2005年 10月 25日
では、いきなり順位なしベスト3を発表!!! まずはユーモア家族小説の傑作 書評No559 ◎◎「厭世フレーバー」 三羽省吾 これを入れなきゃ始まらない、で始まって、あと2冊。 次は、やはりこれもユーモア家族小説ながら、その完成度は『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』より格上、そう 書評No553 ◎◎「サウスバウンド」 奥田英朗 もう、あと一冊になっちゃった。でもあと一冊となれば、もう決まり。 今年の押さえ本。その力量は誰も否定できない。ベスト1と言ってもいい。それは 書評No509 ◎◎「告白」 町田康 芥川賞作家が書いた、直木賞をこえるエンタメ文学!!! ・・・ と選んでいく中で、いれようかどうか迷った作品たちのことどもも。 既に2006年版聖月大賞を与えたライトミドル級の傑作 書評No556 ◎◎「犬はどこだ」 米澤穂信※ 力量、内在するパワーとも『告白』に匹敵の 書評No565 ◎◎「バースト・ゾーン -爆裂地区-」 吉村萬壱 文庫化されて初めて読んで感激した山田詠美の世界最強家族小説 書評No567 ◎◎「PAY DAY!!!【ペイ・デイ!!!】」 山田詠美 このミスに是非ランクインしてほしい 海外編は 書評No508 ◎◎「死を招く料理店」 ベルンハルト・ヤウマン※ 国内編は 書評No503 ◎◎「笑酔亭梅寿謎解噺」 田中啓文※ 読まなきゃ損する本年以外の出版本 書評No470 ◎◎「追憶のかけら」 貫井徳郎※ そして古川日出男ファン必読 書評No520 ◎◎「中国行きのスロウ・ボート RMX」 古川日出男 以上、以上、以上・・・今年もなんか終ったなあ・・・いや終らない。 明日はブログ書評大賞by聖月様の発表である。 いわゆる、本は読まなくとも、書評で読ませるという自画自賛の賞である。 多分、お下劣なやつが選ばれるだろう。 昨年もトイレネタだったし。 昨年の作品はこれだった。 ※印のみミステリー
by kotodomo
| 2005-10-25 07:40
| 聖月(みづき)様のことども
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Comments(7)
Tracked
from Ciel Bleu
at 2005-12-31 19:26
タイトル : 2005年度マイベスト本
いよいよ年末も押し迫って参りました。私もいつまでも本の感想ばかり書いてるわけにもいかないので(笑)、2005年度のエントリ、そして読了本はこれでもう打ち止めにし...... more
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by
Hermaione
at 2005-10-25 09:46
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もうこんな季節かしらね?
しかし、見事に一冊もノミネート本を読んでいない(==;;;; 時流から外れているね、私。
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by
七生子
at 2005-10-25 10:10
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ベスト3作品のうち、一作品だけ予想的中しましたわ。
でも3作品のラインナップを見てとても納得。『告白』は読みます…いつか^^;。 (あの作品かな?とちらり思ったけど、ミステリですもんねー。) 明日の発表も楽しみ楽しみ…でも、今年はもうこれで終わっちゃっていいんですか???
はい、もうこんな季節に私がしてしまったのです。
秋ですねえ。年末ですねえ。 的中の一作品は、あれは私の今年のイチオシですから。私が推さずに誰が推すってなとこですね。 結構ミステリー読んでますけど、最終的に人に薦めたくなるのは、やはり力を持った物語ですね。ミステリーを避けたわけじゃないのですが。 さてと明日はブログ大賞か。私、みんなでワイワイより一人で勝手に盛り上がるの好きなのです。独擅場だから。
ああ、わしも早く「厭世フレーバー」読まねばねばだ。
こんばんは。読者大賞blogです。いつもご贔屓いただいてありがとうございます。
えーっと、リクエストにより2005年新刊本ベストのエントリが、お一人様5冊までに増えておりますので、よろしければまたお越しくださいますよう、よろしくお願いいたします。 って、やたら仕事モードなのはなぜだ自分。すいません。聖月さんのおかげでだいぶと読んでますよ。↑。「サウスバウンド」はもうすぐ届きます。楽しみ。
おお、それは嬉しいお報せ(^.^)
ちょっとチョイスして乗り込もうかな。 『サウスバウンド』の面白さの安定感、風格といってもいいかもしれません。 お蔭で奥田作品、全部行く気になった作品。誰にでも進められる良書ですよ(^.^) |
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