2005年 05月 24日
最近、旅行会社の社長様と話す機会がある評者。 その会社ハルインターナショナルのホームページをどうぞご覧あれ。 なになに?見たからどうなんだって? いや、左上のコンテンツにハンドキャリーなるものがあるが、この存在を知ったのは、この社長様とお会いして話を聞いたからに他ならない。 皆さんは知っておったかな? 評者の無知によるものなのかも知れないが、中身を聞いて目から鱗や目クソがボロリボロリ。 海外の支店に荷物を届けなきゃいけないが、もしくは個人でも海外の誰それに大事なものを届けなきゃいけないが、期日までに渡したいときまでに、海外宅配便では間に合わない。 そういうときはどうすればよいのか!!!! 自分で持っていくか、ハンドキャリーに頼めばよろしい。 要するに、自分が持っていけなければ、代理人が運ぶみたいなそんなシステム。 宅配便みたいに集配センター経由で云々みたいな手間がない分、ダイレクトなのだ。 なんと便利、っていうか、人が手に持って運べばいいという、実に原始的なシステムなのだ。 こういうことから、今の日常を考えると、実にそういう素朴なシステムを考慮しないで生活している日本人。 鹿児島から明日には東京へ郵便物を届けたい。 速達なら、1日で着くはずなのだが、でも不確か。そういうときは、自分で飛行機に乗って届けなさい。 都内間、県内間の郵便物も、本当に大事なもの、確実に届けたいのなら、自分で持っていきなさい。 そういう原始的なことに考えが今更行き着いてしまう評者なのである。 なんか目からコロンブスの卵であった。 読みたい新作、図書館で100人待ちなのと嘆くあなた。 本当に読みたいなら、すぐ買いなさい。すぐ読めるぞ。図書館システムにばかり頼らない、頼らない。 って、要は結局、金の問題なんだけどね。 そういう評者も『ルパンの消息』横山秀夫、たったの920円なのに、早く読みたいのに、買うか借りるか迷っているのだなあ(笑)
by kotodomo
| 2005-05-24 10:20
| メモる
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Comments(6)
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from でこぽんの読書日記
at 2005-05-26 14:06
タイトル : [本購入]『ルパンの消息』やっぱり買ってきました。
『ルパンの消息』/ 横山 秀夫 //2005.5/光文社/920円/ISBN:4334076106/[http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4334076106/mywebsite062-22/250-8745037-3747408?%5Fencoding=UTF8&camp=247&link%5Fcode=xm2:title=Amazonはこちら] [http://kotodomo.exblog.jp/2794907/:title=聖...... more
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from 読書日記★PNU屋★出張版
at 2005-05-26 18:50
タイトル : [コッパー]横山秀夫「ルパンの消息」
2005.5光文社¥920 15年前に起きた女教師の飛び降り自殺は、実は殺人? 時効直前に謎のタレコミにより、新事実が浮上。 当時の関係者が一同に会して明かされる驚愕の真相とは。 デビュー作にはその作家の全てが詰まっているとよく言われる。 そんなことはないだろう、と常々思っていた私だが、本作は その言葉が当てはまりすぎて怖いくらいだ。 長らく刊行されなかった幻の作品が新書で登場。 初版のみプレゼント企画があるので、興味のある人は急いでGETしてね。 面白い。いや、面白いよ。面白いんで...... more
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from 苗村屋読書日記(Blog)
at 2005-06-05 19:35
タイトル : 『ルパンの消息』
△0405 『ルパンの消息』 >横山秀夫/カッパノベルス 『ルパンの消息』という題名がちょっと、と思ったが読み進めてみて納得。そんなに悪いタイトルではないと思い直した。もっと軽いミステリーかと思っていたが、現在の横山節を彷彿とさせる重厚な創りである。舞台こ... more
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from 粗製♪濫読
at 2005-06-07 20:01
タイトル : 『ルパンの消息』 華麗なる蛇足
著者:横山秀夫 書名:ルパンの消息 発行:光文社 隠し玉度:★★★☆☆ 直木賞決別宣言をしたベストセラー作家横山氏の「幻の処女作」。1991年サントリーミステリー大賞佳作。 15年前、美人教師 嶺舞子が飛び降り自殺した。それが実は他殺であるというタレ込みが所轄署に入ってきた。深夜の死亡推定時刻頃、男子生徒3人が「ルパン作戦」と称して学校に忍び込んでいたという。時効まで、あと24時間。本庁捜査一課の溝呂木は被疑者を落とせるのか? 当時すでに文体が完成していて、横山氏でなければ書...... more
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from booksjp
at 2005-06-12 18:14
タイトル : ルパンの消息
「昭和」という時代が匂い立つ社会派ミステリーの傑作!平成2年12月、警視庁にもたらされた一本のタレ込み情報。15年前に自殺として処理された女性教師の墜落死は、実は殺人事件だった――しかも犯人は、教え子の男子高校生3人だという。時効まで24時間。事件解明に... more
早速買った一人です(笑
聖月さんも買いましょう、、、。
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迷っている理由のひとつに、返却期限つきの図書館本の壁があるわけで・・・
買って積読したまま、そちらを先に読むのも・・・ってな感じで迷っているのですよ。 まあ、人より先によむことに、さほど興味はないので、しばらく待ちかなあ。
PNUさん こんばんは ブログで発露好きの聖月と申します(笑)
本書の発売、随分昔からいつになるのだろうと思っていたのですが、いざ出版されると、待ってもいいのかなあなんて。 読む本、たくさんありますものね。 多分、ご存知のように、でこぽんさんのところで、出たらすぐ読みたい作家の話していたのですが、荒山徹、こっちのほうが早く読みたくて、本日図書館入荷、順番待ち1に満足しております。 と、書きながら、やっぱ早く読みたいしい、みたいなルパンですね(^.^)
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bibliophage at 2005-06-07 20:16
こんばんは。他の方の書評みたら、だいたいほめてました。あらら…。
横山作品は好きなんですが、「半落ち」も最後でちょっと引っかかりました。「ルパン」はコストパーフォーマンスはとても良いので、買うべし!というところです。
いつ出るのかと思っていた実質のデビュー作ですからね。
ほんとにお手軽な値段で、色んなとこで感想あがっていますね。 私も本屋で手に取ったのですが、まだいいかって。目の前に積読本がたくさんあるもので(^^ゞ でも間違いなく読む本です(^.^) |
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