事のコンビも面白い。コメディだけど、人が死ぬ場面はスプラッター。製作者は、どういう感覚しているんだろうという面白さ。面白けりゃ、何でもいいんだろうね。ちょっと騒々しいかな。
鑑賞日:04月24日 監督:エドガー・ライト
スモーキン・エース [DVD]スモーキン・エース [DVD]
このクレージーさは完璧に面白い。主役を張れる名優たちが脇役、誰が主役なのかわからない序盤。ベンアフレックの活躍を期待していたら、序盤でああゆうことになっちゃうし。簡単に言えば、名うての殺し屋たちが、報奨額につられて一人の男を殺すために、同じホテルに集まっちゃうって、簡単な構造なんだけど、とにかくクレージー。映像も綺麗、殺し方もサイコ、コメディっちゃあコメディ、ある意味、天才の映画ですな。人気も高くなく、視聴者も少ないようで、エグイ面白さを求められればこれを大いに押します。最終的には、あの人が空しき主人公。
鑑賞日:04月23日 監督:ジョー・カーナハン
ボーン・スプレマシー [DVD]ボーン・スプレマシー [DVD]
一作目ほど面白くないかと思って観だしたら、意外に面白い。目の離せない展開の早さの面白さでした。ただ、後半のカーチェイスは長過ぎ。そして、カーチェイスで決着がつくのは、禁じ手じゃないかな(笑)あと、一作目、二作目観ての特徴というか欠点は、美女が出て来ないこと。唯一、最後のシーンの娘、オクサナアキンシナが魅力的だったくらい。ちょっと腑に落ちないのが、敵役の殺人者が、最初でボーンの死を確認しなかったことと、途中で侵入した部屋の主、多分昔のお仲間の一人なんだろうけど、ここでの話はなくてもよかったような気がするな。
鑑賞日:04月23日 監督:ポール・グリーングラス
ディープ・インパクト [DVD]ディープ・インパクト [DVD]
こういうのを観ると、ヒューマンドラマなのはわかるが、むなしくなるなあ。厭世的になっちまうなあ。ティアレオーニ目当てだったんだけど、ずっと深刻でキラメキがなかったしなあ。今では随分と昔の映画になってしまって、大枠は知っていても、みんな助かるんだろうと思っていたら、いやはや。みんな無事もなし、全滅もなしじゃないと、映画は作れないようで。特撮はイマイチかな。想像以上のインパクトがなかったし。とにかく遠くへより、高い処へ。これはSFだけど、現実味はあって、でもアメリカ中心なので、アメリカ以外は描かれない。日本は?
鑑賞日:04月19日 監督:ミミ・レダー
ベスト・フレンズ・ウェディング コレクターズ・エディション [DVD]ベスト・フレンズ・ウェディング コレクターズ・エディション [DVD]
ふむ、映画館で観るなら、適正価格は電気代100円て感じかな。ジュリアロバーツ、若き日のキャメロンディアスを起用しながら、共感できないロマンス、笑えない倒れるだけのコメディ、ロマコメでもなんでもないドタバタ映画。特に書きたいこともなし。
鑑賞日:04月19日 監督:P・J・ホーガン
天使のくれた時間 デラックス版 [DVD]天使のくれた時間 デラックス版 [DVD]
ティア・レオーニ、個人的好みど真ん中の女優さんでした。綺麗で、可愛くて、優しそうで。綺麗な女優さんだと思うことはよくありますが、もしこの人と、なんて考えるのはそうそうないこと。そういう意味で、個人的ストライク。私の結婚もそうで、今の嫁さんから、13年ぶりに連絡がきたところから始まりました。たまたま、この映画も13年ぶりの連絡から始まります。主人公は、そのメモをポイしますが。自分の人生、この映画を観終って思うのは、久々のコンタクトには答えるべきということですね。逆に自分の場合は13年のブランクがなかったら?
鑑賞日:04月19日 監督:ブレット・ラトナー
ミーン・ガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]ミーン・ガールズ スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
題名の意味は陰口ギャルズといったところでしょうか。気になるのは、出演者たちが、何処かでみたことある人たち(個人的に)だということ。すぐにわかったのは、猫目女アマンダ・セイフライド。ジュリエットからの手紙に出てましたね。そして若き日の、意地悪そうなレイチェル・マクアダムス。きみに読む物語、アバウトアタイムでは可愛い感じで演じていました。数学の女教師、デート&ナイトの嫁さん役。主役のリンジー・ローハンは子役の頃から有名だったようで、近年は浪費、莫大な金額のオファー、浮き沈みが激しいようで。スクールコメディ。
鑑賞日:04月19日 監督:マーク・ウォーターズ
ジェイン・オースティンの読書会 コレクターズ・エディション [DVD]ジェイン・オースティンの読書会 コレクターズ・エディション [DVD]
元々は、読書ブロガーだった私は、何回かオフ会をしたことがあるが、飲み会の後(彼ら彼女らはあまり飲まない)、お茶しながら熱く語りましょうなんてなると、先に帰ったものである。太宰などクラシックなものは、時代、文化、思想、色んなことが勉強になると思うが、今の本を語っても深みなんか個人個人のものなので。本作は題名の通りの映画です。読書会に参加する人々、そしてその周りの人たちの物語。こじんまりした、短いシーンの映画を、退屈とみるか、日常と捉えるか、佳作と捉えるかは、また個人個人の問題かと。ほぼ、中年のコイバナです。
鑑賞日:04月17日 監督:ロビン・スウィコード
モネ・ゲーム [DVD]モネ・ゲーム [DVD]
ネタが古典なコメディ。瓶に入れた手が抜けない、ホテルの部屋に閉じ込められて窓から壁伝い、ライオンに襲われ、変な日本人たちが登場。ところが、この日本人たちが面白い。しっかりした日本語を話し、決して偽日本人でない配役で、中々お茶目なのだ。そして、この映画の本質は、偽のモネの絵画のお話、つまり騙すお話。だから、最後の最後がいいのか、最後のためにつまらないドタバタを見せられて飽き飽きするかは視聴者次第。コリンファースにキャメロンディアス、有名俳優を使っての、ドタバタ。ああ、ハリポタのあの印象的な先生も出演でした。
鑑賞日:04月17日 監督:マイケル・ホフマン
キューティ・コップ ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]キューティ・コップ ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]
2時間ドラマ程度の製作作り込み。伏線なんかまったくなし。ただ、チビとセクシーマドンナの凸凹コンビの、成り行きを楽しめればそれでいい映画。映画館で観たら金返せみたいな単純ドラマ。タダで観たので、まあいいかみたいな。リースウィザースプンも老けてきました、というか若くなくなってきました。この役は陳腐。今後、どんな役をこなしていくかで、彼女の将来は決まっていくでしょう。やはり、よくできたラブコメ、もしくは雰囲気がグッと大人のロマコメがはまり役なんじゃないかな。ソフィアベルガラ、大味ながら気になる女優ではあります。
鑑賞日:04月16日 監督:アン・フレッチャー
恋はデジャ・ブ [DVD]恋はデジャ・ブ [DVD]
面白いような、そうでもないような。男性視聴者からすると、ビルマーレーの良さがイマイチわからない。その彼が主人公で、タイムループを繰り返すのわけで、魅力に欠けるような感じ。で、アンディマクダウェルが可愛い。どこかで、見かけたと思ったら、フォーウェディングでしたね。1993年の作品。随分古いと思ったけど、私が結婚した年でした。あの頃、こんな映画があったのですね。その可愛かった彼女も57歳。こういう過去との出会いがあるから、やはり私のような遅咲きの映画ファンはたまらない。ラブコメではないな。今日をやり直す哲学。
鑑賞日:04月10日 監督:ハロルド・ライミス
子連れじゃダメかしら? ブルーレイ&DVDセット (初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]子連れじゃダメかしら? ブルーレイ&DVDセット (初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]
アフリカに舞台が移るまでは、外した感が強かったけど、そこから先は非常に楽しめました。コメディらしい配役、演技、演出、愉快に観ました。印象的なシーンも多かった。女性的バスケ、みんなでダンス、長女の変身、ママさんのアダルトファッション。子役もどれもハマり役。特に下の娘がいいですね。かわいい。昔のバリモア以上の子役かと。子連れの男女が、最後は恋に落ちるラブコメ。シャキールオニールどこに出てた?と思ったら、パパの職場の黒人大男がそうだったのか。とにかくデカかったもんな。久しぶりに、コメディらしいコメディ見ました。
鑑賞日:04月03日 監督:フランク・コラチ
幸せの始まりは [DVD]幸せの始まりは [DVD]
ラブの話で、コメディな話なんだけど、ラブコメではない。すべてが中途半端な映画。一番は、最後には恋に落ちたように見える二人が、なぜそうなったのか理由がみつからないこと。女子ソフトの話も最初だけ。父親が絡む犯罪もわかりにくい。窮地に立った男女が、最後は結ばれるって設定なんだろうけど、意味がわからない。子供が生まれた挿話は、そこは面白いのだけど、全体を通じての意味付けにもならない。役者は全員スペシャル。主人公のオーウェンウィルソンも、いつも通り誠実な役どころ。製作した人たちは、面白いと思って作っていたのかなあ。
鑑賞日:04月02日 監督:ジェームズ・L・ブルックス
わたしに会うまでの1600キロ [Blu-ray]わたしに会うまでの1600キロ [Blu-ray]
歩き通してゴールする話なんだけど、そのゴールがなく終わったのが残念。パシフィック・クレスト・トレイル自体を知らなかったので、観終ってから調べました。実際には4000キロ以上のコース。一日50キロ以上を走破、それも自然の中なので、本当に苛酷なハイキングのようです。自叙伝なんで、なんの展開もありません。旅先で会った人たちが、そこのところだけ登場するだけ。ただ、彼女のこれまでの生き方が挿入され、なぜ彼女は旅に出たのか、そこのところが少しずつ明らかに。そういう映画なのですね。アメリカは広過ぎて、そしてネイチャー。
鑑賞日:04月02日 監督:ジャン=マルク・ヴァレ

鑑賞メーター

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# by kotodomo | 2016-05-02 11:26 | 鑑賞メーター | Trackback | Comments(0)
2016年 05月 02日

2016年4月に読んだ本のことども

2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:283ページ
ナイス数:53ナイス

ふたえふたえ感想
ちょっと退屈でした。ノロ子の本名がずっと出て来ないこと。修学旅行を色んな人の視点から見ていること。果たして、同じ修学旅行?最後にはトリッキーに終わらせる作者なので、期待して最後まで読んだのだけど、ふーんって感じ。実は、この作者、リアルな感情描写が持ち味で、でもこの作品では、トリックのために物語が語られるので、リアルさに欠けるのである。女子高生に俺と言わせるところからして、無理がある。「私を知らないで」のような、魅力的な登場人物たちは、ここにはいない。色々と、無理に無理を重ねた展開で、まあ本当に退屈でした。
読了日:4月3日 著者:白河三兎

読書メーター

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# by kotodomo | 2016-05-02 11:24 | 読書メーター | Trackback | Comments(0)
2016年 04月 02日

2016年3月に観た映画のことども

3月の鑑賞メーター
観たビデオの数:9本
観た鑑賞時間:1013分

シカゴ スペシャルエディション [DVD]シカゴ スペシャルエディション [DVD]
こういう映画だと知っていたら観なかった。知らなかったから観てしまい、で、面白かった。最初は面白くありませんでしたよ。なんだか、意味がわからなくて。途中から、ああ、こういうミュージカルというか、ショースタイルで進んで行くんだと理解して、興味深く観ましたとさ。特に、あの操り人形は面白かったかな。っていうか、レニーゼルウィガーは巧いなあ。ブリジッドの時は、なんだこの綺麗くもない女優と思っただけだったけど、他の作品でも全然違う役をこなしていて、本当に巧い。「巧い」という字は、この人のためにある。ブリ2観ようかな。
鑑賞日:03月27日 監督:ロブ・マーシャル
摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に 【ベスト・ライブラリー1500円:80年代特集】 [DVD]摩天楼(ニューヨーク)はバラ色に 【ベスト・ライブラリー1500円:80年代特集】 [DVD]
30年前の映画なので、ある意味ダサい。でも、娯楽にはなりますが。まずは、音楽がうるさいほど邪魔。多分、サントラなんかも出たんでしょうが、映像か音楽か、そこのバランスがダサダサ。ヒロインも今から見ればダサい。ハマトラ(という私もダサいが)的な、チャチャチャな感じ。勿論、コンピューターもデカくてダサい、これは仕方のないことなのだけどね。ヒロインも調べてみれば、もう52歳。社長役は55歳で死没。マイケルは、あら私より1歳年上なんですね。とにかく、当時が面白い映画。当時のファッション、当時の髪形、色々懐かしい。
鑑賞日:03月27日 監督:ハーバート・ロス
ステイ・コネクテッド〜つながりたい僕らの世界 ブルーレイ+DVDセット(2枚組) [Blu-ray]ステイ・コネクテッド〜つながりたい僕らの世界 ブルーレイ+DVDセット(2枚組) [Blu-ray]
小さい頃、テレパシーで遠く離れた人会話するのが、未来ではなく非現実であった。それが、今やLINEやその他のSNSで普通にできる。目の前の相手が、自分の話を聞いているようでも、机の下に隠れた手元からテレパシーで誰かと会話しているかもしれない世界。この映画に登場する親子も夫婦も友人も、リアルで繋がっている裏で、誰かと繋がっている。道行く人が、スマホを見ながら、それぞれのテレパシーを飛ばしているのを映像化しているのが画期的。一人、そのテレパシーを飛ばさずに読書している少女。テレパシーが母親の監視監視下。だから。
鑑賞日:03月26日 監督:ジェイソン・ライトマン
ダンス・レボリューション [DVD]ダンス・レボリューション [DVD]
映画に必要なものは、すべて入れ込んで(愛、夢、挫折等々)それがどれも中途半端ながら、ダンスがあるので中々見せます。ジェシカアルバもいいですね。なんか日本人でも馴染めると思うその顔立ちは、早見優な感じ。自分のダンスでの夢、子供たちをダンスで成長させたいという夢。そして、ジェシカの腹筋(笑)身長はもっと高く見えたけど、169センチとのこと。また、いわゆる少しアフリカ系を演じているんだけど、ラテン系メキシコの血のようです。とにかくベタな展開ながら、見せるところは見せます。日本では未公開。映画館だと少しチープ。
鑑賞日:03月26日 監督:ビリー・ウッドラフ
ものすごくうるさくて、ありえないほど近い Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)ものすごくうるさくて、ありえないほど近い Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)
9.11を扱った映画とは知らずに観始め、結局9.11をある局面から切り取った話だとばかり思って観終ったが、それは間違い。あの共感しづらい主人公の一途、偏執、疲れを知らない努力、アイディア、アスペルガー症候群を描いたものだと、WIKIで知った。だから、前半、ちっとも面白くなかったので。知っていれば、その描かれ方を興味深く見たのかもしれないが、知らずにみたのでは、この監督、独りよがりで終わってしまう。それがわかれば、父親との回顧シーン、探索指令、そういう少年と父親の関係性がわかってくる。サンドラ、終盤に名演。
鑑賞日:03月26日 監督:スティーブン・ダルドリー
デンジャラス・バディ [DVD]デンジャラス・バディ [DVD]
正月映画のような面白さ。良く出来ていて、痛快、深く考えさせず、テンポも素敵。最初は、このデブ女なんなの?と思ったけど、深い味わいの演技。この映画、罵り合いが多いので、多分英語が完璧に聞き取れて、スラングもしっかり理解できれば、もっと面白いのだろうけど。サンドラブロックは演技もそうだけど、セリフ回しが巧いね。いや、聴き取れるわけじゃないんだけど、リズムでわかる。まあ、よくあるコンビの友情物語。お互いの反駁から入って、段々心を交えてなんていう、FBI捜査官と地元刑事の、コメディアクション。意外にもてるデブ女。
鑑賞日:03月20日 監督:ポール・フェイグ
フォー・クリスマス [DVD]フォー・クリスマス [DVD]
女優チョイスなのだが、評価が低い映画というのは知っていた。なるほど、コメディだけど、ちょっとドタバタ過ぎる。ラブコメとかは、色々と浮き足立っても、主人公たちに共感しながら楽しみたいもの。それが出来ない映画なのだなあ。両親が共に離婚しているカップル。ひょんなことから、クリスマスにその別れた両親の家を訪問。合わせて4人。フォークリスマス。どうにも落ち着かない、それぞれの家庭で、お互いに悲惨な体験をしながら、クリスマスのリレー、はしご、そういうお話。面白いかどうか?多分、シアターで観ても余韻が残らないかなあ。
鑑賞日:03月20日 監督:セス・ゴートン
とらわれて夏 ブルーレイ+DVDセット(2枚組) [Blu-ray]とらわれて夏 ブルーレイ+DVDセット(2枚組) [Blu-ray]
映画を観る前に、外したかな、ハズレそうだな、という予感があると、大抵ハズレるけど、これは、そうでもなかったかな。外したかもと思ったのは、やはり邦題のダサさからで、でも中身がわかってくると、そう的外れな題名でもない。囚われ人が脱獄。その脱獄犯にいい意味で囚われる母と息子。このまま、三人で過ごしたい、そういう考えに囚われる彼ら。そんなお話。原題がレイバーデイだから、夏といえば夏。映像的にもちょっと汗をかきそうなそんな風景。外しはしなかったけどまあまあ程度の映画です。後半、警察がサイレン鳴らしてきた理由は不明。
鑑賞日:03月06日 監督:ジェイソン・ライトマン
やさしい本泥棒 [DVD]やさしい本泥棒 [DVD]
主役の少女が印象的。何が本泥棒なのか、全然わからないが(笑)そして、中盤まで、時々出てくる語り部の正体がわからないのだが、最後にはわかりました。世の中を広くとらえたとき、神もいれば天使もいればそういう役割の人もいるということで。ドイツに視点を置いた物語を読んだり見たりしたことがなかったので、戦争を通してみると、ユダヤ人以外のドイツ人はみんな悪者という先入観があるのだけど、実際はどこの国でも一般市民はみんな被害者。戦下の中で光る優しさの物語。パパ、ママという単語が印象的。ママもやはり優しい。無邪気な物語。
鑑賞日:03月06日 監督:ブライアン・パーシヴァル

鑑賞メーター

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# by kotodomo | 2016-04-02 16:31 | 鑑賞メーター | Trackback | Comments(0)
2016年 04月 02日

2016年3月に読んだ本のことども

2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:650ページ
ナイス数:55ナイス

よこまち余話よこまち余話感想
素晴らしい。既に直木賞を受賞している著者なので、こういうのが本屋大賞にでもなって、多くの人に読まれてほしい。長屋横丁のほのぼのとしたお話、連作長編。最初戸惑うのは、時代設定。著者への先入観、長屋という単語で江戸時代と思って読み始めるが、レコードも小学生の皮靴もある時代。割と近代なのである。1話読む、ふむ。2話読む、ふむふむ。3話までいったら、もうやめられない静けさ。行間が読めるようで読めないようなミステリアス。この世には、時空のネジレや、歴史の繰り返しがあるのかもしれない。一心太助のようなキャラが印象に。
読了日:3月21日 著者:木内昇
もう過去はいらない (創元推理文庫)もう過去はいらない (創元推理文庫)感想
前作に引き続き面白いのだが、2点、前作より劣るかな。まずは、愉快な孫テキーラの活躍が少ないこと。ぼけた老人と、今の文明の橋渡し役の孫には、もっと登場してほしかった。それと、意外に筋が掴みづらかったこと。過去と現在の話が、少し読みづらく感じたかかな。まあ、全体は、身体と記憶に鞭打つ元警官老人の活躍で、老いぼれハードボイルド。減らず口を叩きながら、己の信念へと進んでいく。妻との会話も絶妙で、老女なんだけど、健気さを感じる存在。主人公の息子の死、父親の死、その理由が、前作でも本作でも語られないので、続編ありか。
読了日:3月18日 著者:ダニエル・フリードマン

読書メーター

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# by kotodomo | 2016-04-02 16:29 | 読書メーター | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 01日

2016年2月に観た映画のことども

2月の鑑賞メーター
観たビデオの数:10本
観た鑑賞時間:1040分

フライト・ゲーム (初回限定特典/デジタル・コピー付) [DVD]フライト・ゲーム (初回限定特典/デジタル・コピー付) [DVD]
最近、レンタル旧作扱いになり、そこそこの評判というだけで観たが、やはりこういう映画は好きじゃないなあ。パニックとサスペンスの融合。自分が幸せになれる映画をみたいと思って、いつも選んでいるので、こういうのはね。誰がヒーローって、やっぱ副操縦士でしょう。よくやった(^O^)/メールやソフトが発達した今だからできるフライトパニック。謎のメールが、犯人から届くところから物語は始まる。でもあの女の子はなんだったんでしょう。主人公の優しさの象徴なのか、ぬいぐるみに目を逸らせる目的か。搭乗前の空港シーンを逆戻ししたい。
鑑賞日:02月28日 監督:ジャウマ・コレット=セラ
ハッピーエンドが書けるまで [DVD]ハッピーエンドが書けるまで [DVD]
ある意味、深い映画であり、わかりにくい映画です。でも佳作です。好きな本はヘンショーさんへの手紙と彼が答えると、取り乱すリリーコリンズ。すぐにDVDを止めて調べました。両親が離婚したお話。彼女の両親も離婚したから、当然取り乱す。それにしても、しあわせの隠れ場所でサンドラブロックと共演したリリーコリンズ。サンドラブロックの娘のような顔になってきましたねえ。誰が主人公かわかり辛いけど、予告編を見ると彼女が主人公。色んな苦難が家族を取り巻いても、最後はハッピーエンドが書けました。あの電話の主は勿論キング本人です。
鑑賞日:02月28日 監督:ジョシュ・ブーン
ローマでアモーレ [DVD]ローマでアモーレ [DVD]
なんだか主役級の男優、女優が勢揃いって感じ。物語自体も、全然別の話が進行して、主役級たちは各パートに分散していて、共演というよりは、合作共演てな感じかな。なんで、この映画を観ることにしたのか、最初は自分で思い出せなかったが、JUNOので見たエレンペイジの演技を他の映画で確認したいと思ったのが発端でした。ベネロペクルス、あばずれ役が上手。ライフイズビューティフルのロベルトベニーニは相変わらず剽軽。センスのあるナンセンスな映画。ウディアレンと名優たちだから許されるような設定でした。ローマ、行ってみたくなった。
鑑賞日:02月27日 監督:ウディ・アレン
ミニオンズ ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]ミニオンズ ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
いやあ、面白い。先に怪盗グルーを観ていて正解。なぜ、彼らがグルーの手元で頑張っているのかがよくわかる。とにかく、可愛くて細かいところが楽しい映画。悪党女のサンドラブロックのセリフ回しもいい感じ。とにかく、好奇心旺盛なミニオンズ。強いものに憧れ、強いボスの元に集うのが彼らの夢。最後は、一番強い、若き日のグルーについていくのだが。イギリスに渡って、ブリティッシュロックで進んでいくのも楽しいなあ。音楽への理解まで考えると、子供や若者より中年世代が喜ぶ映画なのかもしれない。相変わらず、映像は綺麗で立体的でリアル。
鑑賞日:02月26日 監督:ピエール・コフィン
サンキュー・スモーキング (特別編) [DVD]サンキュー・スモーキング (特別編) [DVD]
訳せば、ありがとう横綱。第55代横綱北の湖に勇気づけられた、少年のお話、というのは冗談で、たばこ業界のロビイストの活躍と、父息子の絆を描いた良作です。ロビイスト、聞いたことはあっても、一体その職務内容は?ディベートって米国で盛んだけど、結局どんなこと?そんなことも、わかりやすく伝えてくれるコメディ。とにかく、少年の父親に対する信頼が美しい。みんなから嫌われる仕事の中に、美点をみつけ、それに憧れる。アーロンエッカートノの喋りも魅力。喋るのが仕事の男、それを見事に演じきっています。美人記者は、どこが美人?
鑑賞日:02月21日 監督:ジェイソン・ライトマン
怪盗グルーの月泥棒 [DVD]怪盗グルーの月泥棒 [DVD]
今の映像は凄いですね。アニメと思っていたのですが、実写って感じですね。キャラも何もかもCGで色々やっているんでしょうけど、勝手に動いて実写で撮ってますっていう出来映え。映画のほうは3Dもやってたようだけど、2Dでも充分3D感が伝わってきます。ミニオンズを見る準備ができたので、ミニオンズのデビュー作と思ってみたのですが、これだけでは、彼らの由来とかやはりはっきりしませんね。でも、かわいい愉快なキャラたちです。怪盗グルーの活躍自体は大したことないのですが、焦点はグルーが子供たちと心を通わせていく過程でしょう。
鑑賞日:02月20日 監督:ピエール・コフィン、クリス・ルノー
ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション [DVD]ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション [DVD]
ベースの材料が好きじゃないし、理解できない世界なので、もし映画館で観たら「ああ、失敗したなあ」と思ったままで終わっていただろう。興味深いのは、20歳くらいの若者だったのに、最後には成人がいる中年になっていること。最初は、本当にヤングマンの二人。いつどこで、成長したのか、メイクとか興味深い映画。あと、ヒースレジャーのほうは、28歳で亡くなっていることにビックリ。最後のあのシーンでは、40歳というより、50歳手前に見えるのに。アンハサウェイとミシェルウィリアムズのバストトップがお得(笑)映像は迫力ある自然。
鑑賞日:02月14日 監督:アン・リー
バガー・ヴァンスの伝説 (特別編) [DVD]バガー・ヴァンスの伝説 (特別編) [DVD]
紙芝居映画。もしくは読み聞かせの絵本か。語り手が上手く語っても、所詮は限られたページしかない。上手に見せても、所詮は限られた、予定調和なお話で、意外な展開はない。ゴルフを離れた男の、ゴルフへの復活の話でしかない。原題も邦題も伝説とあるが、どこか伝説なんだかなあ。初めてウィルスミスを見たが、普通。マットデイモンは精彩に欠ける。でも、シャーリズセロンは好みではないが、中々。紙芝居なので、感情移入も出来ないし、ドキドキもハラハラもない。結構、評価は高いみたいですが、何ででしょう。ウィルスミスだからでしょうか?
鑑賞日:02月11日 監督:ロバート・レッドフォード
ジュリエットからの手紙 [DVD]ジュリエットからの手紙 [DVD]
主演の女優さんが、自分にとって魅力を感じなかったのがちょっと残念。でも老女、クレアがいいね。昔の恋人を探しまわる話なんだけど、最後は見つかるんだけど、やっぱ格好いいジジイは恰好いいわけで、自分もあんなジジイを目指さなきゃです。もっと、シリアス度の高い不思議な話かと思っていたのだけど、どちらかといえばコメディタッチ。ほとんどが、イタリアが舞台になり、街並み、風景の映像が綺麗。別に外国に行きたくないと日頃嘯いていても、こういう映像を見ると、自分の目で見たくなるものです。フィアンセ役の料理人もいい味の演技です。
鑑賞日:02月07日 監督:ゲイリー・ウィニック
恋は3,000マイルを越えて [DVD]恋は3,000マイルを越えて [DVD]
主役二人が、この人たちじゃないと、多分つまらない映画になったろう。この二人でもイマイチ感があるわけで、色んなところで、色んなことが楽しい映画なんだけど、肝心の恋の蓋然性が全くない((笑)実は、観始めて、この男優どこかで見たぞ。好印象なこの男優は?DVDを一旦停めて、PCで調べました。なるほど、ナショナルトレジャーの相方役の人だった。というように、私はあまり予習しないで観始めるので、こういうことが多いです。しかし、メラニーロランは、美人で可愛いなあ。英語も仏蘭西語も行けるとこが凄い。フランス女役、はまり役。
鑑賞日:02月07日 監督:

鑑賞メーター

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# by kotodomo | 2016-03-01 13:06 | 鑑賞メーター | Trackback | Comments(0)
2016年 03月 01日

2016年2月に読んだ本のことども

2016年2月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1424ページ
ナイス数:83ナイス

スキン・コレクタースキン・コレクター感想
リンカーンライムシリーズ11作目。第1作のボーンコレクターから面白かったが、シリーズの中盤から俄然面白さが増すというのは、流石ディーヴァー。鳥瞰図的な世界の構築、ディープな構造、どれをとっても一級品。そして、最後には、大どんでん返しではなく、どんでんどんでんどんでんの波状攻撃。思わず唸りますなあ。読者を騙すというか、これは手品ではなく、超魔術。ライムの予測を、予測する犯人。その犯人の予測を、予測するライム。ハラハラドキドキ、そしてエエッ!と驚く読者。今回は、タトゥーに毒をつけて施す犯罪者と謎のメッセージ。
読了日:2月26日 著者:ジェフリーディーヴァー
ジャイロスコープ (新潮文庫)ジャイロスコープ (新潮文庫)感想
普通、新幹線が出てくると、東海道新幹線を想像するんだけど、やはり伊坂の場合は、東北新幹線になるのでした。どの作品も、可もなく不可もなく。表紙にもあるように、プレゼント感覚の作品群。まあ、総括りするならユーモア小説短編集ってことでしょう。好きな作品も、嫌いな作品もないのだけど、元々星新一の読者の私は、やっぱガツンと最後に落としてくれるか、妙なカタルシスがないと、どこか消化不良に感じてしましますね。って、いうか、そろそろ伊坂から卒業かという気がしないでもない。次の伊坂が出たら果たして読むかどうか?わからない。
読了日:2月7日 著者:伊坂幸太郎
ヘブンメイカー スタープレイヤー (2)ヘブンメイカー スタープレイヤー (2)感想
いやあ、久しぶりに壮大なクロニクルを読んだなあ。風太郎以来かな。それにしても、恒川光太郎、大化けしてきたなあ。夜市やそれに続くしばらくは、現実の隣の世界を小さく巧く描いていたけど、金色機械以来、紡いで紡いで世界を築き上げるようになったなあ。スタープレイヤーは映像に出来る紡ぎ物語だったけど、本作は小説だから出来る紡ぎ方。最後にはすべてが収斂していく。でっかく広げた風呂敷を、丁寧に畳んでいく。早く、この作家に直木賞をあげてください。初期の作品群もいいし、最近の作品群もいい。現実的なSFチックな作品群は凄いぞ。
読了日:2月7日 著者:恒川光太郎
マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ (角川SSC新書)マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ (角川SSC新書)感想
多分、ベテランランナーならば、つまらないかもしれない。私のように、何気にジョグして、何気に大会に出て、元々遅いから、小学校の時も得意じゃなかったし、まあ自分はこの程度と思っている人には、いい気付きの本でしょう。はっきり言って、やる気になりました。ある程度追い込んでみて、果たして自分の伸びしろはどれだけあるのか、実験してみたくなりました。ただし、もう50歳は過ぎています。故障をしない程度に、頑張ってみます。年々マイペースが遅くなっている10キロ大会も、もう少し、マイペースを速くできるのかも知れません。
読了日:2月5日 著者:小出義雄

読書メーター

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# by kotodomo | 2016-03-01 13:04 | 読書メーター | Trackback | Comments(0)
2016年 02月 06日

2016年1月に観た映画のことども

1月の鑑賞メーター
観たビデオの数:14本
観た鑑賞時間:1536分

ラビット・ホール [DVD]ラビット・ホール [DVD]
結果的に、観たい題材の映画ではなかったが、大女優と大男優の演技が巧く、共演者の演技もどれも巧く、演技を楽しむ映画だったのかな。拭い去れない出来事は、重しのようにのしかかってくるけど、段々重さは変わってくる。時が経てば、ポケットの中の小石のようになってくる。たまには忘れることもあるけれど、ポケットに手を入れたときに、その石の存在を思い出す。誰もいい人はいないけど、誰しもいい人の映画です。ただ、どうしても、失ったものに触れたくなくて、それはタブーのようであり、向き合うべきものであり、扱い方が難しいのです。
鑑賞日:01月31日 監督:ジョン・キャメロン・ミッチェル
2日間で上手に彼女にナル方法 [DVD]2日間で上手に彼女にナル方法 [DVD]
この映画を観る人は、やっぱケイトハドソン期待なんだろうけど、自分もそうなんだけど、ちょっと老けましたな。誰かが地雷映画と表現したのもピッタシ。いい映画を観続けたい人が踏んでしまうB級地雷。A級の女優、「10日間で男を上手にフル方法」と同じパッケージ。あれが面白かったから、これも面白いだろうと地雷。まあ、そこそこは楽しめるんだけど、イマイチのテンポ、わかりにくいエピソード編集、そしてケイトハドソン自体が何を感じているのかが、観る者に伝わってこない。あと「恋人たちの予感」が引用されるので、知らないと・・・??
鑑賞日:01月30日 監督:ハワード・ドゥイッチ
Black&White/ブラック&ホワイト [DVD]Black&White/ブラック&ホワイト [DVD]
予想以上に面白かったかな。もっとアクションが強いかと思ったが、恋人作戦がメインで、それがコミカル。高校三年になる下の娘がリーズウィザースプーンのキューティブロンドのファンで、パパの私は映倫的な目線で、恋人はゴーストは見せて、これも大人のラブなんだけど、見せることにした。露骨ではないのでね。二人の男優もかっこいいね。邦題の意味がよくわからないが、原題は「これって戦争だぜ。恋争いじゃないぜ。俺たち二人の戦争だぜ」って感じかな。FBIの組織力を使って、恋の戦争を繰り広げるのが可笑しい。音楽もセリフもいいテンポ。
鑑賞日:01月25日 監督:マックG
MGM HOLLYWOOD CLASSICS ホットスポット [DVD]MGM HOLLYWOOD CLASSICS ホットスポット [DVD]
なんで、この作品をチョイスしたのかを忘れていて、ジェニファーコネリーのヌードじゃなくて、、、思っていたら、ああ、この小悪魔ヴァージニアマドエンだと気付く。そうそう、今じゃ落ち着いた感じが魅力の彼女の若い時の作品ということでチョイスしたのでした。思うに、初めて見たドンジョンソンのために作られた映画じゃないかと。彼に痺れる女性のための。無口で怪しい色男、小狡い女、清楚ながら謎を持つ女性、その三人の関係を描くのだが、夜のシーンが多く、黒い画面の中で、男と女の駆け引きが続き、まあ、ある意味、退屈な映画でした。
鑑賞日:01月25日 監督:デニス・ホッパー
「靴職人と魔法のミシン」DVD「靴職人と魔法のミシン」DVD
なんとも、トボケタ味の映画。批評家から酷評も頷ける、ヘンテコな映画。面白いような面白くないような。本当に魔法のミシンが出てきます。それのお蔭で変身が出来る。変身が出来るってことは・・・そんな映画です。お父さんに変身したときはビックリ。あの人が出演者とは知らなかったので。あとキャメロンディアスも齢食ったなあと思って最後まで観て、調べたらエレンバーキンという別人。なんでも、そっくりでは有名な二人のようで。最後はわかったような、わからない部分も残ったようなそんな感じのエンディング。新作で観る必要はなかったかな。
鑑賞日:01月24日 監督:トム・マッカーシー
JUNO/ジュノ <特別編> [DVD]JUNO/ジュノ <特別編> [DVD]
期せずしての妊娠物語っていうだけで、あまり魅かれないテーマだなあという先入観は間違ってました。いやあ、面白い。ヒューマンな部分で、心の温かい人たちの映画。ハートウォーミングな物語。しかし、このエレンペイジって巧い。表情で演技する女優は好きだけど、ハスキーな演技がたまらない。母親はどこかで見たよなあと思ったら、ヘルプか。アメリカンビューティーのあの人か。アカデミー脚本賞、コミックタッチの冒頭で、本当にいい映画なの?と思ったけど、いい映画でした。親友や、彼氏役、見たことない俳優たちが、みんなハマリ役だったよ。
鑑賞日:01月24日 監督:ジェイソン・ライトマン
ザ・シューター/極大射程 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]ザ・シューター/極大射程 スペシャル・コレクターズ・エディション [DVD]
面白いです。本は読んでいたけど、内容ももう忘れていたけど、随分と原作とは違う印象。主人公を応援しながら観たけど、ちょっと殺し方が半端ない。敵側なら、無慈悲に誰でも殺す。ヒロインも、中々勇敢に人を殺す(笑)嵌められた狙撃手。それを追うFBI。FBI側に、本当に悪い奴が居て、なんて感じですな。アクション物ながら、映像が中々綺麗で、ドローン的な映像シーンも頻繁に。マークウォールバーグは初見だけど、かっこいい。ヒロインはイマイチ。鼻の下の溝がない。どうでもいいことだが。しかし、ストアの商品で、凄い武器を作り過ぎ。
鑑賞日:01月24日 監督:アントワーン・フークア
愛する人 [DVD]愛する人 [DVD]
原題はマザー&チャイルドだが、「母、そして娘」くらいが内容としては解りやすいかも。母から生まれた娘は、また母になり、その因縁は消すことができない、そんなお話。日本は男系の考え方だが、自然界は、母が娘を産むことで連綿と繋がっていく。あと、日本には馴染みの薄い、養子縁組、特に子供を持てない家庭を中心とした血の繋がらない縁組は、違和感もあるかもしれない。序盤は、他人の愛情がわからない女性の話と、他人のことは関係ない女性の話から。意外に、重く暗いが、最後には春の日差しが降りそそぐようなヒューマンドラマ。佳作です。
鑑賞日:01月17日 監督:ロドリゴ・ガルシア
ピースメーカー [DVD]ピースメーカー [DVD]
相当大がかりな東欧とNYを舞台にしたハリウッド映画。核弾頭が10個盗まれ、それを奪回するまでは、壮大。1個足りないとなってからは、市街戦的。ニコールキッドマンより、ジョージクルーニーの役回りが目を引くが、最終的な決定権を大統領直轄で委ねられているのが、ニコールキッドマンというのがミソ。最初から最後まで予定調和で、最後の最後は時限装置を切れるかという王道の設定。教会での暗殺、ロシアの弾頭強奪作戦、最初はそこのラインの意味がわからないが、肝心は大国ではない国の内戦の問題。大国に踏みにじられた遺恨がテーマです。
鑑賞日:01月11日 監督:ミミ・レダー
幸せになるための27のドレス 特別編 [DVD]幸せになるための27のドレス 特別編 [DVD]
この映画を楽しめるかどうかの分かれ目は、酒場でのあの音楽に主人公たちより先に気付き「おお!」と思えるかどうか。あの独特の出だしに、あの曲だとときめくかどうか。だから、曲を知らない人が聴いたら、意味がわからないかもの場面でもある。全体、オシャレに作ったラブコメながら、入り込めない人もいるだろう。相手役の男性、おおそうか、「魔法にかけられて」のあの王子様だ。妹役のマリンアッカーマンは、相変わらずのスウェーデンキュート。二つの恋の物語でありながら、姉妹の物語であり、一人の女性の生き方のドラマなのであった。
鑑賞日:01月11日 監督:アン・フレッチャー
グランド・ブダペスト・ホテル(初回生産限定) [Blu-ray]グランド・ブダペスト・ホテル(初回生産限定) [Blu-ray]
ちょっと物語の展開に苦しむ映画。コメディ路線なんだけど、史実も織り交ぜ、冬季オリンピック会場も織り交ぜ(笑)、人が死んでも悲壮感はなく、最後にネットで調べて、ああ、そういう映画だったのかと納得。少女が読書するシーンが今。その中で作家が語るのが老人と出逢った過去。その時、老人から過去の話を聞く、これが主たる舞台で、って入れ子なのである。1985年、1968年、1932年(主)の映像のアスペクト比を使い分けているが、わかりにくいのかなあ。ジュードロウは出ているが、あの役だったら私でもできる。人の話を聞くだけ。
鑑賞日:01月03日 監督:ウェス・アンダーソン
31年目の夫婦げんか [DVD]31年目の夫婦げんか [DVD]
モゾモゾ映画ですな。60歳を超えた夫婦が、あの頃の二人の愛情を模索する映画。じれったく、また高齢の恋愛ということで、モゾモゾします。メリルストリープとBOSSコーヒーでお馴染みのトミーリージョーンズ、この二人の演技で進行するので、役の見せ所といえばそうなだけど、やっぱりモゾモゾ。スティーブカレルは、主役の張れる名優ながら、本作では単なる助演。最後のシーンのセリフには、少なからず納得して、心に触れる物があります。だけどなあ、難しいなあ。多分、記念日に嫁さんにスペシャル買ったら、家計の無駄遣いで怒るよなあ。
鑑賞日:01月02日 監督:デヴィッド・フランケル
40歳の童貞男 無修正完全版 [DVD]40歳の童貞男 無修正完全版 [DVD]
題材がくだらない割には、よくできた映画。音声や、音楽も中々に素敵。原題も邦題もそのままの、40歳の童貞男の話だけど、しっかり作りこんであるので面白い。電気店が舞台で、そこに勤める男たちの破天荒な友情、童貞脱出作戦への援護、とにかく主演がスティーヴカレルなので、演技として間違いのないコメディ娯楽。そして、ラストがなんともユーモラス。アクエリアスなミュージックに踊る出演者たち。物語の中で、日本人が妙な登場をするのも、日本人の観客から見ても、なんとも不可思議。映画館で観るとアホらしい気もするが、DVDは是非。
鑑賞日:01月02日 監督:ジャド・アパトー
ボーン・アイデンティティー [DVD]ボーン・アイデンティティー [DVD]
いやいや面白かった。エンタメとリアルを追及した工作員の映画。マットデイモン、かっこいい。しかし、ヒロインのフランカボテンテはどうなんでしょう?悲痛の顔。垂れ下がった目蓋。映画の中では20代っていうんだけど、37歳に見えるヒロインって、どうなんでしょう。それと、パリの女性工作員ニッキーことジュリアスタイルズの鼻の低さはどうなんでしょう?映画で観た、白人女優の中で、こんなに鼻が低い女性は居なかった。どうなんでしょう?記憶のない工作員、それに一般女性が巻き込まれ、ありきたりだけど、中々に良く出来た映画でした。
鑑賞日:01月01日 監督:ダグ・リーマン

鑑賞メーター

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# by kotodomo | 2016-02-06 15:53 | 鑑賞メーター | Trackback | Comments(0)
2016年 02月 06日

2016年1月に読んだ本のことども

2016年1月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:730ページ
ナイス数:43ナイス

光のない海光のない海感想
最近は、希望のある話を多く描くようになってきた作家だが、本書は希望があるようでないような、そして終盤は少し黒い。また、主人公にまつわる過去の経緯を小出しに書いていくので、謎めいた部分もある。また、この作家が描く女性というのは、多くが魅力的なのだが、本書の花江には性的な香りがない。まあ、全体は縁を描いたような物語。大事なものを壊してしまい、代わりの物が売ってないかと探すところから、この物語は始まる。そこで、花江という販売員と繋がり、なんて序盤です。可もなく不可もなくなんだけど、小説として巧いので読ませます。
読了日:1月26日 著者:白石一文
カイコの紡ぐ嘘(下)私立探偵コーモラン・ストライクカイコの紡ぐ嘘(下)私立探偵コーモラン・ストライク感想
面白い気はするのだが、上巻でも述べたように、人物紹介がどこにもないので、人間関係がわからないままでした(笑)ある作家が失踪、殺害され、その関係者の中に犯人が、ってな1本調子の話なので、単調と言えば単調なのだが、作者が巧いので膨らんでいく。ただ、主人公の義足の付け根が、ずっと痛みっ放しなので、それが読んでいて邪魔かなあ。シリーズ3作目が出たら・・・読みます。ロビンが健気で前向きなので。あと、本作、ずっと天気が悪い感じで、ロンドンだから仕方ないのかもしれないが、やはり天気の悪い話は、どこかどんよりしますね。
読了日:1月11日 著者:ロバート・ガルブレイス

読書メーター

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# by kotodomo | 2016-02-06 15:51 | 読書メーター | Trackback | Comments(0)
2016年 01月 05日

2015年12月に観た映画のことども

12月の鑑賞メーター
観たビデオの数:15本
観た鑑賞時間:1697分

チェイス! オリジナル全長版 [DVD]チェイス! オリジナル全長版 [DVD]
映像が非常に美しく、アクションが工夫され、インド映画といえば面白ければいくらでも横道に逸れるが、この映画はまっすぐ一直線、どこまでもハリウッドなボリウッド。アーミルカーンが体脂肪率を極限まで下げ、筋肉をひっさげて登場も美しい、のだが、そこまでやる必要はなかったかもしれない。邦題の通り、警察と銀行襲撃犯の追いかけっこ。バイクが主だが、変身可能なバイクがいかにもエンタメ。よくあるパターンのネタが序盤で披露されるが、そのネタを巧く活かしていく展開が素晴らしい。総踊りも勿論あるが、それが必要最小限でポップである。
鑑賞日:12月31日 監督:ヴィジャイ・クリシュナ・アーチャールヤ
マイ・ブルーベリー・ナイツ スペシャル・エディション [DVD]マイ・ブルーベリー・ナイツ スペシャル・エディション [DVD]
レイチェルワイズをずっとナタリーポートマンと思って見ていて、随分と雰囲気が変わったものだなあと思ってしまった(笑)ジュードロウとポートマン目当てで観たのだけど、野良ジョーンズのための映画で、野良はどこでも見たことないなあと思ったら、歌手であった。映像も展開もかったるく、ポイントとなるシーンもいまひとつ。きっと、音楽とか野良好きにはたまらないのかも知れない。ほぼ夜のシーンしかない冒頭。失恋、旅立ち、そして夜のお店。少しロードムービー的にベガスへ。ポートマン演ずるギャンブラーも癖があり。野良は前向きな観察者。
鑑賞日:12月30日 監督:ウォン・カーウァイ
突然、みんなが恋しくて [DVD]突然、みんなが恋しくて [DVD]
メラニーロランのキュートさを見たくて観始めたのだけど、どこか変な映画。父親が大いに変わり者。娘も娘で、男を次々と変えていった遍歴があるのだが、父親が元彼や元々彼や、元元々彼とつるむのを趣味にしているといった感じ。ゴージャスな作りではなく、フランスの庶民的で風変わりな映像。映像にちょっと特徴があって、対象物を中心にメリーゴーランドのように映すシーンが多く、ちょっとその多様に目がまわる。きっと自分が10代の頃に、メラニーロランと出会っていたら、ファンになっていたな。ポスター貼ったり。でも、本作は、かったるい。
鑑賞日:12月30日 監督:
映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [DVD]映画 クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲 [DVD]
クレヨンしんちゃんは、見たことはあるが、例えばテレビで1話丸々見たことはなく、そうしていたら、大人こそ観るべき傑作があるというので、観てみた。ちょっと違う。昭和37年生まれの私の世代より上でないと、内容がわからない映画なのである。これを子供が観ても、意味のわからないギャグや音楽や雰囲気だらけで、多分カーチェイスとか、そういう漫画らしいところで面白がるんだろうけど。ケンとメリーのスカイライン、フォークソング、万博、ヒーロー、喫茶店のジプシーな感じの女はチャコとかマキとか。一人書斎でヘッドホン付けて真剣鑑賞。
鑑賞日:12月29日 監督:
ビューティフル・ガールズ [DVD]ビューティフル・ガールズ [DVD]
どういう映画かわからず観たら、ふむ、29歳の青春物語。中途半端な大人たちの、恋、友情、エトセトラ。たいした映画じゃないんだけど、マットディロンにティモシーハットン、ナタリーポートマンと主役級がずらり。それぞれの恋と、失恋と、さよならと。のんびりとした映画で、テンポはありません。眺めるような映画です。もう一度観ようとは思わないが、ナタリーポートマンの巧さはもう一度観たいかもです。題名の直訳とは違って、ビューティフルなガールは単数でポートマンだけかと。その他の大人の女性は、どれもクラシカル。
鑑賞日:12月29日 監督:テッド・デミ
恋人はゴースト スペシャル・エディション [DVD]恋人はゴースト スペシャル・エディション [DVD]
笑えないラブコメだけど、ハートウォーミング。ありきたりな設定だけど、どこかロマンティック。事故に遭った女性が昏睡状態になり、ある男の前に出てくるって話なんだけどさ。我が儘な注文をするなら、何かもうひとつ運命の糸を作って欲しかったかな。なぜ、この二人の間にそういうことが起こったのかっていう、ベースな運命を。リースウィザースプーンは、やはり細かい演技が巧く、マークラファロも初めて見てダサそうな感じが、最後には中々の男前に見えてくる。とにかく映像が綺麗で、テンポのいい物語。途中で少し涙が出そうな、懸命さも光る。
鑑賞日:12月27日 監督:マーク・ウォーターズ
ムトゥ 踊るマハラジャ [DVD]ムトゥ 踊るマハラジャ [DVD]
20年前のボリウッド映画以前のタミル語映画。ざあとらしさが売り物。女はすねて「ふん」と言い、男は悔しくて「ちぇっ」という。主人公は、ワークマンのCMでお馴染みの吉幾三。首にタオルを巻いて孤軍奮闘。目を瞑ってもブルースリーに勝ち、仮面ライダーよりキック前に高く飛ぶ。西部劇の決闘シーンでは、木枯しが吹き、草が転がり、誰かが嘘を言えば誰もが信じてしまう。みんなすぐに勘違いして、下女は実はお姫様だったり、一人二役だったりする。心の中でのつぶやきは、ちゃんと観客に聴こえ、女優はポッチャリだったりする。インド丸出し。
鑑賞日:12月23日 監督:K・S・ラヴィクマール
レオン 完全版 アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD]レオン 完全版 アドバンスト・コレクターズ・エディション [DVD]
BSで録画したのは15年以上も前。いつか観ようと、でも観ないまま、時代は移ろいビデオテープの再生すらが出来なくなって、今回プライムビデオでやっと鑑賞。非情と愛情。殺し屋と女の子の話はわかっていたが、放っておいたら何をするかわからない女の子とは知りませんでした。知性を持たない殺し屋の演技が素晴らしいジャンレノ。ナタリーポートマンは、少女なのか女の子なのか無邪気なのか、とにかくこの齢で演技派。本当の敵は、どこまで憎んでも気が済まない権力者でもあり、この敵の終りと、二人が無事に生き延びれることが、視聴者の関心。
鑑賞日:12月13日 監督:リュック・ベッソン
トランスポーター [DVD]トランスポーター [DVD]
不死身アクション映画。ダブルフルコースっていった感じでお腹一杯。途中から、もういいです、結構ですと言いたくなる(笑)正月映画には、これくらいゴージャスなアクションが似合いそう。アクションの王道、アクションのためのアクションシーンって感じで、銃であっけなく済ますことなく、武器を置くところでは武器を置いてアクションだ(笑)空はないのかと思っていたら、やはり空も出てくるアクション。カーチェイスが多いかな。中国人のオッサン、どこかで見てると思ったら、インディジョーンズでした。続編は、一年は空けてみたい満腹過ぎ!
鑑賞日:12月06日 監督:ルイ・レテリエ,コーリー・ユン
ダラス・バイヤーズクラブ [Blu-ray]ダラス・バイヤーズクラブ [Blu-ray]
面白かったのは、会員制という発想だけ。やはり、私は事実に基づく物語は好きくない。あと、役作りのために17キロ痩せたとか、そういうのも逆に興醒め。役作りのために、筋肉をつけたとかいうのは好きなんだけど(笑)病的な役作りはちょっとね。1987年の頃のエイズをめぐる、患者と薬事のエビデンスとの戦い。まだ、ホモしかかからない、普通の性交渉ではかからない、そんなものだと思われていたHIV。だから、普通の性交渉でHIV陽性の結果が出た主人公は、それだけでホモ野郎扱い。Fワードが飛び交う暗い世界観。評価は高いようだが。
鑑賞日:12月06日 監督:ジャン=マルク・ヴァレ
アメリカン・ビューティー [DVD]アメリカン・ビューティー [DVD]
題名から、またDVDの写真から、ブロンドの美女が主役の、どちらかと言えばラブコメ?と思ってみたが、全然違った。題名は、美しいアメリカ女の意味ではなく、官能を象徴するバラの名前であった。しかし、これでアカデミー賞というのは、アメリカ自体病んでいるなあ。この映画は病んでいる人たちのオンパレード。夫婦ともに娘まで、隣の一家も、娘の友人も。一番病んでいないのはゲイのカップルくらいだろう。俺は、最後には死ぬという語りから始まり、最後には死なないのかなと思ったら、やはり死ぬわけで、どっちが撃ったんだと思ったらやはり。
鑑賞日:12月05日 監督:サム・メンデス
クルーレス [DVD]クルーレス [DVD]
映像もクリアでポップ。7,8年前の映画かと思って見ていたら、携帯がかかってくるとアンテナを伸ばし、機種も中々にデカい。観終って調べてみると、1995年、なんと20年前の映画で、アリシアシルバーストンも今では39歳。このキュートな少女はもう居ないのであった。友人のタイはその後美人さんになったようだが、30ちょっとで他界。この人には、本気で会えないのだな。ハイスクールものは、未体験のカルチャーに接することができて、この齢になっても嫌いではない。主人公はキュートでゴージャスだけど、今の基準でいえば、少し太め。
鑑賞日:12月03日 監督:エイミー・ヘッカリング
それでも恋するバルセロナ [DVD]それでも恋するバルセロナ [DVD]
バニラスカイで見たベネロペルクスは魅力的ではなかったが、本作は地でスペイン女を演じていて素晴らしい。で、どの女優を目的に見たのかと言えば、スカーレットヨハンソンで、他の作品で見た落ち着いた雰囲気とは別の、自由を気取った今風ギャルの演技も素晴らしい。気になったのがパトリシアクラークソンで、この上品な感じはどこで見かけたのと思ったら、最近では幸せのレシピであった。しかし、スペイン男は律儀に複数の愛を語れて情熱があるのだなあ。製作費の10%をカタルーニャ地方の税金が賄って、英語の映画になって市民が反発したとか。
鑑賞日:12月03日 監督:ウディ・アレン
トゥルーマン・ショー(通常版) [DVD]トゥルーマン・ショー(通常版) [DVD]
ジムキャリーの映画は、ずっと観ないできた。変装映画しか出ていないと思っていたので。先日、変装なしの「エターナルサンシャイン」をラブロマンスと思ってみたら、奇妙な映画だった。今回は、やはり変装なしの感動ドラマだと思ってみたら、結局は奇妙な映画であった。もう、ジムキャリーは観ないぞ。とにかく最初から変。奇妙なお月様、車は最新型、ファッションはクラシカル、テレビは白黒(リアルな世界のほうはカラーだけど)。雨の降り方は、単なる遊びだと思うけど、奇妙な世界のリアルな主人公。こういう設定はありがちで、そう最後には壁。
鑑賞日:12月03日 監督:ピーター・ウィアー
最高の人生のつくり方 [DVD]最高の人生のつくり方 [DVD]
題名から、ロブライナーのハートウォーミング映画かなと連想はしやすいのだが、素敵な物語に、またか、の邦題は、センス不足かな。人間味のないマイケルダグラス。息子、孫娘、隣人、そういう人たちへの接し方の変遷を、上手に描いた心温まる物語。ダグラスもかっこいい老人、ダイアンキートンもいかにもアメリカンな名演技。そして、孫娘がかわいい。カークダグラス?なんて思い出して調べたら、ああ親子だった。98歳になっていました。シルバーロマンティックコメディとでも言ったらいいのでしょうか、この物語。監督も、自ら脇役で出演なのだ。
鑑賞日:12月03日 監督:ロブ・ライナー

鑑賞メーター

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# by kotodomo | 2016-01-05 09:32 | 鑑賞メーター | Trackback | Comments(0)
2016年 01月 04日

2015年8月から12月に読んだ本のことども

2015年の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:5878ページ
ナイス数:637ナイス

カイコの紡ぐ嘘(上) 私立探偵コーモラン・ストライクカイコの紡ぐ嘘(上) 私立探偵コーモラン・ストライク感想
ハリポタ作家の別名義。シリーズ第一作「カッコウの呼び声」が面白かったので。上巻を読んで面白い気はするのだが、致命的な欠点(多分、出版社の)があって、それがいけない。というのも、登場人物が多いのに、人物紹介がどこにもないのである。タッセルがキャサリンがと言われても、どこのどなたさんでしたっけ?てな感じ。それでも、読み流すように読み進めています。きっと、面白いのだろうから。宮部みゆきは、長い話を描くのが好きで、冗長で嫌いな作家だが、この作家はハリポタにしろ長いのが巧い。本書も上下巻800頁弱。下巻の新展開へ。
読了日:12月31日 著者:ロバート・ガルブレイス
ここは私たちのいない場所ここは私たちのいない場所感想
直木賞受賞以来、益々うまくなってくる白石一文。私は、デビュー作からリアルに読んでるが、本作は贅肉の削げた傑作。大人の愛と生き方を描いたリアルな作品。特に50歳を過ぎたあたりの読者には、妄想的なリアルさ。こうありたいなあ、みたいな。物語自体は、何の話とまとめるには、終わり方があっけない。でも、この作者はフィロソフィーの作家なので、その哲学が巧くまとまっているのは確か。今は夫婦でも、何かが違ったら、お互いの存在を知らずにすます人生もあり得るし、二度と会うはずもないあの時のあの人は、もう自分の場所にはいない。
読了日:11月27日 著者:白石一文
ウォーク・イン・クローゼットウォーク・イン・クローゼット感想
表題の中編作品は可もなく不可もなく。ただ、りさ姫がファッションを詳しく描くタイプとは思ってもみなかったので新鮮。もうひとつの中編「いなか、の、すとーかー」は中盤から秀逸。悪意を持ったストーカーの非常識なロジック、そんな表現は舞城王太郎くらいしか描けないだろうと思っていたら、りさ姫、凄いじゃん。「インストール」の頃は、町田康的に静的な日本語を操っていたけど、こんなヒストリックに日本語を操るとは!物語的には、2編合わせても、あまり心に残るストーリーではないけど、彼女の筆は進化しています。いつまでも、瑞々しい。
読了日:11月23日 著者:綿矢りさ
もしも、私があなただったらもしも、私があなただったら感想
9年ぶりに再読。内容をさっぱり忘れていて、最初から最後まで「どうなるんだろう?」と楽しめました(笑)9年前の自分の感想をみると、男にとっての願望小説と評価している。読んでみれば、今でも確かにそうだし、逆に自分の年齢が主人公の年齢を通過した分、共感する部分も多くなったような気がする。最終的に、真相がどういうことだったのか、わからずに終わってしまうエピソードもあるが、それはそれでいいのではないかな。やはり、the小説は心地いい。そういう意味で、この手の白石作品は、どの作品をとっても、直木賞受賞にふさわしい。
読了日:9月17日 著者:白石一文
これからお祈りにいきます (単行本)これからお祈りにいきます (単行本)感想
本の題名とは関係ない中編「サイガサマのウィッカーマン」と短編「バイアブランカの地層と少女」の二編が収められていて、前者も面白いのだが、ある奇祭の準備期間から開催までと、時間の流れが結構あるので、独特の文章ながら、冗長感も否めない。後者は抜群の面白さ。既に芥川賞を受賞している作者だが、こういう楽しめる作品で受賞していれば、普段から本を読まない人も、文学に興味を示すのではないのだろうか。とにかく、この作家は、少年やそれに近い男の視点で描かせたら巧い。唸るほど巧い。やはり、こういう紡ぐ作家は追いかけていきたい。
読了日:8月14日 著者:津村記久子
とにかくうちに帰りますとにかくうちに帰ります感想
ちょっとこの作家にしては単調。ウエストウィングに続き、また大雨だし(笑)大雨は退屈なのである。職場の作法はまあ多少頷けるところもあるが、やはり単調かな。ああ、あれは面白かった。その人が応援するものは、不幸にして呪われるような話。小学生の頃、私は甲子園の高校野球、地元の試合を必ず見ていた。大抵前半に点を入れられる。後半、心の中で追いつけ!と念じているのだが、一緒に見ていた母や姉が「ダメだね」「ダメだったね」と諦観の言葉を吐き呪いの霧を撒き散らす。あんたたちが、そんなこと言うから負けたんだ!と試合後に思う私。
読了日:8月1日 著者:津村記久子

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# by kotodomo | 2016-01-04 16:26 | 読書メーター | Trackback | Comments(0)